詩人:さきネコ | [投票][編集] |
気にしてばっかで
なんにも動かないで
ただ 来るのを待っていた
ずっと ずっと 待つだけだった・・・
知りもしないのに
うなずいてみたり
確信も無いのに
大丈夫って言ったり
失うこと怖がっていて
いつもここから 踏み出せずにいた
友情の固いキズナが もしも
壊れてしまったら 私は何もできない
虹の中に 夢をしまって
空の奥に 自分の言葉探して
一度きりの 大切な時間
守ってばっかじゃなくて 使ってみない?
弱虫よ 変われ!
笑顔で いこーよ!
幸せで作った 道の上でなら
笑顔はいつでも 絶えるはずがない
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今日 また誰かに出会えた
今日 また誰かと別れた
思い出の数は それぞれ違うかもしれないけど
出会いと別れ それは同じ
忘れない あのときの笑顔
忘れない あのときの涙
みんなみんな 心の中に
全部全部 入れておくから
一期一会の宝箱へ・・・
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幸せの 紙飛行機を飛ばしたら
遠くまで ぐんぐん飛んでいって
どこかでくるんと ターンして
再び 手の中へ戻ってきました
そういうものですよね 幸せって
誰かに与えたら 必ず帰ってくるんです
神様までは 届かないけど
神様はちゃんと 知っています
だから たくさん飛ばしましょう
できるだけ いっぱい
そして静かに 願いましょう
紙飛行機の届く 誰かのために・・・
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私はわざと 知らない道を選んだ
この足で 初めての道をたどってみたかった
必死で 必死で 言葉も忘れた
私に 素顔はなかった
いくら 岩に理想を彫り上げて
自画像と 綺麗に偽っても
それは 本当の私じゃない
ただの 固い岩でしかないんだ
変えることなんて できない
一度来た道は 戻ることができない
けれど これからの道なら
私がどんな風にだって 作り出していける
新しい道だから 踏みしめる足取りが軽くなる
真の自分に向かうための 1歩1歩だから
どれ1つ 無駄にはならない
すべてが この道の記憶として生きる
この道を 歩むものはいない
そう 私を置いて 他に誰も
ここを通るのは 最初で最後
私の足跡は くっきりと残る・・・
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今が 輝き始めた
運命の くさりが切れた
どうしよう どうするの
これからどうすればいいのだろう?
生きる?生きるって?
私はこうしているけれど
命?命って何?
わかるのに わからない
あんなに熱い 光も
胸を締め付ける 思いも
空から 流れる涙も
全部生きてるの?全部命なの・・・?
森が 歌ってる
風が 舞ってる
太陽は 光り
月は 静かに
空は 澄んでいて
雲は 流れていて
私は 向かってる
ほら 今が輝き始めた・・・
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少しずつ 変わっていく毎日
けれどそれに 誰も気づかない
ささいなこと 気にしない人間だから
その違いに 誰も気づけない
今の世界を 焼き付けて
そっと 瞳を閉じて
開いたときに ようやくわかる
どこが どう変わっていったのか
簡単そうで 難しい
だけど ずっと同じじゃない
必ず どこかが変わってる
しかし ほんのささいなこと
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なんで僕は 自由じゃないんだろう?
ゆでられて 塩をふられるなんて
まっぴらごめんだ
だから 僕は逃げることに決めた
僕に 翼が生えていれば
宙を舞いながら 遠くへいけただろう
けれど 僕は飛べやしない
だから さやから出る瞬間を狙った
ポンッ
反動をつけて飛び出すと
思い切り 宙に浮かんだ
けれど 僕は1メートルと行く前に
床に 落ちてしまいそうだ
床がぐんぐん 近づいてくる
僕は一か八かで 床をけってみた
すると 僕はまた宙に戻った
けれど 今度は落ちそうに無い
おかしいな? 僕は飛べないはずなのに
そうか! それは僕の思い込みだったんだね
僕は本当は 飛べるんだ
そう思うと すごく嬉しかった
でも でも寂しいな
仲間はみんな お皿の中
僕は せっかく飛べる力を得たのに
遠くまで 逃げようとはしなかった
フゥワリフワリ
僕はノロノロと でも確実に
お皿の中へと 戻っていった
やっぱり たくさんの仲間がいて
ここはとても 落ち着くな
型にはめられた 人生だって
幸せなら それでいいや
みんなと一緒に いられるから
僕には ここが 一番似合ってる
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風が流れてる 時とまざりながら
いつも誰かに 頼っている心
悪を広める? 無駄なだけ
優しいだけが すべての空間
旅人は行く 春を探して
太陽はそれを 見守っている
私の秘密 この地の光
それはとても 密かに隠れてる
雲の過ぎ行く スピード
まるで早送りのよう
私だけが ゆっくり
未来に向かってる・・・
夢を見たあとで
その心地よさに キモチが和らいだ
明日への坂道だって
そんなに 苦に思わなかった
時空をつなげる トンネルの中へ
思い切り 飛び込んだら
形ある 空気に静かに包まれ
そっと足元に降り立てる・・・
忘れないで 夢見る心
幼い頃にはしゃいだ 思い出
いつまでも いつまでも
純粋なキモチで 世界を見つめて・・・
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遠くまで続く砂漠
砂ぼこりを 巻き上げながら
ジリジリと 照りつける
太陽のもとに・・・
透き通った水が
なぜか美しく 思えた
命を守る ための
綺麗な宝に 思えた
まだ 終わりたくは無い
その先に 何かがあるから
わかっているのなら
あきらめる 選択肢は 無い
足が重くても
希望が 無くても
彷徨いながらでもいい
生きていく道を 見つけたい
果てしなく続く砂漠
砂嵐を 作り出しながら
ギラギラと 燃えている
太陽のもとで・・・
1滴の水を見つめて
生の素晴らしさを想った
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それは ロボットのような社会
みんな 重い何かを背負ってる
みんな 言われたとおりに動いてる
なんだか悲しすぎるよ
それぞれ 翼を持っているのに
綺麗な翼を持っているのに
そして こんなにも大きな
自由に飛べる空があるのに
輝けない翼なんて
せっかくの宝物なのに
少し気を抜いてみない?
そしたら そしたら・・・
きっと 飛べる
きっと はばたける・・・
自分だけの未来を
大空に描き出すよ
溶けない熱い勇気
ダメな翼なんて無い
鳥のように 鳥のように
ほら 魔法をかけましょう・・・
自分だけの夢を
星いっぱいに描くよ
消えゆく光じゃない
みんな 大切な翼を持ってる・・・
無限の可能性を秘めている・・・
さぁ開こう たった1つの翼を