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阿修羅の部屋  〜 新着順表示 〜


[213] LACK
詩人:阿修羅 [投票][編集]


どこに、いるのだろう


すぐ、近くにいるのに


何を、探しているのだろう


この、埋まらない

ナニカ、は何?



抉りたくなる腕は

満たされてる、筈なのに


何を視ているの


何が、足りない


何が、怖い、?



純粋な、感情だけでは

もう

あたしはいきていけないのか



汚して、くれよ

堕ちても、すきでいて


何が、ほしいの



俺だって解んないんだよ

2008/06/24 (Tue)

[212] 繋がるその先
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そうやって隙間を繋いでいた

限りない星の真ん中で

泣いていた

視えていなかったから


それでも光を探そうとするのは

私が、生きているから


笑っていて。


風が流れる先を見つめたら

その先はみんなと繋がっているから



泣かないで、傍にいるから


遠くだって、いつだって

想っているから

2008/06/24 (Tue)

[211] R U I
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千切れそうになる肺で

浅く、呼吸を繰り返した


それだって僕は

生きていける



かげりそうになる

雲の間の小さな太陽を


盗み見ていつか


そこにいけるような気がした



耳に聞こえるような
気がする声は


何度か、
あたしの心を抉って


泣いていた、

その先も知らないのに



生きとし生けるものに
いつか死ぬ日がくるように

始まりとともに
終わりははじまる



繋いで、いたいよ


絞り出すように訴えた

その時の胸の苦しさを



いつの日か
腕を刺すことに変えた

のは

どうしてか



浅く、呼吸を繰り返す


あさく、あさく


深く吸えばきっと

水滴、が落ちるから

2008/06/08 (Sun)

[210] Spica
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そのままでいて



好きだなんて

きっと、言えない


それさえも

うまく、わからない




遠く光るそれは


どれほど離れてるか



解らないくらいのとこから



淡く、あわく

あたしを照らす




いつか結ばれるかもしれない


その糸を手繰り寄せて


距離、は確かに縮まると



そう言いたい

2008/05/24 (Sat)

[209] Revive
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浅い呼吸を
繰り返して

色を抉って
風もない夜

僕は切り裂いた


夢と心の反動で
何も見えなくなった

蒼の、あおの底


誰に宛てたのかさえ
解らない程とおく
遠い記憶

いなくならないで

その声だけが響いて

泣いているのに

涙さえ落ちなかった



脳髄の底響く
絶え間なく、絶え間ない歌


さようなら

淡く、微かに交わした

接吻のように
消えていった


さようなら

さようなら



きっとその果てで


少しだけ、
ほんの 少しだけ

あたしは息を吹き返す

2008/04/24 (Thu)

[208] Beautiful things
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命を感じる


ただ、真っ直ぐに



そこへ行きたい



一つの深呼吸さえも

吸い込まれてしまうような




風を、光を、温度を

地を、水を、何かを



感じるんだ、その先に


見える確かなものは


きっと、とても

素晴らしい




命を感じる


すべてと呼吸を合わせて


理解し合う、その先は


きっと、とても

美しいもの

2008/03/01 (Sat)

[207] Like deletion
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とおくから、だって

解ってしまう


どうして




厚い、あつい壁

触れてなくたって

解ってる筈なのに


ずっと、とおくだって


そこだけが

鮮明なんだって



見つめてしまう、

あたしを許して


言えない、

癒えない、想い



さよなら


切り刻む、ように

言い聞かせる


さよなら



ここに居られなくなったら

あたしも少しは

変われるのかもしれない



落ちる雫


知っている、のは

あたしだけ



小さく呟きつづける、さよなら



もう少しで

消せる、其れ

2008/02/23 (Sat)

[206] Falling
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そうっと

抉るように


なぞった傷痕



切り裂いたのが

いつだったかなんて


記憶にない、もう


溢れ出す水のように

止まらないのは


止まれないのは




ぞっと、させてみたい


それがどんな
感情かだなんて

説明はつかないけれど


今よりは

哂ってられる


あたしは

生きてんだよ



誰にともなく


そういっていないと


消えていきそうで


手を

てを


握っていて



そんざい、しょうめいを



おちてく

2008/02/23 (Sat)

[205] きっと、手を離す日。
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あなたがいなくなったのも

こんなあたたかい日で


さようなら、それだけが
上手く言えなかった



小さく、息をしていた

その優しい手を
ぎゅっと握って

淡い、あわい
恋心と微かな
不安に揺れていた



いつか消えてしまう灯火を
心の中に見ていたから



小さくなる、
背中を追いかけて

泣いていた
傍にいたくて



目を見つめて
強く両手
繋いでいてくれた
寒い夜のこと

今も胸が苦しくなる


生きてゆけると
そう思えた



あなたがいなくなった日も

こんなあたたかい日で


さようなら、それだけが

うまく言えなかった



届かないこと、知っていたから



名前、呼ぶから答えてよ


笑って、名前

呼んでくれれば、それで


せめて、あなたの
中にいた証を


すきだった

だいすきだった




つよい、め

ひくい、こえ

へたくそな、ことば


今のいままで忘れられない



遠くなる、背中

手を伸ばしても

すき、も

響かない






あなたがいなくなった日は

今日に似た、むかしで


深呼吸して伸びをすれば

すこしだけ

ほんの、すこしだけ

うまく言える


さようなら




いつだって

時計の針は進んでいるから




そうやって、微笑って



(Lucid様へ、詞提供候補)

2008/02/03 (Sun)

[204] I love me.
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好きになれて、いたのに

自分


汚く思ってしまいそうになる

思考回路を掻き消して



だいすきだ。

そうやって

言い聞かせる



いつだってさいごは

自分、だけ



だいすきだ



ちゃんと、ほら、

ひとりで呼吸できる




あたしが、だいすきだから

2008/01/16 (Wed)
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