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アルバトロスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[276] ポケット
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僕のベッドが
ギシギシと音を立てる
それはきっと
積み重ねた嘘のせい

僕の行為が
君の好意に覆いかぶさる
明日はきっと
幸せを探しにゆこう

未来が選べなくて
本当によかった
君と違う未来を
僕は選んでしまう
そんな気がするんだ

時々雨なら
いつもは晴れ
マイナスをプラスに
変える魔法の言葉
ポケットにいつも入っている
だから大丈夫

2008/06/05 (Thu)

[277] 僕の意味
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君を幸せに
することはできない
だから僕は
君が幸せになることを
誰にも邪魔させない

2008/06/13 (Fri)

[278] 友達
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地球はひとりぼっちなのさ
真っ暗な宇宙に
ひとりぼっちなのさ
僕や君と同じように
ひとりぼっちだから
友達でいよう、いつまでも

2008/06/18 (Wed)

[279] 
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夏の暑い日には
太陽がニヤニヤ
雲がクスクス
僕がヘラヘラ
笑うんです

そして君がアハハと
笑う声が
僕は好きです

風が汗をかいている
そんな気がしました

今年も夏が来る

2008/07/04 (Fri)

[280] スイッチ
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夜になって
眠たくなってきたので
スイッチを切った

暗闇が訪れた
スイッチの場所が
わからなくなった

だんだん怖くなった
いつまでたっても
暗闇に目が慣れなかった

携帯電話が
ポケットにあった

君に電話した
受話器から君の匂いがした
僕は泣いていた
スイッチは君だった

2008/07/11 (Fri)

[281] ちゃんちゃら
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やりたい事
やったもん勝ち
青春なら
君はそう歌った

ヤりたい娘と
ヤったもん勝ち
性春なら
僕はこう歌った

安っぽい汗流して
働く僕らに
今日は悲しみの雨が降る
安っぽい涙流して
戦う僕らに
明日は喜びの風が吹く

噛み合わねぇさ
僕らは日々
形を変えるのだから

そうそうそう
そんなもんだ人生
辻褄を合わせなきゃ
生きていけない
そんなのは迷信だ
嘘っぱちを掲げよう

2008/07/17 (Thu)

[282] 昔話
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やるべきことはやったけど
やりたいことはできず
だから君に今日も
好きと言えず
下校の時間がきたんだ

2008/07/29 (Tue)

[283] 夕日は僕がどう思おうと夕日だ
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君と同じ夕日を見ていたと
正直な嘘をついた
僕の部屋からは夕日なんて
背伸びをしても見えやしない

その嘘は僕らを繋ぐ
唯一の「本当」になる
僕は君との電話を切った後
チャリに乗って海に向かう

重なりはまたズレを
生むだろうけれど
僕らは重なり合う
そんな不思議な現象を
夕日は全て知ってるように笑う
君がそこにいる気がした

2008/08/05 (Tue)

[284] 泣いたナイト内緒の話
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キミガイナイが訪れて
ユルセナイが過ぎ去って
モドレナイが降り積もり
ワスレナイが顔を照らした
そしてそこには
淋しそうに佇む
ナニモナイがあった

僕は近付いて
「また明日から生きてみるよ」
と声をかけた
「いつだってそうさ」
ナニモナイが答えた

僕は確かに温もりを感じた
君の温もりは
実は僕の温もり
愛し合うっていうのは
そういうことだったんだね
僕は確かに温もりを感じた
僕自身の悲しみを感じた

2008/08/09 (Sat)

[285] それがいい
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僕が死んでも
世界は変わらない
そう思うと
自分がちっぽけな存在に
思えてくるけれど

僕が死んだら
君の毎日が
変わってしまうだろう
そう思うと
いつまでも生きてゆける
そんな気がしてくる

死にたいなんて
やっぱり言っちゃダメだ
僕は裏切れない
嘘ついて生きていく
それが真実
だったらそれがいい

2008/08/16 (Sat)
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