詩人:アルバトロス | [投票][編集] |
瞼の裏になに光る?
行き場をなくした希望たち
瞳の奥になに光る?
足下照らせぬ理想たち
ビルの影になに光る?
お腹を空かせた子猫の目
僕らの明日になに光る?
キラキラ変わらぬお星様
僕にはまだまだわからない
本当の暗闇知らぬから
知らぬが仏というならば
僕は人間様になる
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煙草を吸う
少しのだんまりの間に
世界中の人間が
全て不幸になればいいのにと
そんなことを考えてしまったりする僕も
生まれてくるときには
幸せになってほしいと
母親に愛された
僕はひねくれちゃいけない
僕は信じなきゃいけない
ただ僕はまだ
あまりにも無力だ
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今日は全ての音楽がクソに聞こえた
なんでこの世に音楽があるのだろう
なんで詩が(詞が)あるのだろう
でも僕は音楽や詩が(詞が)なかったら生きていけないだろうけれど
アンチの精神が大好きだ
アンチって何かわかってないけれど
笑える自分に
しばしの休息をください
吐きだす息が汚すぎる
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誰かと分かり合いたいなんて
本当にくだらないけれど
独りで生きること
怖くて
逃げたくて
もしかしたら
割り切ることがかっこいい
みたいな
そんな感覚も
プラスしちゃったりで
つまり僕は
くだらないわけだが
独りで生きられない
僕や君やあいつやみんなが
寄り添うことは
僕にとって素敵なこと
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氾濫した言葉を
拾い集めて
継ぎ接ぎして
命を吹き込んでも
それは結局
僕自身と同じで
夢から覚めると同時に
存在すら忘れられてしまう
何も残せちゃいない
残っちゃいない
前方回転受身でかわして
また今日も
うまいこといった
あーうまいこと言った
それからどうする
トイストリー
これからどうする
問い素通り
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星空ルーフ
カボチャのスープ
君が何より好きなのかも
君と過ごすこの時間
あの日にワープ
クマの子ウーフ
僕はヘロイン
君はヒロイン
物語は終わるから楽しいのだけど
結末を探して夢を歩いたあのとき
オシドリフウフ
イかせてバイブ
答えはいらない
君がほしい
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歯抜けの小さな女の子
小さな手を大きく振る
彼女のその姿に
僕はかすれた声で
さよならと言おうとしたけれど
結局何も言えなかった
ああ、だから僕は死ねないんだね
思い出に命があるから
僕は死ねないんだ
目を閉じれば
あの子はまだ手を振っている