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黒夢の部屋  〜 投稿順表示 〜


[41] フェミニスト
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貴方は優しいね。

それは誰もが知っている。

その優しさは誰にでも平等。


貴方は優しいね。

それは私が一番知っている。

だからその優しさは

時に何よりも温かくて、何よりも残酷。


貴方は優しいね。

貴方の一番は、何?

2005/01/28 (Fri)

[42] 永遠の終わりに思うこと。
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貴方の隣に居て。
貴方と一緒に笑って。

それだけで幸せでした。
信じられなかった永遠が
此処にあると信じていました。

日常を貴方と共に刻めることが
最大の幸せだった。


もう貴方の面影を誰かに求めるのは止めます。

貴方は貴方でしかないことを
やっと理解できました。

心の整理がつけられそうです。

貴方のことを愛していました。


たった暫くの間でも
貴方の隣で笑っていられたことを幸せに思います。

貴方と共に
生きられたことを幸せに思います。


今この瞬間も
貴方のことを愛しています。


それだけが
儚い永遠に続く
私の想い。

2005/01/29 (Sat)

[43] 感謝
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ありがとう。
覚えててくれて。

ありがとう。
気を使ってくれて。

ありがとう。
僕のことを考えてくれて。

ありがとう。
勇気をくれて。

ありがとう。
好きでいさせてくれて。

ありがとう。
もう何も言わないから。

ありがとう。
もう何も言わないで。

ありがとう。
とても半端な優しさを。

ありがとう。
君の為の涙なんて
流さない。

2005/01/29 (Sat)

[44] 痛覚
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身体と心が悲鳴をあげる。

きっと掴んだ腕が痛いから。

きっと流れた涙が痛いから。

2005/01/29 (Sat)

[45] 自虐
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犠牲になるのは己の体。

やり場のない苛立ちが心を蝕む。

向ける先のない怒りの刃だけが

何かを狙って研ぎ澄まされる。


痛みだけがリアル。

夢見ていた僕を現実に連れ戻す。

血液という紅い色だけが

僕の世界を彩る。


楽にしてよ。

一思いに。

痛みなしには快楽なんて得られない。


役に立たない夢も理想もいらない。

痛みという快楽を僕に頂戴。

2005/01/29 (Sat)

[46] パズル
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簡単だけど難しい。

難しいけど解れば簡単。

複雑で傷つきやすくて

素直だったり違ったり。

そんな

パズルみたいな僕等の心。



足りないピースを互いに補い合いながら

寄り添って生きていく。

2005/01/29 (Sat)

[47] 最後まで
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くだらないプライド保ったまま
貴方との距離を縮めていった。
それが間違いだったということに
最後の最後まで気付くことのなかった愚かな私。

馬鹿みたいね。
今更貴方が恋しいなんて素直になって。

全て今更なのに。
貴方を愛しいと思うことも。
貴方に会いたいと願うことも。

素直になれない自分がもどかしかったわ。
憎まれ口を叩く自分が悲しかったわ。
それ程に
貴方が好きだった。

別れの時も私はいつも通りの私でいた。
貴方がいつも通りに微笑んでくれるのを待って。

でもあの日は違った。

貴方は真剣に私を見て
『だからお前は好きだったよ』
そう言った。

最高の殺し文句。
もう駄目なのね。
そう思って
私は【貴方の好きな私】を演じて舞台をおりた。

貴方は笑った。
いつもと同じ微笑みを浮かべて。

私は最後まで貴方に『好き』とは言わなかった。
『愛してる』だって言ってはいなかった。
貴方の誕生日のあの日
プライドを捨てて言ってみようと思ったの。

最後まで言えなかった貴方への言葉。
最後まで捨てる勇気がなかった私のプライド。

あの日私が泣いて貴方を止めたのなら
今の現実は変わっていたかしら。

『さよなら』
最後の言葉はこれにしておくわ。

『愛してる』だなんて
口が裂けても言えないもの。

私は
何よりもプライドの高い女だってことに気付いたから。

今更になって
それを捨てる気にはならないの。

2005/01/30 (Sun)

[48] 臆病
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怖かったんだ。

君が離れてしまうと思ったから。

目を瞑ればその瞬間に君が居なくなってしまう気がした。

抱きしめれば君を壊してしまう気がした。

何かを言えば傷つけてしまう気がした。

怖かったんだ。

君が愛しい故に。

初めての恋だったからどうしたらいいか解らなかった。

ごめんね。

勘違いさせて。

不安にさせて。

これからは沢山言葉をあげるから。

態度で示すから。

だから

これからも臆病な僕と一緒にいてね。


2005/01/31 (Mon)

[49] 親愛なる友たちに贈る唄
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今はまだ約束しかできないけれど。

少しずつ近くなる別れの瞬間。
近くに居て一緒にいることができなくなる。
僕にはそれに抵抗する術をもたず
また、拒むことさえもできない。

もう少しこのままでいたい。
このまま時間が止まればいいのに。

きっとそう望んでも僕は我侭ではない。
誰もが一度、そう願うことがあるのだから。

そして願う故に時間は残酷で優しい。
これから迎える別れの為に、僕の背を押してくれる。
別れの為の心の準備を少しずつ強制する。

その中で、僕はある希望を見出した。

今は別れないといけない時でも
生きていれば必ず何処かで出逢えるはずだから。
この世界がどれほどに広くても、大きくても
僕等はきっとまた会える。
確信も保障もないけれど
信じていれば、願っていれば
それは叶うかもしれない。

そう言っても離れたくないと悲しむ僕等の為に
ただ一つの約束をしよう。

信じるだけでは不安と言うのなら
せめて約束をしよう。

今はただ、それだけしかできないけれど
今よりずっと変わってるはずの僕等の為に
また、再び会えるまでの約束をしよう。



そうしていつかの未来で

僕等が笑いあえる日の為に

また再び会える日までの

約束をしよう?

2005/01/31 (Mon)

[50] 卒業の日
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いつも通りに別れよう。

僕等が別れるあの信号まで、笑いながら歩いて。

そこで立ち止まって信号が青になるまで話をしよう。

きっとその瞬間
僕は泣いてしまうだろうけど
笑って手を振るから。

いつも通りに首だけで振り返って
歩いていくその背を見送りながら。

そうして僕も前を向こう。

『また』
そう言って、希望の言葉を残しながら。

僕等しか知らない再会の言葉を
その場所に残しておくから。

2005/01/31 (Mon)
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