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アルバトロスの部屋  〜 投稿順表示 〜


[286] さて何でしょう
詩人:アルバトロス [投票][編集]

自分が嫌い
そう思う僕は
ナルシスト
自分を見つめる
ナルシスト

君が好き
そう思う僕は
薄っぺら
君を妄想する
薄っぺら

もっと君のためだけに
生きていたい
君を嫌いになるくらい
君を好きでいたい

自分が嫌い
そう思う僕は
嘘つき
君が好き
そう思う僕は

2008/08/19 (Tue)

[287] 反戦歌
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戦争反対
世界を知ったかぶりして
世界に無視された

戦争反対
君を知ったかぶりして
君に無理させた

戦争反対
自分を知ったかぶりして
自分を無にさせた

「戦争反対」と
殴られたから
「戦争反対」と
殴り返して
無意味な表情が
辺りを見渡し
ほころびを探す

見つけた

2008/08/26 (Tue)

[288] 飴ちゃんペロリニコリ
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夜になって
部屋でひとり
ベッドに寝転んで
今から世界中が
眠りにつくのかー
なんて馬鹿なこと
考えてた

地球の裏側は
朝だって気付いた
地球って
やっぱりデカイんだな

うん
世界平和は無理だから
せめて明日から
優しい人になろう

みんなに優しく
地球に優しく
自分に優しく
全て愛する人にするように

2008/09/06 (Sat)

[289] 知らない街
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今日は晴れたから
ドライブに行こうか
どこか知らない街へと
ふたりで出かけよう
知らない街で
僕らはふたりぼっち
知らない君の表情に
僕は驚いて
また君に恋するだろう

知ってる声が僕を呼ぶ
目を開けると
君が笑っていた
ほら今日はやっぱり晴れだ
うん、おはよう

2008/09/11 (Thu)

[290] 
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辛い時に泣くと
化粧が崩れる
辛い時に笑うと
心が崩れる

そんな上手いこと
言われましてもねぇ…

とりあえず
何も考えず泣け

2008/09/15 (Mon)

[291] 台風の日の歌
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遠い空に近い空
どっちも真っ赤に
澄んでいて
これなら明日も晴れるな
気持ちいい朝が待ってるな

初めて君と手を繋いだ
雲があくびしてた
昼下がり
ちっともロマンチックではないが
一生忘れることはない

君の背を追い越して
時間も知らぬ間に
追い越して
会うのはいつも夢の中
横には女の君が眠る

大好きだとか愛してるとか
何回言ったかなんて
わからない
同じ言葉でもそれぞれが
違う愛しさを持っている
君が横で目を覚ます
気持ちいい朝が待っている

2008/09/18 (Thu)

[292] それは壁
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全てを打ち明けたら
心は楽になったけれど
君と僕の空間に
積み重なってそれは壁
隙間を埋めて
君と近づいたような
そんな気になったけれど
積み重なったそれは壁
君との会話に
こっそりと潜んでいた
隙間が恋しいけれど
君の声は僕の前で
失速して墜落し
積み重なってそれは壁

2008/09/21 (Sun)

[293] 魔法のほうきとガラスの一片
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ほうきで掃いた
ゴミの中に
キラリと光る何かが見えた

それはガラスの一片
僕はしばらく見つめて
それからそぅっと
それをポケットに隠した

人の悲しみなんて
そんなものだ
君をなくした今日だから
夕日が迫る今だから

僕はポケットの中で
ガラスのギザギザに
触れながら
宙ぶらりんな希望を
抱いていた

僕は今日夢を見よう
魔法のほうきで
空を飛ぶ夢を見よう
ポケットにはもちろん
ガラスの一片を潜ませて

2008/10/03 (Fri)

[294] 真夜中の真理
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しょうもない文章で
君への想いを綴ったら
おやすみとだけ返された
しょうもない僕が
そこにいた

そんな自分が
何故だか愛しくて
笑えてきたから
とりあえず眠って
また明日しょうもない僕で
君を思い続ける
その繰り返しできっと
10年後もいられる
しょうもない僕だから

2008/10/03 (Fri)

[296] (´ε`)な歌
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戦争を知らない僕が
戦争反対だなんて
無理がある
君の全てを知らない僕が
君が好きだなんて
無理がある

だから僕は
無理矢理で生きてる
知ったかぶりで生きてる
正確に言うと信じてる
自分が為すことを
ただただ信じて生きてる

2008/10/11 (Sat)
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