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[190125] この世はシュールで壮大なパロディ
詩人:芥子、 [投票][編集]

枝毛を見つけた?
でも気にしない!
この世はシュールで壮大なパロディ

ちょっと太った?
でも気にしない!
この世はシュールで壮大なパロディ

あのコにフラれた?
まぁ次があるさ!
この世はシュールで壮大なパロディ

恥をかいても?
それも経験!
この世はシュールで壮大なパロディ

この世はシュールで壮大なパロディ

むしゃむしゃ甘い夢の国の
空気を吸えばトリップできるの
あの世はクールで荘厳なパラダイス

まぶたを縫いつけても
意味ないよ目ざめるんだよ

唇にチャックをしても
関係ないよ魂はやかましいモノ

心に鍵をかけたって...膨れあがる本能

大人しく女の子らしく
なんてまぁ馬鹿げてる

大人らしく男らしく
なんてほんとにまぁ馬鹿げてる

2015/12/07 18:49



[190124] 今夜のレイトショー
詩人:芥子、 [投票][編集]

うんざりするよ。飽きることなく
またおなじ失敗くりかえす自分に
今度こそさよならって思うけど
誓いをたててもいきなり無敵にはなれない

きみの目に映る世界の色は
きみだけが知るオリジナルの彩だから
きみにだけ聴こえるメロディーならば
きみだけが救える。はずの心模様

あともうちょっとで傾きそうな
こんな不安定な暮らしの中でも
かすかに願える信じられるものが
あるとすればそれは。ふたりの未来だけ

きみの心が生んだ世界の壁は
きみだけが壊せる意識の中の障害
きみにだけ通じる合言葉さえあれば
きみだけを。信じていけると思ってた

だからどうして。別れが必要なのか
わたしにも分かるように説明してくれない?
滑ってゆく言葉をまたかき集めて
ここで組み立てるさびしい罠と

ぎりぎりのレイトショー。今夜さいごの
ふたりのさいごの幕が開けるよ

微笑むように泣いた
うつむいたりは。しないよ
きみの脳にすこしでも美しく焼きつきたい

2015/12/07 18:44



[190123] Hands up!
詩人:芥子、 [投票][編集]

手を挙げろ!
無駄な抵抗はよせ
きみはもう

包囲されている!

居直って
開き直って
そう。すき、と言え!

ただそれだけの

永遠の無条件降伏

2015/12/07 18:42



[190122] シンプルだけど…
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


貴方は凄いね
逃げ出したそばから
すぐに私を見つけ出す

それとも これは偶然?

だったらこれも 運命か



嬉しかったよ この上なく

でも敢えて

気付かない振りをするね?

貴方には

守らなきゃいけない掟があるでしょ?

他の娘息子たちに

示しがつかない

なんてことにはさせない


大丈夫 私はいつでも
ここに居るよ

貴方が躓きそうになったとき

受け止めてあげる

私が転びそうになったとき

いつも支えてくれた

あの時みたいに


貴方は凄いね
逃げ出したそばから
すぐに私に追い付く

それとも これも偶然?

度重なる驚きも

いやはや運命なのか

ドキドキしたよ

ときめいた

でも敢えて

気付かない振りをするね

貴方には
破れない掟があるでしょ?

娘息子たちを守れない
なんてことにはならない


大丈夫 私はいつでも
ここに居るよ

貴方が躓きそうになったとき

受け止めてあげる

私が転びそうになったとき

いつも支えてくれた

貴方みたいに



寂しくなったら

泣きたくなったら

いつでも おいで

シンプルだけれど

貴方への 貴方にだけの

言葉で迎えるから

2015/12/07 00:33



[190121] 君の街まで
詩人:どるとる [投票][編集]


冬の空が ため息さえも 白く染めて

ふと 立ち止まる道 名前もわからない花を見つけたよ

やっと 忙しい毎日から抜け出したとき

街はクリスマス一色で
赤や緑の 飾りできらびやかに輝く駅前のツリー

君に会いたい 言葉にするより 先に

会いたくなるのは どうしてなんだろう

プレゼントを抱えた小さな子供が

駆け抜けていく 満面の笑顔たたえて

幸せそうな顔ってあんな顔をいうのかな

君の街まで 出した手紙が届く頃には

きっと 飛行機のチケットを持って

君は 僕に会いに来るって 知ってるんだ

夢から目覚めた 暖炉の薪が割れて

雪が 降ってきそうな空だから
こんなにも夜が待ち遠しい

いつもの街とはまるで違うんだ

にぎやかな笑い声があちこちから 聞こえる
僕は人混みに酔う

内緒で買ったプレゼントの中身は

君も知らない とっておきのとっておき

粉雪が ちらほら 赤レンガに 降って

白い道が まっすぐ伸びている

公園通り 人恋しさに焦がれた

君も僕と同じ気持ちになったりするのかな

なんてことを 思いながら夜を待っている

大人にだってクリスマスはあるんだよ

ひそやかな 約束のように

空から 落ちた 雪のかけら

誰かがつぶやいた

「メリークリスマス」

プレゼントを抱えた小さな子供が

駆け抜けていく 満面の笑顔たたえて

幸せそうな顔ってあんな顔をいうのかな

君の街まで 出した手紙が届く頃には

きっと 飛行機のチケットを持って

君は 僕に会いに来るって 知ってるんだ

今夜は誰もが 幸せになれる日 クリスマス。

2015/12/07 00:04

[190120] つよがりの為の処方箋
詩人:どるとる [投票][編集]


ねえ笑ってよいつもみたいに
僕みたいに強がらなくてもいい君は
弱さなんか 知らないんだろう

勝手にそう決めつけていただけなのかな
弱さを知らない人なんかいないのに

君が僕に見せる笑顔の向こうには
どんな涙が隠れているのかな

強がれないときは 僕の胸で泣きなよ
止まない雨なら 待てばいいんだから

それほど人は強くはなれない
だけど弱さに勝つ強さも持ってる

だから残された意地っ張りで
これでもかってくらいに生きてみる

あなたに処方されるのは
つよがりの為の処方箋

ねえ我慢はするだけ無駄だよ
下手くそな 言い訳なんてしなくても
ありのままの姿でいつもいたいよ

繕ってばかりで 素直さをなくした僕は
人の目を見て 話せなくなっていた

嘘をつかずに本当の心で向き合えたら
さらけ出した醜さまで愛してくれたら

眠れない夜は 眠くなるまで夜空に散らばる星を一緒に数えた

悲しみを知れば知るほどになぜか
同じだけ優しさも知ったんだ

だから その優しさで君を愛してみる
下手くそかもしれないけど ごめんね

間違いだらけの 薬の副作用
「君が僕を ずっと好きでいてくれますように」

あとから 効いてくるよ
わがままな 僕でも
なぜ愛してくれるのか
なぜ抱きしめてくれるのか
その答えは 君も僕と同じ気持ちだから

強がれないときは 僕の胸で泣きなよ
止まない雨なら 待てばいいんだから

それほど人は強くはなれない
だけど弱さに勝つ強さも持ってる

だから残された意地っ張りで
これでもかってくらいに生きてみる

あなたに処方されるのは
つよがりの為の処方箋

用法用量を守ってご使用ください。

2015/12/06 22:19



[190119] 引き出しの中の未来
詩人:どるとる [投票][編集]


未来ってどこにあるんだろう

未来ってどんな色?どんなかたち?

引き出しの中に しまわれた

たくさんの思い出は押し花のように

空に浮かんだ いくつもの雲が

白い理由を 僕は知らない

だから知りたいよ

たとえば はじめて抱いたこの気持ち

ほっぺたを赤く染めるささやかな 恋心

幼さや恥ずかしさと一緒にしまわれた

きれいな色をした引き出しの中の未来

未来って どちら様ですか?

未来って どこの県の町ですか?

いつも通る道の片隅に咲いた

花が枯れた日に 流れた涙は

きっと 名前のない気持ちだから

何色って 言えないんだよ

言葉にならない気持ち

たくさんの出会いと別れの旅

涙を知らなければ 優しさも知らなかった

喜びと一緒に学んだのは悲しみのある意味

誰にも見せたくない 僕だけの宝物

キラキラ輝いてる
宝石よりも 価値あるダイアリー

たとえば はじめて抱いたこの気持ち

ほっぺたを赤く染めるささやかな 恋心

幼さや恥ずかしさと一緒にしまわれた

きれいな色をした引き出しの中の未来。

2015/12/06 22:02



[190118] 夢をくれた人
詩人:どるとる [投票][編集]


あなたがくれたものはたくさんあって

僕のカバンにはとても入りきらない

引き出しの中にしまった思い出や

夏休みの絵日記の続きのストーリー

漫画の中に あなたが広げた世界

ページをめくるたび
知らない世界に僕を連れていってくれる

行ったこともない国 の人にも会える
未来も過去も 自由自在 はるかな時を旅する

小さな種が花になるように
僕の心の畑に 咲いた 色とりどりの夢

両手の指でも足りないほどのロマン

君は見せてくれた 窓の向こうの景色

青い空に浮かぶ白い雲がなぜ

羽もないのに空を飛ぶのかを

本には載ってない夢をくれた人

不思議な 世界の扉が開いて
ドアをくぐれば そこは知らない世界

まるで バケツいっぱいの夢を こぼした世界 世界はまだまだ知らないことばかり

あなたがいない この世界の景色は
少し寂しいけど残した光があるよ

ラララ ラララ

紙の上に描かれた 平面の世界

あなたは命を吹き込むように

ペンを走らせる 夢は心の中に生まれる

目を閉じて 思い描く ことで 広がる世界

ページをめくるたび
知らない世界に僕を連れていってくれる

行ったこともない国 の人にも会える
未来も過去も 自由自在 はるかな時を旅する

小さな種が花になるように
僕の心の畑に 咲いた 色とりどりの夢。

2015/12/06 21:50



[190117] 種をまく
詩人:どるとる [投票][編集]


花ひとつ咲いてないさびしい田畑に

あなたは 夢の種を蒔いてくれました

ありがとうでは伝えきれないから

この歌を贈ります 未来で待っていてね

ラララ ラララ

すべてのいのちに同じだけの輝き。

2015/12/06 21:35



[190115] 君の街まで
詩人:どるとる [投票][編集]


手紙を 送りましたが
お体に おかわりはございませんか?
なにぶん遠く離れているので 風の噂も届きません

僕の勝手な 言い分だけが文面を埋める
だけど あなたを思えばこそのわがままさ

愛しているとか 今さら 言いませんが
ただあなたにもう一度会いたい

そんな気持ちがある

下手くそな 文字の手紙 白い 紙の上に

涙を降らす あなたも同じ気持ちだった

春が来たなら きっと行くよ 君の街まで

押し花もひとつ 入れました 貝殻も
君が気に入ってくれるといいな

何十枚も 書き直したんだよ 封筒や便箋にもこだわったよ

僕の つまらない 話にも笑わないで真面目に聞いてくれたのは君だけ

あなたの毎日には どんな 笑いがあるの どんな涙があるの
聞かせてね 教えてね

懐かしいあの声で

ピンクの便箋と封筒 僕には似合わない花柄

今朝返事が来たよ 写真が一枚入ってた

すっかり大人になってた君がいたよ

かわいいというよりももう

きれいって言葉がよく似合うのは

時間の経過を物語ってる

下手くそな 文字の手紙 白い 紙の上に

涙を降らす あなたも同じ気持ちだった

春が来たなら きっと行くよ 君の街まで。

2015/12/06 19:35
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