ホーム > 詩人の部屋 > 里雨夜の部屋 > 投稿順表示

里雨夜の部屋  〜 投稿順表示 〜


[181] 春が待つ
詩人:里雨夜 [投票][編集]

肌をなでる優しい風

体を包む暖かい陽

綻ぶ桜の蕾

春はすぐそこで

僕を待っている

2009/03/19 (Thu)

[182] 半年
詩人:里雨夜 [投票][編集]




怒られるばかりだった

苦しいばかりだった

部活の日々が



今は

尊い

2009/03/20 (Fri)

[183] 夢(たび)の途中
詩人:里雨夜 [投票][編集]

暖かい陽を背に

陽気な鼻歌を友に

今日も僕は行く



蒼い壮大なる空に見守られ

緑息づく母なる大地を蹴り

まだ少し冷たい風に導かれ

今日も僕は行く



出会った人々と

廻り会った風土を

手土産に

まだ見ぬ目的地(ゴール)目指して

今日も僕は行く

2009/03/24 (Tue)

[184] 贈る言葉
詩人:里雨夜 [投票][編集]

さよならが言えなくて

ありがとうも涙で流れて

貴方を送り出す言葉が

声にならない

2009/03/25 (Wed)

[185] 春の心模様
詩人:里雨夜 [投票][編集]

旅立ちの季節



新生活への期待

新生活への不安

新しい人との出会い

親しい人との別れ



ワクワクとドキドキ



桜と空のグラデーション



曇り

時々



時々

晴れ
















そんな今日この頃

2009/04/02 (Thu)

[186] 愚か=性(さが)
詩人:里雨夜 [投票][編集]

人間は愚かだ

失って初めて
その大切さを知る


人間は愚かだ

失って初めて
その尊さを知る


人間は愚かだ

たとえ失っても
その尊厳に気づけない者もいる





人間は愚かだ

僕は愚かだ

2009/04/08 (Wed)

[187] 泣く
詩人:里雨夜 [投票][編集]

知らなかった

まだ
僕に涙が残っていたなんて



知らなかった

寂しさのあまり
まだ
声をあげて泣けるなんて





知らなかった

2009/04/09 (Thu)

[188] 休日はきらい
詩人:里雨夜 [投票][編集]

休日は嫌い

一人の時間が長いから


休日は嫌い

流れる涙が多いから






休日は嫌い

初めて心からそう思った

2009/04/11 (Sat)

[189] 伝える
詩人:里雨夜 [投票][編集]


一番伝えたい想い



あなたは
ちゃんと伝えていますか












命の有限を知り

伝えることを戸惑う私に

大好きな彼は言いました












命が有限であるからこそ

人の想いは

くすぐったくて

嬉しくて

人を変える力があるんだ














あなたは

大切な人に

あなたの想いを

ちゃんと伝えていますか

2009/05/30 (Sat)

[190] 黒髪に口づけを
詩人:里雨夜 [投票][編集]

指に絡めた黒い髪

サラサラと細く

愛しく

そっと口づけをした


君は白い肌を赤く染め

はにかみがちに下を向く


そんな君が

かわいくて

愛しくて





つないだこの手を
絶対に放さない


密かにそう誓った















あの綺麗な黒髪は

今は短く切り揃えられて

少し遠い地で頑張っている



迎えに行くよ

あの日の
君も知らない誓いを

今度は君に誓うために



言葉の代わりに

指輪と口づけを贈るから

君は

はにかみがちに

笑顔で答えて

2009/06/01 (Mon)
427件中 (181-190) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 43
- 詩人の部屋 -