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[190412] ツバサ
詩人:どるとる [投票][編集]


「旅に出たい」そんな気持ちが生まれたら

心を翼にして 空を飛ぼう 羽がなくても

行き先もわからない電車に飛び乗って

あてどもない旅はある日突然始まる

見たこともない景色を見たい
まだ出会ったことのない人や
知らない 国の知らない風
ほんのささやかな誰かの幸せ
小さな花を染める色

「旅に出よう」そう思うずっと前から旅人だ

笑ったり泣いたりする それだけの日々も

通り過ぎてく 眺め

涙に濡れた 思い出を
手を振って見送る
僕の瞳にはもう迷いはなかった

「旅に出たい」そんな気持ちが生まれたら

心を翼にして 空を飛ぼう 羽がなくても

「旅に出よう」そう心に誓ったら行こう

終わらない世界を終わりある命で飛ぶよ。

2015/12/27 19:24



[190411] 共振
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]


今試して浪人しないとどっちにも投稿できない
だから毎度ログインして書いてる
コンスタントに書くのは色々大変で色んな制限があるのだと知ったよ

僕は元々読むだけでよかったんだ
ただ夢見るような君の言葉に酔っていた
気持ちよかったよ、言葉酔い
響きが綺麗だったし感情の細かいふるえみたいなものが心を揺さぶった
そんな君が僕の相手を言葉でしてくれるなんて
それこそ夢だね
頑張らないと

でも、多くを望まないよ
これ以上の多くが降り注げばそれはそれは嬉しいけれど
言葉は全部比喩と受け取れば嘘ではないんだ
色んな解釈が可能だ、それが言葉の多義性
決して自分を卑下せず
これまでの確かな歩みは自分の勲章としよう
君にも僕にも、気持ちは確かにあったのだと良い方に取ろう
自分はまだ負けたわけではないし
ここで諦めなければ敗走ではない
向上していく方向を目指そう

君が騙すように逃げる夜も
侘しさが身に沁みるのだけれど
一方でその気持ちは理解できる気がするんだ
相手の気持ちは自分に伝染するし
その逆もそういうことがある
自分だって躊躇してしまうことはあるよ
得られる幸運があまりに大きいと持て余してしまうような気持ちにもなる
君を目の前にしてみれば案外普通なのかもしれないけれどね

君が最終的に選ぶものは何か?
それはまだ決まっていないだろうけれど
最高峰を手にするということはわかる
ゆっくり道草しながら行っても必ずその場所に到達するのだろう
君は努力家だから必ず望むものを手にする
君はそういう人だ

2015/12/27 17:35



[190410] 夜明けの街
詩人:どるとる [投票][編集]


うわのそらです 雨の中に涙が混じるから

雨音にかき消されるあなたの泣き声

暗い廊下を 吹き抜けてく名前もない風
かすかな息づかい 繰り返す呼吸

季節の街に 降る時の雨 あなたに降りかかる
悩ましい絶望が

切り刻む命を なんとなく 感じながら
待ちわびる夜明け。

2015/12/27 17:23



[190409] 夢うつつ
詩人:どるとる [投票][編集]


移り変わる景色の色が 色褪せながら

僕を 見つめている 優しい眼差しで

何もかもが 新しくなるなら
残した足跡は 消えてしまうのかな

ファインダー越しの世界は
かたちあるものを写真にする

回る フィルム レンズの向こうの
にじんだ青紫の空が
夜を優しく抱きしめてる

時計は いらないね 時間からはぐれた旅に出よう今から。

2015/12/27 17:18



[190408] 猫になる
詩人:どるとる [投票][編集]


通り過ぎてく毎日の景色に重なるように

増えてく思い出を 指折り数えてみる

いくらでも変わる 色褪せながらも

色づいていく 感情に気づきながらも

気づいてないふりで笑い転げた日々

駆け抜けた 長い この夜を
笑ったり 泣いたりして
ありふれた 言葉ばかりが
雨のように 降る 涙に濡れた僕らは

時間から はみ出した場所で
その日暮らしの 猫になる

路地裏に消えた尻尾にまだら模様の
見覚えのある黒と白のしましま

旅立ちにはいささか向いてない

風の強い日に 舞い上がった木の葉

見送る言葉もなく僕はただ見てた

吹きさらしの 部屋に 寝転ぶ退屈が
のさばる日曜日の戯れ言
テレビジョンに映る暮らしは
絵に描いたようなシルエット 僕らは

約束を交わしたことも忘れて
のんびりと空をお散歩 雲になる

いくつもの嘘にまみれた 本当を

言い尽くしたあとのだんまりを

言い訳とは呼ばないでねと

さらっと 泣き言ひとつ 情けないね

駆け抜けた 長い この夜を
笑ったり 泣いたりして
ありふれた 言葉ばかりが
雨のように 降る 涙に濡れた僕らは

時間から はみ出した場所で
その日暮らしの 猫になる

その丸い瞳に映るオレンジ色の夕日が沈んだら

人いきれの中を帰る ただのさみしがりやになればいい

あとは君がなんとかしてくれる。

2015/12/27 17:01

[190407] 君へ
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

あれ?こっちが書いてるうちにまた気が変わった?
僕は世界最大の欲張りをしていいのかな?
もし君に実際会えたら死んでもいいよ
「いつかまた会える」
その言葉を信じてみよう

もちろん、君の全てが好きだったよ
怒ったときの君の顔さえも、君を近くに感じられたから格別愛しいものだった
君は僕の内側を正確に感じ取ってくれて
離れていてもいつも心は傍にいてくれた
そのことに感謝しているのに不安になってごめん
ふたりで踏みしめた道は揺るぎがないって
それが一見どんなに奇異なものでも信じてみようか

君も正直揺れているのだろう
大事なことだから立ち止まってよく考えるのも当然だ
君の人生に何をなすか
今までの輝かしい土台の上にこれから更に積み上げてゆくものは何か
そんなことを考えてしまう
お互いに高めあえると君は言ったが
僕が君にもし必要ならば協力は惜しまない
自分の評価を少しでも高められるようにサボっていないでこっちも勉強もしよう

何度も諦め落胆したが
これからのことも期待しすぎることなく、でも少しは期待している自分がいる
もし無理でも絶対に怒ったりしないし、君が本気なら僕も本気出す
お互い頑張ろうね
あと少しの距離だ
それは近寄るほどに遠いのかもしれないけど
でも信じよう
お互いを

2015/12/27 13:44



[190406] 欲張り
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


私は物足りなさを
感じてるよ?
貴方に会いたいよ
手紙だけで
十分なわけがない

これは高望みなのかな?
私の我が儘?欲張り?

それにきっと
貴方は会わなきゃ
本当の意味では
信じてくれない

何回でも手紙を
繰り返しても
私が遊び感覚だって きっと思われる

それならちゃんと
会いたいよ
日時も場所も
ちゃんと決めて…

何かしらの連絡手段が欲しい
貴方と会う約束を
するために

会いたくても
会えないのは
連絡手段がないから

遊び感覚だとか
会いたくないとかじゃなくて
物理的な理由だよ


それともう一つ
規制はどうなった?
それだけは確認したい
本当はね
貴方と手紙のやり取りをしながら
貴方と会えたらの事を
いつも考えちゃうんだ
貴方に会ったら
上手に話せるかな
ドキドキしちゃって
モジモジせずにいられるかな
それより貴方の
話が声が聞きたいなって

そんなことを考えるのが 楽しみになってるの


これは私の我が儘かな?欲張りなのかな?

2015/12/27 13:16



[190405] さようなら
詩人:ゆなぎ [投票][編集]


触れたいだけの掌なんていらない
そこに感情がないのなら
それは無機物とかわらないから

あの雨の夜
君に触れた手は確かに震えていて
僕の隠せぬ思いが抱き寄せる君に
伝わってしまうのではと 不安だった

あれから、どれ程の時間が流れて
僕らすれ違ってしまったのかな

当たり前過ぎでわからなくなってしまう程
もう震え無くなってしまった手を
そっと二人、握りしめたままだった

ずっと夢の中にいられたらいいのに
叶わないから、二人解いた
そっと、握りしめたままだった手を

2015/12/27 11:18



[190404] 部屋
詩人:どるとる [投票][編集]


水槽みたいな ガラスの中に
映っては揺れる涙

言葉にすることも恥ずかしい
まだ 定まらないあやふやな気持ち

答えなんて 見つかるのかな
誰も知らない明日へ

閉じこもっても 魚になっても時間からは逃げられず僕は袋のねずみ。

2015/12/27 09:39



[190403] 顔のない歌
詩人:どるとる [投票][編集]


通り過ぎていく遠くの街を光があとにすれば

夜が結んだ結び目がするりとほどけた

はれて自由の身になった僕は 君を探しに旅に出る

最終列車の 微睡みに寄りかかりながら

いつか 胸に咲いてた花を思い出してた

行かないでそばにいて 押し寄せる感情の波

思い出の二の腕に 抱かれたまま 泣いていたいのさ

ここからは少し急な上り坂になるから。

2015/12/27 09:15
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