詩人:どるとる | [投票][編集] |
暗闇に 咲くように灯る明かりは
誰かの代わりのように 笑うのです
扉が開くように まぶたを開ければ
小さな幸せを 少しずつ味わいながら
昨日今日明日と 生きていくのです
泡になって 跡形もなくなくなるまで
僕は見届けたい 始まりから終わりまで
動き出したフィルムが映す世界の出来事
手の届く範囲の狭い世界を映す
またひとつ 必要ななにかを忘れては
またひとつ 余計ななにかを覚えて
形をなくしていく世界を見つめている
やがて、消え去る ぬくもりは今だけは
あたたかくこの体を巡る赤い血潮。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
大好きなあの人に言葉で気持ちを伝えるには
少し恥ずかしいから歌にして届けようこの気持ち
たとえば ありがとうの気持ち
日々感謝してること
たとえば 愛してるの気持ち
ハートの形した心
ラブソングを歌うとき 人の心は
いちばん優しくなるでしょう
ラブソングを歌うとき 怒った人も
すぐに笑顔になるでしょう
不思議な魔法にかけてあげるよ
愛してる 君だけを
愛してる 君だけを
どんなに好きな人もすべてを好きにはなれないよ
だから なおしてほしいところも素直に言葉にしないとね
たとえば 歯ぎしりするところ
人前で屁をするところ
たとえば 寝相が悪いところ
言葉遣いが悪いところ
そんなところまで全部好きだから
結局 許してしまうの
ラブソングを歌うとき 人の心は
いちばん優しくなるでしょう
ラブソングを歌うとき 怒った人も
すぐに笑顔になるでしょう
不思議な魔法にかけてあげるよ
愛してる 君だけを
愛してる 君だけを。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
時間は積み重なりいつか 高い塔になった
こぼれた砂粒が 積み木みたいに またひとつまたひとつと
塔を 空に近づける
笑わないで聞いてね
生きてることが こんなにも素晴らしいことなんて気づけなかったよ
君と出会うまでは
この世界の どこかで待っている
素敵なあの人に 見合うような
僕になってみせるから
その日はきっと今までよりもずっと
素敵な日になるでしょう
名前も知らない僕の大切な人
待っていてね 遠い未来で
愛してるって真顔で笑ってみせるから
君はただそんな僕に 優しく笑うだけでいい それだけで単純な僕は調子に乗るから
最後まで聞いてね
君を幸せにしてみせるよ まだ出会ったこともない人なのに
永遠を誓う言葉はもう用意されてる
この世界の どこかで待っている
素敵なあの人に 見合うような
僕になってみせるから
その日はきっと今までよりもずっと
素敵な日になるでしょう
名前も知らない僕の大切な人
待っていてね 遠い未来で。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
通り過ぎてく 窓の外の景色を染める色や
空の流れや 人々の営みを眺めながら
ぼんやりと 頬杖ついて その向こうにある
まぶしいほどの 輝きに見惚れながら
こっそり君のことを考えていた
笑われちゃうかな 嫌われちゃうかな
こんな 浅ましい気持ちになる僕を
理由もなく 生まれる焦燥を 片付けられず
いつの間にか 夕暮れの中
暮れてく空が 街並みを抱きしめてる
懐かしい風に出会うたびに同じ気持ちに抱きしめられる
僕はきっと 帰る場所を知っているんだ
心はたどるだろう 来た道を戻るように
あなたの ただいまが待っている場所へ
変わらない営みの中で 君が笑うだけで
それ以上何も 欲しいとは思わない
君がそばにいる それだけのことが
どうしてだろうってくらい僕を強くする
愛してるなんて 言葉にするのは
恥ずかしいから せめて
君が先に 言うのを待っている
人の足も まばらになって 静けさが包む夜
振り返る瞳に映る君が笑った
なぜだろうまた僕はそれだけで 幸せなどと容易く思える
君がいることが こんなにも僕のすべてになっていたなんて気づかなかった
扉を開けてこぼれる光 夕飯は何かな?
きっとこのありふれた物語には
タイトルなんていらないよ
だっていつか跡形もなくなってしまう
それを知りながら愛されてるの命懸けで
懐かしい風に出会うたびに同じ気持ちに抱きしめられる
僕はきっと 帰る場所を知っているんだ
心はたどるだろう 来た道を戻るように
あなたの ただいまが待っている場所へ
今日も帰るんだ。
詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
最初の歌で恋文って文言があって
僕は何度泣いたことか
君に脳内が支配されたがそれも良かったよ
破壊的創造と言ったがそんなとこだ
君しかいない
それは大丈夫だよ
君はふらふらするが僕は真っ直ぐ進んでいく
あの日からだ
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
貴方が私を知ってる事は
ちゃんと分かってたよ
むしろ気付いて貰いたくて 分かりやすく
書いてたつもり
そのうえで好き好き
言ってた
だって私は一度
裏切ってしまったんだもん 貴方を
いくら言ったって
足りないよ
貴方に必死に伝えても
嫉妬されたり
誤解されたり
あっさりあしらわれたり
気持ちは届かなかった
貴方のつれなさが
悲しかった
あぁ、これが貴方と私との間に出来た心の距離なんだって
もう二度と信じてもらえないかも…って思った
それでも それでもね
好きって伝えたかった
だって離れてからも
貴方が忘れられなくて好きすぎて辛かった
自分から離れたくせに
苦しくて沢山、泣くなんて…
貴方と一緒にいた時だって
素直になれなかった それが寧ろ辛かった
素直に甘えれば良かった
日に日に膨れ上がる
この想いで私は
いっぱいいっぱいなの
貴方への好きっていう気持ちに押しつぶされてしまいそうで…
気持ちが届かなくても
貴方を追ってしまう
もう自分では
どうすることも出来なくて…
私の心の奥底の本音を
言うとね
私以外の誰も
見て欲しくない
私だけを見ていて
私以外に優しくしないで
ただただ貴方を
誰にも取られたくない
本当は貴方を独り占めしたいの
って私 何を言ってるんだろうね…恥ずかし気もなく
ね?ドン引きでしょ?
こんな姿
大好きな貴方に
知られたくなかったから ずっと我慢して
隠してきた
本当に告白だよ
貴方だって
私、分かってるんだもん
でも面と向かってだと
きっと恥ずかしくなって
言えなくなっちゃう
だからラブレター
もう宛名が無いなんて
言わない
そんな気持ちが少しでもいいから ちゃんと貴方の心に届いてるなら 凄く嬉しいの
本当は貴方にベタベタに甘えたくてしかたないんだもん
詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
こんなに好きって聞こえて
その相手にジェラシー燃やす
そんなことあるはずがないと思い込んでいたけれど
もしその相手が紛れもなく自分だと仮定するのなら
この関係はすでに現実だ
私はあなたが誰かを知っていると言う事実をあなたが知っていて
それでも好きだというのは告白に等しい
ただ空に言葉を放っているのとは違う
そして、私はあなたの言葉を受け
私もだと伝えた
これが何千回繰り返されれば顔を見つめて一度話すより強力だ
それはずっと何年だって気が変わらなかった強い糸で結ばれ
1回1回同じ相手にお互いを認識した上で伝えている
夢は現実を凌駕しうる
それを信じよう
詩人:どるとる | [投票][編集] |
思えばはじまりはいつも夜明けだった
君は笑いながら「じゃあね」と言った
始発電車に飛び乗って誰も知らない未来へ
旅人気取ってみたはいいものの
どうすればいいかわからずに僕らは途方に暮れた
どっちつかずの思いに暫く頷けず
弓を射るように 空の彼方から
サーチライトが 街の闇をつらぬいて
まばたきしてる間にすべての奇跡は片付いた
いうなればそれはささやかなほんの少しだけの僕だけに使える魔法
頼りないこの歌を道連れにして
誰かのせいにした昨日の僕は忘れてよ
日々生まれ変わっていくよ 僕はもう僕じゃない
雨をよけ進む電車のスピードで
雨粒を飛ばしていく 僕はもう振り返らない 二言はない
堆積する不安の数だけ高まるビート
旅立ちのうた 明日の僕に残す置き手紙
誇りのように 恥のように 刻む足跡
寝ぼけ眼の猫が大きなあくびをする
すぐそばにあるありふれた 幸せに ちょっとだけ感謝する
アイラブユーだけで 構築された
しかたのないラブソングより
どうしようもないほど情けない
そんな 歌に 聞き惚れたい
たとえば こんな晴れた日の朝に
出会う 真っ白い気持ちのように
どっちつかずの思いに暫く頷けず
弓を射るように 空の彼方から
サーチライトが 街の闇をつらぬいて
まばたきしてる間にすべての奇跡は片付いた
いうなればそれはささやかなほんの少しだけの僕だけに使える魔法。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
ねえ 今から 数を数えるから
少しの間だけ目を閉じてくれないか
誰かの為に そんな大袈裟なものじゃない
でもね 誰かにそばにいてほしいと願うよ
騒がしい街の中で ふと寂しさに出会ったら
空いてる気持ちのほんの隅っこで君を思うよ
素直じゃないのも意地っ張りなのも全部残さず
愛してほしいんだよ 抱きしめてほしいんだよ
こんな気持ち わがままかな
絨毯みたいに暗闇を広げた夜が
どこまでも帰り道を覆い隠す
たとえば 手持ちぶさたな右手を
握ってくれるもうひとつの手がほしい
日の落ちた 街並みはひどく冷えるから
君の笑顔があれば心もあったかいのに
不器用なのも 笑うのが下手くそなとこもお互い様だね
愛されてほしいんだよ
抱きしめられてほしいんだよ
好きの一言が言えたなら
眠れない夜 一人明かりに寄りかかる
あたたかい 人肌を求めて さまよう
素直じゃないのも意地っ張りなのも全部残さず
愛してほしいんだよ 抱きしめてほしいんだよ
こんな気持ち わがままかな。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
空の果てまで輝く星で 飾り付けられたクリスマスの夜
この街にはどれだけの 幸せがあるだろう
指折り数えてみても足りないよとても
瞳を双眼鏡にして 未来を覗き見
口先だけでやって来たよ今まで
騙し討ちは 得意だ
頭のいいやつなんか煙にまいてやろう
それは遠い昔からの名前のない約束
君が笑えるように 神様がくれたプレゼント
今夜、降り注ぐ あなたの元へ 光を降らせて
メリークリスマスって 歌ってる。