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雪 刀寿の部屋  〜 投稿順表示 〜


[329] 春に まぎれこもう
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たまには離れよう って言って、 そのまま 遠く・・・・切なく 寂しくて、悲しかっただけ    生涯が 過ぎ去った


にじむ涙は、月が思う 波しぶき    かすむ海に 流れる 残念な 怨み演歌


あぁ、
皆んな 家族で 笑う日々なのに、  ぼくだけ  じっと ふるえる
見る夢も無い 白いだけの冬を 見送り、 今度の春も また 淡い・まぼろし 


詩で踊った
愛を語った
それが ほどけて、ゆるんで、おちた

ただ、今は、もうすぐ やがて来る 春に成って、ほのかさに薄くまぎれたい

春に とけ込んで、流れて、ひろがるぞーー
桜の匂いで まろやかに吹かれ、 甘い はしゃぎ声に消えかかり・・・・・   そっと悲鳴で、ため息 ほほえみ、

2010/02/24 (Wed)

[330] 憎いほど吐息
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その、涙に 触れても いいですか?

静かな吐息が かかり、 憎たらしいほど 好きだから

あなたは 恋
目の中で ふるえた、この宇宙の軌跡星

夜空を越えて、 風の暗がりに ぼくは、飛び込み たい


愛した過去が、いつか また よくよく 来ます ように
ぼくら自身を涙に してしまい、 お互いの やわらかな、赤い頬から 流れて 滑ろう

きっと 爽快な冒険旅でしょう

ついでだから、豪快に 全身キッスの嵐で抱きつき、
あなたを もう 泣かせないように したい

あなたの 最後は、うれし涙を落とす 影の太陽神・・


でも、それまでに、あなたを たくさん見たい、 皆んなの かき上げる髪の横顔で、揺れる妖精とか・・



 ぼくを 少しだけ  許されたい、 皆んなが 笑う鼻先で踊ろう  漫才師トーク・と・落語めいたスピーチして、


この歌を なでてくれれば、 ハミングで 可愛く咲く チャーミングなチェリーを、感じる?
いつか また、 きっと 渡すから、思いの 花束を

2010/03/03 (Wed)

[337] みんなの涙
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スマイルは、取って置き
君との晩餐用に、一瞬だけ


いっつも
笑おうと無理するのは、もうストップさせて、

明るい 涙を 流し続けようか


ぬくもり さらさら と
 ゆっくり ひたひた、・・・・泣き節で 嘆こう


その、あいだ 

小さな炎が めらめら くすぶっ て、

赤い目の中 で、
きっと 夢が そこから、立ち上がって 来る

身体が、いいかげん、冷たさに そのうち 飽きる のさ



しくしく めそめそ べそかくだけ、かいたら、

あとは、大空に 背筋を伸ばして、燃えあがる しかない


だから、いいんだよ
息・つきながら、
「めぇめぇ」 悲しく、寂しく、落ち込んで しまえば


海と雲の すいぶん が、全部 
ひとみ の フィルターを 通して、
吸い込まれて、吐き出され、

それが 皆んな に うつって、
ウエエーン・・・
流れて、川になって、大河になって、道になり、

うるおう姿は、地球クイーンの 太陽・守護神への返礼

さみしいなら、さびしさを 抱きしめ よう
やがて、寒くなって、温もりを求め出す さ

海の お裾分けの 湖で、光る星は、 君とぼくの 明日への輝き だから

2010/03/16 (Tue)

[338] 夢の中の風景
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地球のうえを ころげて 遊ぶ

白い笑顔の魔法 で、とろける
チョコレート・アイスは、にがい はず

なのに、
泣き顔も 出ない、うれしぴょーん の お友だち



まあ、まあ、
夏から、ティーシャツ戦争で 破った・そで を 長く伸ばして

いつもと同じ でないように、恥ずかしそうな顔も みせない、意地っぱり

一人でゆける、宇宙冒険?
人と仲良くなんて、もう遅い、静かな眠りの 森の・たね
丸まって、やすめば、うるさくない 平和



飛行船の中では、
青空を首に巻いて、
セーターにしてしまうほど、広い恐竜ジャッジの ぼくたち

やさしいねー
ひどく、えらい 我慢を してきたから、
ケンカも したくない
甘いお菓子を わけてあげようと したんだよねっ

君も ぼくも、 涙を 分け合う 白い雲

これからも、人生!
少し きつい くらい 頑張るべぇ
無理は出来ないけど

ただ、じっと 座ってて、 エレベーターに乗っかるつもりで、無事なだけの 青春の記憶なんて、
薄っぺらで もろい  こわれやすい

自分から 文章を作り、料理を さばこう
どんどん 出てゆく、出っぱり、でべそ



風の朝は 遠い
ゆうひの 赤い線路が 長い

重たい肩は、ひしめき合う、声の、にぎやかな憧れさ

宇宙家族の 地球さんに、 ふるさとは のんびり

2010/03/16 (Tue)

[340] 船のうえに浮かぶ海
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家の中 に  ひろがる 海
水道が、汗と ドリンクに つながって、
ぼくの脳みその血管を道行き、

嵐に もまれた 記憶を続け、
ここで、瞑想を ・し・・

光り・ごっちゃ
霧も しんきろうも 
船ハウス の うえに 浮かぶ 海 と 蒸気

海なんて、気まぐれ だよー
夏を待たずに、押しかけて 来る


君は、世界を狭いと思う?
ぼくも、宇宙を広いと思わない


心が広ければ、すべて よし

胸ひとつで、時間を味方にして、無限の放送局
この 詩のスタジオ から、 空を 剥ぎ取り、
雲と太陽を 着込んで、 便所で 気合いを しゃべる・のさ。


思考道場 は、プールの へたな泳ぎ
クロールしてた 過去の時と、するつもりの 明日の ちょうど真ん中の今、プールが ぐるぐる ぼくの周りをスイミングしちゃう

考えながら、遊ぶと なぜか うれしげ


だから、

船は ぼくに乗ってる し、
ぼくが、海に見られて る

2010/03/20 (Sat)

[343] 自分を一人にして
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世の終わり に、
暗がりの 海 を 見渡し、

飛んで ゆける   はるか 向こうの、闇の穴


渦巻く 疑問 ・ もって、 過ごす 人生を
どこに 飛ばすのか  もったいない、風の甘い 春のささやき


ぼくを 孤独に した 人
好きで、好きで、 一人を突き詰めた

 明るく 泣けたら、さぞかし 楽だろう  社会は天国
 光る シュガーが、ひとみを うるおし、

 世の始まりに、
 太陽の 輝き を 吸い込み 

はいつくばって、すごむ    遠い あっちの、永久に眠れる布団の中

2010/04/03 (Sat)

[346] 歌で飛べる
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楽しそうな 歌手のそばで
歌さえあれば 何でも出来そうだ と思った 子ども・ごころ

ラジオは 乗る汽車の片隅に、ドリンクを置いて、
はずむ旅に、ハミングを連れて、

鳥も、空で 歌ってる

魚も、海の底で きっと 鼻歌を うなってる

多分、死んだ後も、ぼくらは、メロディーになって、風と踊れる

うれしげな ピアニストのわきで
指の喜びで 命をつむぐ 笑いを表現する 大人の豪華さ

森の春は、はずむ詩の朗読と とけあって、お茶のこうばしさを引き立て、
はじける愛の光で、君の心の動きを なぞって、

空は、植物に歌わせてる

海は、太陽をはじいて、雲の蒸気に作曲しそうになる

必ず、また生まれる前に、 ぼくらも、はしゃぐ音をあげて、太陽の木漏れびと、交われる だろうね

2010/04/29 (Thu)

[349] 田舎の深夜
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暗闇で 手を つなげない
くちびるも 濡れずに、海辺を漂うだけ

そんな田舎の、夜の夏前

色気がない
失恋しそうな緊張感がない
悔しさもない、激しさもない

ただのんびり



こうして、一緒にいて、何か 話すこともないけど

時間だけが、のほほん と過ぎゆく

のどかな涼しい風を 肌に受けて

ちゃんと ずーーっと寄り添えるかの約束も
するだけ なんぞや・・・無駄な感じ



「女は、そのまま  素朴が、可愛い」
なんて、分かったようなことゆってみて、
あなたに 自分をアピールしてみる


タハハ・・

少しは出来たかな?男を演じられたかな?
心配で

じっと胸にためた 涙は、夜空に舞い、宇宙に先へ行く

死んだら、今の 蒸発した涙を 追いかけて、ゆくんだよ ね
ぼくら

プレゼントは、この、ゆるさ
どうにでもしてくれっていう
ゆるやかで、地味な、  にぶく ゆっくり な のろまさ
トロトロ・・・トトロ・

2010/05/19 (Wed)

[353] 詩にしたくなる、妖精の姿
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「詩なんて、あやふやな感覚
いつの時代に流行ったっけー?」

そう言いながら、いたずらそうに微笑む人
からかう 思いを 見ないふりしてみる

でも、無念
あざやかに突き刺さる ささやかな光

くすぐる夏の 案内・潮風

鋭く この胸を刺す 笑顔は、にらむ
涙さえ浮かべる、可愛い 天使の爽やかさ
目をそらすほど、高鳴る 鼓動
君は、詩に住む エンジェルの舞い姿

2010/06/09 (Wed)

[356] 重く 思う
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歩く道が ぬかるみで、苦しい

痛い心 が、・・・重い

この 「苦しい」と言うこと、
「痛い」、と言うことが、分からなかった

なぜなら、悩んで 途方に暮れて、
暗い中 ゆえ、目は見えにくかった 耳も遠かった から

ヘビーに、つらくて、 どっぷり 落ち込んでた
気を吐く暇もなく、死んだように 眠るばかりで

ご飯が まずくないように、 あせをかき、疲れて、むさぼる
安らぎが、愛らしいように、 黒い闇を にらみつけて、寝床を飾る

軽い楽しみを 歌に託し、そよぐ光で 胸をあたためた

純粋で シャープな輝きが 出るといいな

2010/06/17 (Thu)
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