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阿修羅の部屋  〜 新着順表示 〜


[223] 不変事実
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崩壊する


崩壊


ただ崩れ落ちて


泣いている現実も


遠く とおくなる




消えてしまう


吸い込まれるように墜ちる


堕ちる の?





脳味噌には何も響かなくて


無情にダレカを
傷つけておわるセカイ




わたしはワタシ以上に可愛いもの

なんてない人間かな




崩壊してくセカイ

ワタシ


人間

思考回路



コトバ



侵食されて


どこまでが自分で とか

わからなくなる




境目を探すのさえも

めんどくさい



ワタシが傷つけばいいよ


そうやってわたしは嗤う

2009/06/15 (Mon)

[222] Collapse
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崩れ墜つ

その瞬間 なわけさ


刺し殺す、瞬間にも似た

何かを 見つけ出す瞬間



蒼に染まる、紅に染まる

見えなくなる


遠くなる



途方もなく 遠く  とおく




薄らいでいく 意識も視界も



もうどうでもいいなんて




世界が崩壊しても



きみが泣いても


ぼくが死んでも



何かは繋がっていく


吐き気がするほど現実は


ただ ただ冷たくて


空間に融けていく


感覚に陥る




く す り


薬をください




頭ん中が逝く


そんな感覚



どうしようもなく

消えたくなる


そんな感覚

2009/05/21 (Thu)

[221] ヌルマ、ユ
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煙草が濃くなる思考


揺らいでいた


隙間を、埋められずに


嘆いていた


明日がどうなるかさえ
解らずに


ヤジロベエのように

不安定な足元を

崩れないように
崩さないように



ヌルマユ のように
体温に溶け込む


妙に居心地の良い
堕落したセカイ



思考回路が融けてゆく



ヌルマ、ユ

快感と引き換えに
馬鹿みたいに

たくさんのものを
失ってゆく

2009/03/12 (Thu)

[220] Derision
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すべて無に還る


曖昧なこの感覚は何



いくつも流れる時の中で


安心したら消えてしまう



自分の感情が責める

自分を


だって消えられることの

怖さを 知っているから



ワタシはどうしたいの


どこにいきたいのかさえ

どこが気持ちいいのかさえ


解らない わからない


見えていたはずの

自分の感情もすべて


無に還る 還りたい場所


何が正しければ

こうならずにいれただろう


何が正しければ

この先 ヨカッタ未来が見れるのだろ



曖昧なこの感覚で


僕はどこまで生きられるのだろ



哂った 情けなくて


人なんてそんなもんだ

嘲笑った昔の自分を

嘲笑ってやりたい


お前もオナジなんだよ

2009/03/11 (Wed)

[219] 消失
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蒼い

翠かも、しれない


思考回路が止まって


ショートする


私が焦げていく


何も、出来ない

しては、いけない




行き場も 生き場もない


微かに思い出す

君の欠片


ごめんなさい、が浮かぶ



霞んだ君の笑顔


手を伸ばした先には
いつも 何もない



巻き戻せば
また繰り返し


安心すれば消えていく



どこにも行けない

行ってはいけない



消えたくとも



そして消えてしまうのを待つ


足掻いたって今は
届かないから


デリートなんて
出来ないくせに



また罪を重ねていくの?

救いが咎めに変わるの?


それならやっぱり

誰も愛さなければいいのか

愛してはいけないのか



しあわせに、
なってはいけないのか



あなたなら、

あなたなら。



そう信じていたのに。

2008/12/28 (Sun)

[218] 依存、禁断症状、特効薬あなた。
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手を伸ばしたら

すぐに触れる温もりが

あるような気がして



暗闇の中

布団を弄っても

何もないのを知る

独りの夜


心が、軋む


無意識に抱き寄せられる
感覚がどうしようもなく

気持ち良いもの

だということを

改めて思い知る


独りの夜



自分の体の熱だけでは

あたたかい、と
感じられなく
なってしまった


はやく、帰ってきて



こんな時間に目覚めるのも

何もやる気が起きないのも


もしかしたら
あなたがいないから

かもしれない



依存、しないと

決めたあの日

依存、してよと

真っ直ぐ云ったあなた



枷が外れてしまった



すべてからあなたを連想し

思考があなたで埋まる


無意識の内に



傍にいて下さい


独りは、嫌

でもあなたでないと、厭



枷が外れた僕は
あなたを欲しがるだけの

獣に成り下がるのに


ここに来てほしい


ホルマリン漬けのごとく
あなたに埋もれていたい

そうしたら
死んでいたって
イキテいられる


依存、しているんです


もうどうにも
ならないんです


あなたを下さい

あなたがいないと
呼吸さえしづらくなる

2008/11/17 (Mon)

[217] ああ
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ああ、誰が


一体誰が


愛してくれるのだろう



僕はたくさん

の誰かがすきなの、に



笑えない



解らない



誰が?

こんな廃れた僕を



視た瞬間


息をのんで

消えてゆくのがオチ



さようなら


さようなら




決まり文句のように


繰り返す


うわごとのように


ごめんなさい、

ごめんなさい。





小さく、丸まって



さようなら


さようなら




消えていく


さようなら


さようなら


馬鹿みたいな執着




最初からぬくもりなんか

しらなければ

2008/10/31 (Fri)

[216] 灰色的思考
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人はいつだって

気づいたらいないんだって


灰色的思考


思ったときから、ねえ

灰色的思考


揺らがないよ




僕の「そばにいる」は
確実、だって
証明できるけど

ねえ

君のは出来る、の?



灰色的思考

止まらない

疑わずには居られない


他人の絶対など
存在しないのだから




灰色的思考


それでも誰かを
好いてしまう


僕を赦して

2008/07/29 (Tue)

[215] 哀しいオレンジ
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どこに、いけばいい?

こんな世界


駆け出したって

外は夜明け



眩みそうになる、朝日


あたし が少しずつ

融けていく



それはほんのわずかでも

本当、の中に居た?



問い掛けたって

答えはなくて


微笑んだように歪んだ水面を


爪で掻いた



えげつない、が

心地よいなんて と


嗤わないでよ


何が解るの?



オレンジに染まる

その空の


明るさにほっとして


これから始まる

一日の

眩しさにぞっとした



いなくたって、良いよ



耳を塞いで



ここにいてよ


交錯した



目の前をほしがって

状況を怖がって



ごめんなさい


と、未来に謝る

2008/07/25 (Fri)

[214] You're my...
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居て、良い理由を

教えてよ



生きて、居て良い理由 を


繋いで、居たかったんだ




泣かないで


呼吸を してよ


君が

最期の望みだった、なんて


言ってやらない


んだ



会話してよ

僕の言葉で、泣いてよ



切ない顔を、してみせてよ



すべてを、本当に


してよ

2008/07/25 (Fri)
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