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無題
2012/06/03(Sun) 俺は誰のために書いていたんだろうか 何を思って書いていたんだろうか 言葉は日がたつにつれ、ひとり、またひとりと去っていき 残された言葉は老いて呆けてしまい 見るも無惨な跡形 なぁ 俺はどうして詩を書いているんだ 何が俺に書かせているんだ 恋や愛なんて一度しかしたことがない それも一瞬だ その一瞬をどれだけ着飾れば詩と認めてくれるんだ 世界なんてたかがしれてる だだっ広くて自分がちっぽけに感じる そんなこと書いていて何になるんだ 今日したこと、夢の話、哲学、宗教、恋愛、散文 何を書けばいいんだ あなたたちは共感だのなんだの言うけれど そんなありふれた言葉にいちいち共感して 結局どうなりたいんだ 社交場だのなんだの言うけれど 詩を書いてるんだよ 詩を読んでるんだよ 詩を差し置いて何を話すんだよ あなたたちはただ詩を書く自分に恍惚としているだけで あなたたちはただ自分の気持ちを理解してもらいたいだけで あなたたちは詩を見ているようで見ていない そんな詩にあなたたちはどんな言葉を求めてるんだ なんのコメントもない票に喜んだり なんの関係もない票に感謝したり なんの悪意もないコメントに腹を立てたり なんの技術もない詩に票を入れたり 誰のために書きゃいいんだよ なんのために書いていればいいんだよ なんのためのシステムなんだよ どうすれば詩になるんだよ さみだれ
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