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[190108] ストロボ
詩人:どるとる [投票][編集]


数秒後の今なんて すぐにやってくるけど
数十秒後なら少し 間があるだろう

一分一秒を刻む 時計が僕にいろんな君を見せてくれる

日が沈めば夜がこの部屋にもやって来て
暗く沈んだ 部屋に今にも消えそうな明かりが 暮らしを 照らす

一人がさみしいわけじゃない
だけどあなたがいないだけで

僕は悲しみの中に取り残されるんだ
だから君の声を聞かせてよもっと

この世界は永遠じゃない 僕らに残されてる時間もさほどない

だから 大切にしよう まばたきひとつで終わる瞬間も

カメラのシャッターみたいにあなたを
この瞳に 刻みつけてレンズに 焼きつけて。

2015/12/05 21:15



[190107] 夜光虫
詩人:どるとる [投票][編集]


自殺者が 年々増えています
新聞を見つめて 今さらかと思う

誰かの つまらない話に
相槌だけうって 聞き流す

たとえば 楽に死ねたなら
僕だって 死にたいと思う

どうして 生きているんだろう

どうして 生きていくんだろう

もっといえば なぜ生まれたんだろう

わからないことばかりだ

答えのない ことばかりだ

でも 答えを出そうとするから

埋まらないままの解答欄には

埋め合わせのように

「ただなんとなく」
そんなあやふやな言葉でごまかした

戦争で1日に何人死ぬんだろう
命を大切にしようって言うけど

それは平和な場所でしか言えない
命がいつなくなってもおかしくない

国に生まれた人たちは日々 そんな思いと隣り合わせなんだろう

生きていることが正しいなら

死にたいと思うことは間違いなのか

生きることも死ぬことも出来ない僕は

地に足を着けることもできず

いつまでも 宙に浮いたまま

自分にさえなれずにいる

この街のだらけた雰囲気に

のみ込まれてしまう

明かりに群がる虫けらさ

風が 擦りきれそうなほどに冷たい

高架下で アスファルトの壁に寄りかかり

ここから見えるだけの星を探した真夜中

頭の上を電車が通りすぎてく

どうして 生きているんだろう

どうして 生きていくんだろう

もっといえば なぜ生まれたんだろう

わからないことばかりだ

答えのない ことばかりだ

でも 答えを出そうとするから

埋まらないままの解答欄には

埋め合わせのように

「ただなんとなく」
そんなあやふやな言葉でごまかした。

2015/12/05 20:49



[190106] 優先席
詩人:どるとる [投票][編集]


水が滴り落ちる音に気づけるだろうか たったひとつの命が

死にたいと 心から願う愚かさを
僕らは どんなふうに否定できるだろう

広すぎるこの街には 季節なんてないようで

生ゴミの臭いと曲がった 人々の背中

譲りもしない 電車の席
膝を擦る お年寄りを無視したような若者
優先席を 埋めるのはいつでも 学生

何がおかしいのかただ笑い転げて
辛そうにつり革につかまるお年寄りが
あきらめて前の車両に移る

その背中は何かを言いたげだったけど
僕には何も出来なかったよ。

2015/12/05 20:37



[190105] 逆上がり或いは自転車練習理論
詩人:どるとる [投票][編集]


駆け出す夜の スピードで 僕は行く

世界の果てまでも あらゆる壁を飛び越えて

出来ないと決めつけた 僕がいた

逆上がりにしても自転車にしても
要領は同じだと気づいたのさ

「出来ない」という先入観が 僕を出来なくさせているって

「出来ない」を 「出来る」にするには

この世界を 変えてしまうくらいの 強がりで

何度も ぶつかって 自分を試さねば

無傷なら傷だらけのほうがカッコいい

その傷のひとつひとつが僕の力になる

さあ 世界を 飛び越えよう

駆け出す夜の スピードを追い越して

弱さを 塗り替えるんだこの意地の悪さで

転ぶことを 負けることを恐れた

昨日の僕が抱いた恐怖は間違ってない

逆上がりや自転車の完全な正攻法なんてないよ

「出来ない」を 「出来る」にするには

この世界を 変えてしまうくらいの 強がりで

何度も ぶつかって 自分を試さねば

無傷なら傷だらけのほうがカッコいい

その傷のひとつひとつが僕の力になる

さあ 世界を 飛び越えよう。

2015/12/05 10:58



[190104] 道しるべ
詩人:どるとる [投票][編集]


歩き続けて ここまで来たけれど
宛もないまま ページだけがめくられる

お気に入りだったスニーカーは
白さをなくして汚れちまった

振り返れば たくさんの愛する人が
僕にいくつもの大切なものをくれる

たとえそれが価値のないものだとしても

どんな宝石より お金より かけがえのない思い出という名の

何処にも 売ってない ただひとつの宝物だよ

説明書もなければ ヒントもないな
道しるべがあるとすりゃそれはあなただ

軽くひねったら 折れてしまいそうな指先で 明日を指し示してくれるんだ

手当たり次第に 人に生き方をたずねて歩いた でも誰一人本当の生き方は知らない

この時間は 砂時計のように

時間が経てば 終わってしまう 跡形もなく消えてしまう

だからこそ生きていく意味があるんだ

どんなきれいごとほざこうが
正しいことは 正しいまんまで この僕の行き先を 決めてしまう
だけど 僕は弱味をにぎられてるわけじゃないから 自分の思ったように生きるよ

振り返れば たくさんの愛する人が
僕にいくつもの大切なものをくれる

たとえそれが価値のないものだとしても

どんな宝石より お金より かけがえのない思い出という名の

何処にも 売ってない ただひとつの宝物だよ。

2015/12/05 10:40

[190103] 夜明けの歌
詩人:どるとる [投票][編集]


夜の終わりを告げる ように 太陽が降らした陽射しの雨

体中浴びて 夜明けに間に合うように走れ 止まらないスピードで

誰かが戯れに描いたような世界なら
せっかくのこの気持ちも まやかしなのかい?

燃えるように 沸き上がる 利かん坊の情熱は やがてこの世界をひっくり返すから

空を飛ぶ 鳥のように 翼を広げた夜は

羽ばたいていく 誰も知らない明日へ

夜明けは すぐそこまで近づいてきてる

知りたいよもっと知らないすべてを

一度はあきらめた夢を追いかけるなら

今しかないと 迷いを捨て踏み出す一歩は

世界にも 手が届くくらいなんだ

盛り上がりの場面を 通り過ぎてもさめないボルテージ

どこまで行けるかなあ 思案してるんだ ない頭つかって

退屈紛れに 広がった大地と空だって
そこには 愛すべきたくさんの人がいる

ペンを握りしめたとき きっと神様は
薄っぺらい僕らの命に 心という歯車をはめたよ

地球が回る 空がだんだん暮れていく

それはまるで 舵をとる船乗りの格好

どんな夜も明ける 悲しみのあとの朝も

ドアを開けよう その先の世界へ行こう

またひとつ何かを失うたびに

失ったぶんだけ何かを手にするだろう

抱きしめた光は 僕だけの太陽だった

卵が割れるように

ひび割れた隙間から
差し込む 陽射し

サーチライトの要領で

世界を瞬く間に照らした

それを奇跡と呼ぶなら もう奇跡は起きている
僕らがその担い手だ

空を飛ぶ 鳥のように 翼を広げた夜は

羽ばたいていく 誰も知らない明日へ

夜明けは すぐそこまで近づいてきてる

知りたいよもっと知らないすべてを

一度はあきらめた夢を追いかけるなら

今しかないと 迷いを捨て踏み出す一歩は

世界にも 手が届くくらいなんだ。

2015/12/05 10:29



[190102] メッセージ
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

闘うことで繋がって
いられるのなら
私はあえて闘わない
何が何でも終わらせる
強引にでも幕引きを

分かってるさ
繋がっていられる事が
どれほど嬉しくて
どれほどかけがえのないことなのか

一瞬でも気を抜いたら
また貴方に心を
かっさらわれる脆さも
懲りない奴だなぁ…私って
でもね 顔を合わせたら 上手く行かないことだってある

堂々巡り
同じことの繰り返し

それが分かっていて わざわざ傷つけ合う道を 選ぶこともないだろう

もう時効だよ今更ね
というより 私は貴方に 傷つけられたことなんか 一度も無いわ

むしろ傷つけたい衝動に駆られたとき その矛先が私に向いたことは良かったんじゃないかな?
他の人に向くよりは

孤独も 不安も 悲しみも 恐怖も 虚無感も 憂鬱も よく分かる

ホント 生きにくい
世の中だよね

傷つけたい 壊したい衝動だって 仕方のないこと

だからもう恨んでないよ 今なら心から言える 「貴方らしく生きて」

好きなことをして 好きな話をして 好きな人たちと 楽しく過ごせばいい


今まで、自分を犠牲にして辛かったね 寂しかったね
でもよく頑張ったね

その生き方自体が 尊敬に値するほど
凄いことなんだよ

そしてきっと
本当の貴方は
温かくて 甘えん坊さんで 優しさの塊のような人

私は今でもそう信じてる いや、確信してる

だって甘えん坊さんな貴方が私は大好きだったんだから

だからこそ
してほしいことがあったのなら 抑圧しないで 甘えて振り回してほしかった

手に入らなかったものも 失ったものも 欲しいモノは 自分の手で いちから
築き上げればいい

でも忘れないで
貴方らしく生きること
もうこの先 会うこともないだろうけど
貴方の幸せと活躍を
心から祈ってる

2015/12/05 05:50



[190101] プラネットのすべて
詩人:壬治 [投票][編集]

向かい風はやがて追い風に
追い風はまた向かい風に

きまぐれな空と宇宙の星
ありふれた時間
今しかない、今
瞬間が紡ぐ奇跡

天地創造、森羅万象
ありとあらゆる
この世の不思議
有象無象の命と愛と言葉
けれど確かだ
ただ一つ魂の在り処

もっと聞かせたい
メロディーがあるよ
ここにはそれが溢れてるんだよ

目を開いてなお夢見るために
目を閉じてまた夢がはじまる

あらゆる天使に囁きかけて
道標を探すように
月も太陽も、いつだって
微笑みかけている

目に見えない力と
たくさんの奇跡が重なりあって
ぼくらは宇宙の中で
生かされていると

~God's in His heaven.
All's right with the world.~

長い長い詩を刻むように
心をこめて足跡をつけていけ

すべてが一瞬で
崩れ去ることもあるが
解っていても積み上げてくれ

世界の厳しさも
やさしく微笑む瞬間も
いとまなく続いてる
きっと君とも繋がっている

2015/12/05 03:16



[190100] unknown
詩人:壬治 [投票][編集]

たぶんあの時はどうかしてただけ
悪魔に取り憑かれてただけ
なにかを傷つけたい気分だっただけ
たまたまそれが君だっただけ
代償のようにさいごの微笑みが
呪いみたいに脳裏に焼きつく
言葉はいつも心を裏切る
頭の中の地図は完成しないまま

2015/12/05 03:13



[190099] BYE
詩人:壬治 [投票][編集]

夢の中でさえ悪態をついてたけど
この頃は素直に返事を返したりしてる

これだけでも凄い進歩だね
そんな些細なことにちょっと満足してる

日々進んでる何も変わらないと
嘆くような情況でもきっと心は成長してる

あなたにだっていまなら目を見て
別れを言える気がするよ

2015/12/05 03:03
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