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[190488] プラネタリウム
詩人:どるとる [投票][編集]


夜空を見上げる 誰もが
星を見て 空想するだろう

遠い昔の人が 星に名前をつけて
星にかたちを与えたように

まだ知らない遠い宇宙の果てに
思い馳せる夜には 心に夢があふれる

目を閉じた 暗闇に星を 浮かべてみれば

それは 素敵なプラネタリウムのようだね

今流れたあの星はどんな物語を語るのかな

想像するだけで 夢はふくらむよ

眠れない夜に 読んだ 絵本の中に
広がる 世界を見ているような

耳をすませば星のささやき声も
聞こえてきそうな不思議な夜だから

時間から はぐれた旅に出掛けよう
朝が来るまでのささやかな小旅行

数えきれない星たちと同じだけの命が

この地上にも生きて 呼吸をしている

そんなありふれたこともまるで魔法のように

視野を広げれば 不思議なことだ

今だけは 言葉をしまって
少しだけ 言葉に頼らずに

ただ あの夜空を見ていよう
そしてその美しさに目を奪われよう

そして生まれる汚れのない気持ちを抱きしめよう

目を閉じた 暗闇に星を 浮かべてみれば

それは 素敵なプラネタリウムのようだね

今流れたあの星はどんな物語を語るのかな

想像するだけで 夢はふくらむよ。

2016/01/04 22:13



[190485] 恋に生きたい
詩人:じゅりえっと [投票][編集]


Ah〜!

風のように
蝶のように

宝石のように煌びやかに
私は自由でいたいの


お花のような恋に
甘酸っぱく切なく
少女の初恋のように
キラキラと輝いていたいわ


もし純潔を表す
白いドレスと花冠
それを身に纏ってしまったら

あの甘酸っぱく
幸せな時間は
奪われてしまうでしょう

そう 永遠に
二度とは戻らないわ

だから私は自由でいたいの

揺れる木の葉のように
甘く香るお花のように
ドキドキしてソワソワして
大好きな御方の腕の中で
甘く素敵な夢が見たいの


いつまでもずっと
健気な少女のように
はじける恋をしていたいわ


歌うように
語るように
踊るように


私は恋に自由に生きたい

2016/01/04 02:25



[190484] エンディング。
詩人:もとり [投票][編集]



小さな彼女は視線を落とし

赤く染まった輪郭を撫でながら

届かぬ言葉を紡いでいく



結末がいつも幸せなんて

一体誰が決めたっていうのかしら


シンデレラの硝子の靴は壊れてしまった

眠れる森の美女は誰にも知られず朽ちてゆき

白雪姫は毒に侵され息絶えて

人魚姫は愛したが故に泡沫の様に溶けていく




現実は醜く残酷で

夢だけでも見ていたいだなんて

可笑しな話でしょう



愛しい貴方はもう居ない

在るのは置き去りにされた私と残骸


愛でる様に指を滑らせ

静かに彼女は別れを告げる



安らかにと願いながら

捧げる歪んだ鎮魂歌



2016/01/04 00:13



[190482] 雪が降る街
詩人:どるとる [投票][編集]


雪が降る街を行く
僕は一人きり

お気に入りのスニーカーと
忘れられない歌を連れて

空の終わりを探すような そんな宛もない旅に出る

言いそびれたありがとうや
今すぐ伝えたい想いを胸に

雪が降る街を行く
僕は一人きり

うぬぼれたように
酔いしれたように

心と体は 寸足らず

ほら 雪が足跡をつけたそばから埋めてく

振り返ったらもう 消えてるわだち。

2016/01/03 20:13



[190481] ありがとう
詩人:どるとる [投票][編集]


いつもは気づかない 当たり前という言葉に隠れて
見えないままの 誰かの優しさや ちょっとした思いやり

言葉になんかすることのできない気持ちだ

世界中の 一人一人にいる 大切なあなたに
伝えたい気持ちがいつの間にか歌になる

ありがとうっていう言葉じゃ 返せないくらいの気持ちだ
だけどきまってあなたは言うよありがとうっていう言葉だけで十分だよって

家族がいて 恋人がいる 立場は違えども
同じ人間だから 同じ心を持っている

口では 感謝なんかみじんも してないそんなあなたも

本当は 誰より感謝してる人が一人はいるはずで

もらってばかりいるこの感謝の気持ちを ありがとうの言葉に変えて 伝えたい人がいる

ありがとうって言うたびに 僕らはまたひとつ大人になって
心が 大事なことを知るだろう だからこのありがとうをあなたに届けよう

目をつむって数を 数えたら
もう一度目を開けて君を見る

さっきまでの君とは少し違う
生まれ変わった そういうことにして

些細ないざこざは 忘れて ほら 笑ってみよう 抱き合ってみよう 愛のままに

ありがとうっていう言葉じゃ 返せないくらいの気持ちだ
だけどきまってあなたは言うよありがとうって いう言葉だけで十分だよって

だからありがとうにはありがとうって返すんだ。

2016/01/03 19:49

[190480] 
詩人:どるとる [投票][編集]


行き止まりの道 冬の寒さのせいで

いつまでも離れない手を離したとき

僕らは大切なものまで落としてしまった

小雪混じりの 朝にはかじかむ手を

あたためてほしいと願う

愛してるって 大好きだって

手を握って さよならのかわりに

抱きしめて そしてひとつになって

夜でも朝でも そんなふうに笑って

変わらない 愛をくださいな。

2016/01/03 16:58



[190479] 夢の続き
詩人:どるとる [投票][編集]


意味のないことを繰り返して

行ったり来たりする思いの中

帰り道にたどり着いたら 行こう

屋根を飛び越えて イメージの向こうへ

少しのまどろみ 開けたままの窓

風の形は どこか優しげに

昨日見た夢の続きを 今夜も見よう。

2016/01/03 16:51



[190478] マジックアワー
詩人:どるとる [投票][編集]


僕らは見つめている明日のその先を

夕暮れの魔法で 誰も彼もが同じ切なさを

共有する街で 呼吸をするだけの魚

ふと手を伸ばせば 届きそうなのに

こんなに遠い距離に心はある

目を閉じて 数秒 息を結ぶ

手をつないだときのぬくもりも

手を離したときの寂しさも

同じように 抱きしめられたなら

きっと 離れ離れになっても

心は重ね合わせられる。

2016/01/03 14:56



[190477] 少年
詩人:どるとる [投票][編集]


吹き抜けのように 伽藍とした 廊下に

靴音が 鳴る セーラー服のスカーフが風になびく

忘れられたような 机の落書きと

転がった 折れたチョーク

机の 上の真っ白なノートと

窓がつくる 陰影

降りてくる陽射し

孤独さを隠して 走る校庭に

夕暮れの魔法で 誰も彼もが寂しくなる

オレンジ色の光の中で同じ色に染まる

下手くそな 日常描写の中に

ただ息をする 青春映画の主人公とヒロインは

名前もない少年と少女だった

シャッターが降りるその瞬間の刹那を

閉じ込めたような写実的世界。

2016/01/03 14:24



[190476] バックパッカー
詩人:どるとる [投票][編集]


砂ぼこり舞う 道のはるか先まで

終わらない空の青と花々の緑色

地図などない旅だ コンパスなど もってのほか

ルールなどない この世界では
自分だけが唯一の道しるべ

旅は続いていく 通り過ぎた車窓の向こうに

見えない誰かの涙がこぼれて 笑顔がはちきれて

曖昧な 足取りでもあやふやな 進路でも

雲の足跡を辿り 宛もなく行くしかない

言葉を必要としない旅だ 手取り足取り生きてく

遠い山に 日が昇り 気づけばもう 日は落ちようとしてる

僕らは さまよう旅人 理由もなくただ生きる

麻酔のかわりに暇さえあれば歌ばかり歌ってる

古い壁画にあるように
歴史はいくつも積み重なって
螺旋の渦の 途中を生きてる
僕らは迷子のようだ
ああ 行き場すらないじゃないか

旅は続いていく 通り過ぎた車窓の向こうに

見えない誰かの涙がこぼれて 笑顔がはちきれて。

2016/01/03 14:14
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