ホーム > 詩人の部屋 > 里雨夜の部屋 > 投稿順表示

里雨夜の部屋  〜 投稿順表示 〜


[121] 現代人
詩人:里雨夜 [投票][編集]

人目とか気にせずに

建前とか関係なく



好きなものは好き




違うものは違う







自信持って
言えたらいいのに

自分に
誇りを持てたらいいのに

2008/01/11 (Fri)

[122] 理由のないこと
詩人:里雨夜 [投票][編集]

どうにもならなくなったら

たとえば
窓の外をぼんやり眺めたり

たとえば
空や海や山に叫んだり

たとえば
足が向く方へ散歩したり




特に理由も意味もなく

思うままに

気のままに

過ごしてみようよ



そうしたら

たとえば
子供になって泣き叫べたり

たとえば
頭や心がすっきりしたり




この世界で

少しだけ頑張れそうな

この世界を

少しだけ好きになれそうな

自分になるかもしれないよ

2008/01/13 (Sun)

[123] 闇の融解
詩人:里雨夜 [投票][編集]

今になって
あの感情が流れだそうとしている

もう3年になる暗き闇

哀しみや悔しさを餌として
涙さえ取り込んだよ



強がりを決めこんでいた僕を

セメルでも

トラエルでも

なく

ただ中にあって

増殖と還元を繰り返していた



それなのに

今になって
溶け溢れそうになるのは

何故だろう



何故だろう

溢れないように塞き止めることに

多少なりとも
懐かしさを感じるんだ

2008/08/25 (Mon)

[124] 青春-部活
詩人:里雨夜 [投票][編集]

寝転んでも

座っても

立っても

痛くて辛いことがある



それでも

やめないのは

それでも

上を目指すのは





楽しさを知っていて

僕の一部で




何よりも

大好きだから

2008/01/19 (Sat)

[125] 中身
詩人:里雨夜 [投票][編集]

からっぽな僕に

詰めてください
















君なら

何を詰めてくれますか

2008/01/21 (Mon)

[126] 冬の夕世界
詩人:里雨夜 [投票][編集]

冬の夕闇は深く
街灯が鋭く射す



いつもの街並みは
いつもより少し遠い




神聖な雰囲気に
家々は息を潜め
寂寥を纏い空を仰ぐ












好きなんだ

冬のかんとした世界
限りなく黒に近い群青の空


一人になれるこの季節が
不思議と安らぐんだ

2008/01/28 (Mon)

[127] 走る
詩人:里雨夜 [投票][編集]

僕は走っていた


突き抜けるような青空に見守られ

切り抜ける風に励まされ

ただひたすら走っていた




何処へ向かっているのか

何を目指しているのか

わからない



何かに追われているのか

影なる自分を振りきりたいのか

わからない







けれど

息を切らしながらも

ひたすら走り続けていた

2008/01/30 (Wed)

[128] 壊れるよりも怖いこと
詩人:里雨夜 [投票][編集]

膝の腫れはまだ引かない



それでも僕は追いかける
















止まっているのは怖いから

2008/02/01 (Fri)

[129] 白き神秘
詩人:里雨夜 [投票][編集]

空を舞う綿雪は

妖麗で

幼気な神秘


静閑な雰囲気で惑わせ

悠然とした舞いで心くすぐる





ある者は哀しみを

ある者は愛しさを

その雪に託す












空を舞う綿雪は

痛みを知る

優しい神秘

2011/04/30 (Sat)

[130] 君のビンタ
詩人:里雨夜 [投票][編集]

過去から逃げてきた
できれば逃げきりたかった

普通の家庭で育った
普通の人間に憧れて

強く思えば
現実になるんじゃ

なんて
そんな気さえした


でも

やっぱり思惑通りになんていかないのね



いくら装っても
いくら懇願しても


こうやってバレちゃうし
君を傷つけたし


頬はジンジン痛いし















ごめんね
















ありがとう

2008/02/09 (Sat)
428件中 (121-130) [ << 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 >> ... 43
- 詩人の部屋 -