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[197987] 〜A法でJapanese〜
詩人:桜井 楓 [投票][編集]

キミらは なにを こんな ところで〜
愚痴やらを こぼし てんの〜?

古い 体質の この国で
家(ウチ)を 飛び 出し ても

なんかコレ 以前(まえ) あったよね?
そんなこと を思い出して みては

知らぬ間に 時代(とき)は繰り返し
また いつも 若人を
"試食する"


何が 起きても A法で
その時の 大人は 巧妙で
何も知らぬ 未成年(こども)は ウブだから
お金が欲しくて 飛び 込む

口が裂けても 軽快で
この あとの まつりは comb your hair
だからいつも 言ってんじゃねーか
襟を 正して 歩いてゆけ




とはいえ 現代(いま)は こんな悲劇
誰かに いつも 来てるの?

ゆるい 体裁の 集団で
肩を ほら並べても

なんだコレ? 知っちゃいないよね?
本音ごと 隠して みては

裏の間で 誤記を 繰り返し
まだいつまで 弱人から
"詐取をする"


何をやっても A法で
その多くの 知らせは 大儲け
とにかく カネ(懐)は 大事だから
腐敗をしてでも 掴み取る

この 国が割れても 計算で
この先の 未来は 永劫で
だからいつも 体たらく なんだ
鋭利な 刃物(感情)を 持ち 歩け〜


我らの 行き着く A法は
何度でも 難易度も A法で
大概に 互い 振る舞えよ
この胸(ハート)に ハードに 
突き付けろ





2023/05/02 10:30



[197985] 「詩人の部屋」無くなるかも
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

「詩人の部屋」に出会わなければ
下手くそなりにでも
ここまで書いてはこれなかった。
感謝しかありません。

2023/04/30 16:46



[197983] 重要なお知らせを読もう
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

皆さん、ありがとう。
データ移転忘れずに!
存続して欲しいけれど、どうなるんだろう。
シン詩人の部屋できないかなー

2023/04/28 05:49



[197982] まどろみ
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


甘やかな眠り つかの間の憩い

幼い頃まで 時間を戻そう

なお善き言葉を
疑いもせず

信じて笑った
私はどこに?

いまの私は罪人(つみびと)?

★★★★

2023/04/26 20:17



[197979] sunrise
詩人:あいく [投票][編集]

歴史をみて確率の分母を考えるのわ止めた

明日の朝日が昇らないならそれまでってことで。。。

2023/04/23 16:48

[197974] 寝床
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

糊のきいた
いい匂いいっぱいの
真っ白なシーツカバーの敷かれた
布団だった

祖母は祖父に晩年に先立たれ
離婚したばかりの叔父と
二人暮らしだった
そんな母の実家に
お盆休みがてら預けられ
床についていると

夜中になにか不穏な物音に目が覚め
どうしてなのか
胸騒ぎに鼓動が高鳴っていた
祖母はぶつぶつ独り言を吐き
子猫のミャーミャー鳴く声がすると
古い玄関の引き戸を開け
外へと出ていった

叔父の怒鳴り声で目を覚ましたのは
翌朝の事だ
大人同士の喧嘩ほど
子供に怖いものはなかったが
会話の内容に
目眩がする程に困惑した

叔父が言うには
飼っていた雌の猫
それが産んだばかりの子猫達を
祖母は夜中に紙袋に入れて
そのまま海に放り棄ててきた
と言うものだった

「人間がやる事じゃない」

叔父は激しく祖母を罵った
戦時中を知る世代の祖母の方言は
あまりにも聞きとりずらく
よくは聞き取れなかった
それでも、布団の中にくるまり
とても泣いたのはよく覚えている

祖母は果たして人でなしだったのか
今はあの子猫達の事を思い出してみても
全く涙が出てこない

時代もあった

真っ暗な防空壕の中
轟く爆撃音に
小さく縮こまるしかなかったと
話してくた祖母
彼女にしてみれば
離婚して、酒浸りでろくに仕事もしない
猫を連れて実家に転がり込んできた馬鹿息子の面倒と
たまに訪れてくれる可愛い孫達に与える
愛情以外に生活に何の余裕も無かったのだろう

祖母は私の為に布団をしっかりと天日干しをして
まっさらな白い洗いたてのシーツの寝床を用意してくれ
気持ちの良い香りにつつまれながら
わけも分からない悲しみに涙させてくれた
けれど
産まれたばかりの猫畜生には
その優しさを微塵も与えず
それどころか紙袋に放り込み
ミャーミャー鳴くそれを海へと放り棄てた
海へ投じられた袋の中がどんなだったのかは
想像するのにはありに忍びないが
ただ私には
防空壕と紙袋の中の惨劇が
祖母を中心に重なってしまう

それでも
糊をきかせた白いシーツを
干し終えた時
祖母はさぞかし
空をあおいだだろとは思う

どんなに命に追いすがられようが

2023/04/23 16:32



[197970] いつか
詩人:猫のあし [投票][編集]

ずっと自分を責めていたことから
解放された気がした

こういう自分だから理解できる人が

支えになれる事があるかもしれない

いつか 
もう少し強くなって

心細い誰かに
手を差し伸べられたら

そんな事を夢見て

今までの
自分を責めてばかりの
僕には

さよならした

2023/04/10 00:11



[197969] オデッセイ
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

いつか
僕らが
満天の
空の星数に似た
詩を
描き残す
旅をして

それぞれが輝き
翼を休めた蝶が
静かに
翼を開いていくように
美しさの結実を迎えて
花開かれっていって
くれたなら

誰かが
書いて、書いて、届かなかった
書いて、書いて、忘れられない
書いても、書いても、しかたのない
人の
奥底にあるやもしれない
ほんの
ただひとつだけでいい
核心に
言葉がなれるとしたなら

胸いっぱの
草原の匂いに
横たわり
ただただそれに
読み耽りたい





2023/04/09 18:39



[197968] ベジラスト
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

今にも消え入りそうな炎は
しぶとく明日もゆらめいているのだろう
桜の最後の花びらだとしたら
華麗に散りたいが
生き後れたこの姿はどうだ
そんな傲慢な考えを捨て
白昼夢の部屋から外に出ろ
寄り添う人の手を払い
傷つけ涙を流させた過去は消えない
うずくまるほどのつらさだったのか
誰も覚えていない父の背中より
狭い視野に映るドラマ
特別感のない苦悩に己を重ね
動かない私は未だ透明な不鮮明
今にも消え入りそうな炎は
しぶとく明日も揺らめいているのだろう

2023/04/09 03:40



[197965] 
詩人:夕空 [投票][編集]

それが全てではないことがこの世の救いでは?
神が人間を作ったとしたら
それこそが神の救われるすべであり
神にとっての救済であるのかもしれない
それこそが他や多様性の価値であり
正当性はどこにもない
あるのは違いだけ
あるいは違うように見えてるだけなのかもしれない

2023/04/05 23:21
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