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里雨夜の部屋  〜 投稿順表示 〜


[1] 夕日
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茜色に染まる西の空

大きな夕日が佇んでいる


目がしみて

   胸がしみて

         痛い


茜色に染まる西の空

優しい光がすべてを包む

2006/08/14 (Mon)

[2] 込み上げてきたモノ
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何の変哲もない    
    いつもと同じ朝

窓を開け
    風を部屋へ誘い
空を仰いだ
            四角く切り取られた空は

     何だか灰色で


胸を

締め付ける痛み

そして

空虚感


その時

心に君の笑顔が浮かんだよ           
そしたら

空虚な心から

 何かが込み上げてきて

涙が零れそうになったんだ

2006/08/14 (Mon)

[3] 好きな人
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好きな人

好きな人

今何をしていますか


想いは
雪に埋まったはずなのに

埋めなきゃいけなかったのに


ごめんなさい


今でも尚

あなたが

好きな人

私の

好きな人


好きな人

好きな人

今も
何処かで
笑っているのでしょうか

2006/08/15 (Tue)

[4] 
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認めたくなかった

   知りたくなかった

だから

聞けなかった

     聞かなかった


それが

生きていくための

唯一の光だった

2006/08/15 (Tue)

[5] 暑い夏の日に
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髪を切った

切り終わった時
私は髪の海の中心にいた

それぐらいばっさり切った

そしたら
頭が軽くなった

それから
心も軽くなった

2006/08/16 (Wed)

[6] 彼の訴え
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僕らは大人になっていく


時の流れに

身を浮かべ

戸惑い

時には反発しながら

いろいろな事を学び
       成長する


その度に不器用になっていく


素直になる事が

人に甘える事が

人の為に何かする事が

難しくなる


振り向くと

そこには過去の僕がいて

今の僕を見つめている


瞳には

哀れみ 淋しさ

「何か」を訴えている


僕は問うた

いつか「何か」を知る時は来るのか・と

彼は答えた−

2006/08/17 (Thu)

[7] 気づいてくれますか?
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すみきった空
きらめく露
でんたつする風
すてきな君

つたえたい心
たしかめたい想い
えのぐでえがく絵
たいせつにひく線
いろとりどりの虹

おとろえない色
もうそらさないように目
いつまでも見つめる先には 君がいて

2018/06/14 (Thu)

[8] 卒業アルバム
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まだ開けない本がある



たくさんの思い出が

大切な3年間が

詰まった青い本


皆が笑っている

君が笑っている

青い本



まだ開けない

2006/08/24 (Thu)

[9] 
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夏の夕暮れ時

頬を撫でていく風

その優しさに
      その涼しさに

愛しさを感じた

2006/08/26 (Sat)

[10] 雨上がり
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雨が上がった時の

あの

湿った匂いが好き


雨が上がった時の

あの

頬をさす冷気が好き



雨が上がった…

この

胸に広がる想いが…淋しい

2006/08/28 (Mon)
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