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[190149] 夜が明けたら
詩人:どるとる [投票][編集]


流れる雲が どこかに旅立って行くよ

コンパスなんていらない
地図もいらないさ

誰かが 決めた正しさに振り回されるなんて
ごめんとばかりに レールからはずれた

たとえば 世界に正しさなんてものがあるなら

それを踏み越えられたとき 何が本当の正しさなのか
気づいた僕には迷いはなかった

愛とか優しさとかに 火照らされて

熱くなった心が 思い出すあの情熱

まだ青葉のような僕は何も知らない

それでも今の僕にしかできないことがある

さあ 明日の僕らに会いに行こう

まーるい朝日が昇って夜が明けたら

夢から覚めたら いつもと変わらない部屋

夢も希望もないなんてさ
まあこんなもんでしょう

誰が 決めたんだろう たったひとつの道しか歩いちゃいけないって
道はこんなにたくさんあるのに

たとえば 明日が ひとつしかなくたって

扉は 無数にあって 夢はその数だけ あるからさ
何度でも あたって砕けてみよう 恐れないで

一体何をためらうことがあるだろう

制限なきこの世界に最早道などない

正しさなんて既成概念に囚われるな

色も形もない ましてや見えもしないまやかしに

さあ明日の僕らを笑わせてみよう

イメージするんだよ笑っている顔を

立ち止まった道に咲く花とかに
心うばわれて そっと枯れゆく命に

想い ゆだねながら風はそれでも
流れていく ここからでは見えない
遠い 遠い 丘の向こうへ

愛とか優しさとかに 火照らされて

熱くなった心が 思い出すあの情熱

まだ青葉のような僕は何も知らない

それでも今の僕にしかできないことがある

さあ 明日の僕らに会いに行こう

まーるい朝日が昇って夜が明けたら。

2015/12/10 13:24



[190148] 惰性だっていいんじゃない?
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

惰性だっていいんじゃない?

熱意もなく
習慣のまま
勢いだけで物事を
続けること

確かに 辞書引くまんまの意味なら これだ

だけどさ もっと頭を柔らかくして考えてよ?

熱意があるなしじゃなくて もうそれが傍にあって続けることが
当たり前なの

自分の周りに
空気や酸素があるのが当たり前なように
日々の日常だよ?


惰性だっていいんじゃない?

熱意もなく
習慣のまま
勢いだけで関係を
続けること

確かに 言葉のまんまの意味なら これだ

だけどさ もっとイメージを膨らまして?

熱意があるなしじゃなくて 貴方が傍に居てくれるのは とても
当たり前なの

何も言わなくても
互いに分かっちゃうような 素敵な関係
ごく自然なこと まるで夫婦みたい

汚いとこや 毒々しい所に惚れた 貴方と私
結局、好きになるところまで 一緒なのね

札付き同士 分かり合える だからこそ
惰性だっていいんじゃない?

互いに自然に存在しあう関係 まるで夫婦みたい

そこに熱意はなくても
その分 愛情があるわ

愛はあるんだもの

2015/12/10 02:22



[190147] 僕の好きな人
詩人:どるとる [投票][編集]


僕の好きな人は とてもぶきっちょな人です

料理も下手くそ 危なっかしくて見てられない

だけどとっても優しくて思いやりのある
そんな人

愛しているって言葉にしなくても
いつの間にか伝わる想い。

2015/12/09 19:48



[190144] 蜜とハチ
詩人:どるとる [投票][編集]


針の尖った先で 突き刺す 蜂の形

毒まで 愛してほしい すべてを愛すなら

すがすがしいくらいのおろかさで
何度でも 私を裏切っても
その醜さまで愛すから

曖昧な輪郭を頼りない指先が 縁取る

黒と黄色の ストライプ 光と影のしま模様

官能的な その曲線
腕のラインが そそるね

ああ僕は簡単に
その 魅惑に 引きずり込まれ

吸い込まれたら もう出てこられない

邪魔なはずの痛みさえ安らぎにも変わる

少しよこしまだけどそれもまた愛の形。

2015/12/09 12:29



[190143] 365日
詩人:どるとる [投票][編集]


退屈紛れに誰かを憎んでみた
無駄にありあまった知識を悪用

もて余した 心はねじ曲がっていともたやすく 腐った

誰も愛せずに 誰にも愛されないまま
ただ 毎日はいたずらに過ぎた

365日もの 膨大な日々の中で 僕らはどれだけ泣き笑うのかな

君が生まれた360日の中の1日だけは ずっと忘れないでいるよ

日めくりカレンダーはめくられていく 新しい季節を 連れて

旅をするみたいに自由に生きてたい
生きたい気持ちばかりが先行してる

たったひとつだけ願いが叶うのなら
僕ははたして何を願うだろう

目を閉じても消えない光とかに
いつまでもすがりついてる僕ら

360日を指折り数えて 暦の上に降る数字の雨に濡れよう

鍵盤の上を ダンスする指みたいに 浮き足だっていよう

なるようになっていく 世界はいつも絶えず動いている

胸の中に 閉じ込めた思い出は
360日の たった少しのわずかな場面

それが積み重なって やがて思い出になる
今日も 明日も なんでもないささやかな
喜びが 明日にはもう思い出だ

365日もの 膨大な日々の中で 僕らはどれだけ泣き笑うのかな

君が生まれた360日の中の1日だけは ずっと忘れないでいるよ

日めくりカレンダーはめくられていく 新しい季節を 連れて

砂時計は 落ち続けていく 命の終わりを めざして

数えきれない 今をつなげて。

2015/12/09 12:19

[190142] 夢中
詩人:凛句 [投票][編集]

一番いいトコだけ切り取ってるんだもん
惹かれるの当たり前だよ

どんな髪型も
どんな格好も
どんな瞬間もキマってる

目が合っても
目線外してもどっちもOK

大きな瞳の魔性力
笑顔の破壊力

毎秒思い出さずにはいられない
というかずっと考えてたいあなたのこと

2015/12/09 02:03



[190141] 君と僕のすべて
詩人:どるとる [投票][編集]


冷蔵庫が落とすかげろうと

十年越しの謎の種明かし

おおよその見当の行き先は

別れ別れの道をたどる

あいにくの天気で

笑えないことばかりが積み重なってく

窓の外は冷たい雨 煙草も湿気る始末

気づくといつもため息ばかりついてる

君と僕のすべてはただあからさまな

嘘とごまかしに彩られている

嘘をつくなら もう少しマシな嘘をついてよ

最後まで嘘を嘘と気づかせないで

優しさなんていらない

あなたの汚さに 惚れているんだから。

2015/12/08 23:38



[190140] 分かった
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

よく分かったよ
やっぱり貴方は
何も変わらないんだね
それはそれで
仕方ない
今思えば それは
ごく当たり前なこと

人はそんなに容易くは変われない
分かってる そんなこと

本当に
とんだサプライズ
動揺を隠しきれない

楽しかったかな?
人が硬直するのを見て
ワクワクした?
どんな気持ち?
ねぇ教えてよ

貴方が変われるまで
気長に待とうと思ってた でもそれは貴方からしたら 必要のないことみたいだね

よく分かった
私たちは合わない
全てがチグハグで
互いに反発しあう

仕方ないよね?
だって相性最悪なんだもん

だからもう待たないよ
それでいいでしょ?
貴方にはいくらでも
私の代わりなんて居る
だからもう忘れるね

それでいいでしょ?

2015/12/08 23:17



[190139] まいにち
詩人:どるとる [投票][編集]


どこまで走っても 合わせ鏡のように

昨日を転写したような変わらない世界

間違い探しも意味はない 今日と昨日の違いなんて

微々たるものだと 笑い飛ばすだけだ

涙は涙で 笑顔は笑顔で ただそれだけ

そこに果てしない空が あって

僕は 昨日と同じように笑い たまに泣き

散らかった部屋を片付けて 宿題をつぶしてく

日が暮れたなら 夕焼けと同じ色に 心は染まって

お疲れさまって手を振って まっすぐ家に帰る そんな毎日

どこからがはじまりでどこまでが終わりなのか

足跡も残らない 道を 宛もなく歩いている

裏切らない愛を探しながらも惚れたのはわがままな人

自分でも驚くくらい大好きなんだ

悲しみは悲しみのままで 喜びも喜びのままで

今日が終われば日付は明日になる

そんな当たり前なことが時々幸せだと思う

悪いこともする でも必ずいいこともする

優しくなりたいし 嫌われるのなんてまっぴらごめんさ

誰かをいつも愛していたい 誰かにいつも愛されていたい毎日

つぶれた空き缶 蹴飛ばして帰る

言葉になんかならない気持ちになる

ああ 僕は なんのために生きているのか

ああ 僕は 誰のために生きているのか

答え合わせをしようにも答えがない

だから 何が正しいことかはわからない

ただ 流れるように生きる やりたいように生きるだけ

そこに果てしない空が あって

僕は 昨日と同じように笑い たまに泣き

散らかった部屋を片付けて 宿題をつぶしてく

日が暮れたなら 夕焼けと同じ色に 心は染まって

お疲れさまって手を振って まっすぐ家に帰る そんな毎日。

2015/12/08 21:07



[190137] 愛の所在
詩人:どるとる [投票][編集]


コップから溢れだした水みたいに

ありあまるほどの幸せを手にしてる

にも拘らずそれでもまだ足りないと欲張る

愛を形にするには きっと言葉なんか必要なくて

ただ抱きしめたときの温もりだったり

誰もが持ち得る優しさとかが

言葉以上の 明確な答えになって伝わるんだよ

素肌で ふれあって

温もりを確かめて

ちゃんとここにいるって

大切な人に 気づかせて

僕にも 教えてよ

なにぶん見えないものだから

いちど見失ってしまうと

なかなか 見つけるのに苦労するから

名前のない 気持ちになるときがある

思わぬ 人の優しさにふれたときに

涙が ほほを伝い 僕も人なんだと 気づかせてくれる

大切なものを見つめるときには目を閉じてみるんだよ

そこにあって そこにはないものです

ふれようとしても感触さえないものです

だから、間違いだらけの下手くそな手つきで愛し方を探すよ

答えなんてきっとないんだよ愛には

抱きしめるのも 撫でてやるのも

自分のさじ加減で決めなきゃいけない

愛の所在を 知らないのに知っている

ただ「あなたがいる」それだけのことが

いつも 弱いはずの僕を強くしてくれる

きっと 僕が思うより
この世界の 正しさなんて
それほど きれいじゃない
曲がりくねった道に咲いた
素直な 花が きれいなだけに
この世界は より 汚れて見える

素肌で ふれあって

温もりを確かめて

ちゃんとここにいるって

大切な人に 気づかせて

僕にも 教えてよ

なにぶん見えないものだから

いちど見失ってしまうと

なかなか 見つけるのに苦労するから。

2015/12/08 20:13
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