詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
知っていますか
いくら丈夫な骨だって
中がスカスカだと
容易く折れてしまうんです
知っていますか
いくら強くみえる人だって
独りでいるならば
些細な事で崩れるんです
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僕に悩みがあるとすれば
素直でないこと
いくら人が羨もうが
凄いと賞賛しようが
僕は複雑で
有難うと笑ってはみるけれど
まだまだだと焦りを感じる
その焦りが時々
距離に思えて戸惑う
そして
雪が溶けて水となるように
漠然とした感情だけが溜り
すべてを海底へシズメル
ヒカリ トドカナイ
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ヤミに身を浮かべ
一人
悲しみも寂しさも判らず
ただ涙が溢れていた
諦めにも似た覚悟をして
夢を追いかけ続けると
誓いをたてた
それが
唯一の君と繋がりだから
悲しみや寂しさなんて
恐怖と共に覚悟の裏側へ
夢追う事が僕の支えなんだ
だから
とめないで
最後の我が儘を許して
ください
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たとえば
いつもの通学路
生暖かい午後には
洗濯物が風に揺れている
たとえば
海沿いの住宅街
幾千もの時を過ごし
じっと潮風から人々を守っている
それは
僕らの人生
毎日を重ねて
たくさんの気持ちを学ぶ事
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どうして僕はこうなのか
どうして
こんなに心温まるのに
人の優しさで包まれているのに
涙は溢れない?
「泣いたところ見てみたい」
そう友が言う程に
僕は人に弱みを見せない
僕も泣きたいよ
感動した時
苦しい時
君たちの前で泣きたい
知ってほしい
僕は強くないこと
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ねぇ
もし
もし
僕が想いを告げなければ
気まずくならずに
メルアドを聞けたのかな
月日に風化されず
はっきり好きだって想えたのかな
ねぇ
もう
胸は高鳴らないけど
恋だと明言できないけど
今の君を知りたい
そう想ってしまいます
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心と身体が喧嘩した
顔は笑っている
心は不貞腐れている
心は叫んでいる
頭は涙を塞き止める
些細ないざこざは
火花を散らし
やがて大きな爆発となり
培った色彩を
青のモノトーンだけにした
心と身体が仲直りする日
失った色は心へ戻り
浄化の涙が頬伝うのだろう
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眩しいほどの想い出を
胸に刻み
また会おうと
約束を結んで
分かれを告げた
未来という名の大空に
期待の翼で飛び立とう
この先不安で空陰っても
君と過ごした想い出が
僕らの力になる
忘れないで
君はひとりじゃない
道は違うけど
ともに飛ぶ仲間がいること
もし迷子になったら
思いだして
雪に誓った約束
僕らの道標を
また会おう
今度は桜舞うときに
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ねぇ知ってる?
僕はいろんな事に気付くんだ
いろんな事見えるんだ
だから
動けないこと
一歩が踏み出せないこと
日常茶飯事で
苦しくなるんだ
ねぇそんな時
電話してもいいかな
僕を救ってはくれないか