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雨蛙の部屋  〜 新着順表示 〜


[75] 空に近い場所
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唯少し人より
背伸びして
唯少し人より
遠くを見たくて
ほんの少しだけど
空に近づいて
だからね
僕は高いトコが
好きなんだ

2006/10/27 (Fri)

[74] 出会いの詩
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君と出会い
淋しさを忘れ
君と出会い
切なさを覚え

世界を彩る想いが
どんどん増えてく

君と出会い
退屈忘れ
君と出会い
不安を覚え

止まる事のない時が
どんどん過ぎてく

君と出会い
孤独を忘れ
君と出会い
優しさ覚え

望む事はたった一つ
君の隣に居られればいい

2006/10/27 (Fri)

[73] 風旅の綿胞子
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陽光を浴びて
黄金に揺れる
ススキソウ
風に舞う
わたぼうし
何処へ向かって
飛んで行く


夕陽を浴びて
茜に揺れる
ススキソウ
風に散る
わたぼうし
何処へ舞い降り
根を下ろす


月光を浴びて
白銀に揺れる
ススキソウ
風旅を行く
わたぼうし
見送る眼差し
跡にして
遠い空へと
消えて行く


僕の心も
わたぼうし
宙を彷徨い
風旅へ

2006/10/31 (Tue)

[72] まるで闇の底のよう
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願いはまるで
砂漠の大地のよう
一時の潤いをもたらす
恵みの雨も瞬く間に
消してしまう


祈りはるで
枯渇する湖のよう
一雫の潤いを求めても
ひび割れた湖底に
救いの雫の姿はない


心はまるで
深海の微睡みのよう
緩やかに穏やかに
流れているのか
止まっているのか
射す光も無く
広がるは闇のみ

2006/10/26 (Thu)

[71] 天空への憧れ
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理由など
ありはしない
ただ
居心地の良い場所を
飛び出して
たった一人
誰も知らない所へ
無力さと
消えてしまいたい程の
不安を抱え
たとえ真っ逆さまに
大地へ
叩きつけられようとも
僕は大樹の枝先から
未熟な翼を広げ
あの高い空へ
足を踏み出すよ


ただ天空への想いを胸に

2006/10/25 (Wed)

[70] 黒雲の牙
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漆黒の空がうねり

雲海が波打つ

怒号のごとき雷鳴は

雲間を飛び交い

黒天に碧閃奔る

山間に響き渡る

大地揺るがす轟音

大樹はぜ裂け

天雷一閃

黒雲の牙

2006/10/24 (Tue)

[69] 笑顔で君にサヨナラを
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一つの恋が実を結び

一つの恋が散って行く

「仕方がない」と

言い聞かせ

自分を騙し想いに鎖を

涙を隠し心に鍵を

笑顔で君に

「おめでとう」

心で君に

「さようなら」


2006/10/23 (Mon)

[68] 手繰る想い
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放しては
手繰り寄せ
離れては
手繰り寄せ
を繰り返し
何時かは僕の処へ
ただ
望みを込めて
ただ
願いを込めて
まだ見ぬ君に
想いを寄せて
今日も
手繰り寄せる事を
続けるよ

2006/10/23 (Mon)

[67] らくようの頃
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落葉の頃
思い出は優しくて
笑みが零れる
冷たい風さえも
優しく思えるほどに
ひらひらと
舞うように落ちる葉
その一枚一枚に
思い出は重なって
降り積もっていく


落陽の頃
思い出は悲しくて
涙が零れる
緋色の空さえも
暖かさを失うほどに
ゆらゆらと
揺らぐように落ちる陽
その一欠片一欠片に
思い出が重なって
沈み暮れていく

2006/10/21 (Sat)

[66] PC mind
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いつの頃からか
フリーズしてしまった心
ウイルスでも無く
エラーも無い
ただ
ただ動かない
いつの間にか
当たり前になっている
変化を求め
変化を恐れ
変わりたい
変われない
フリーズしたままの心

2006/10/20 (Fri)
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