詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
切り裂きたい
舐めてた
左腕に噛み付いた
ブチ壊すくらいの
ロックを聞いてると
蘇る感情
むしゃくしゃ、するのは
誰の所為でも
ねえだろう
叶わねえから泣いてんのか
遠い空見上げても
あの人にゃあ届かねえからか
離れないくらい
がんじがらめにしたい
心は縛れないのに
さも可能かのように
泣いて喚いて
我が儘云った事ねえだろうがよ
これくらい叶えてよ
俺には何もねえ
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
そう
傷が抉られるなら
僕はきっと君を
永遠の眠りにつく前に君を
抱きしめるだろう
涙は涸れて
しまったけれど
朽ちる事ない
その想いは
まだそこに在るから
眠りにつく前に
貴方に触れたい
溶かして
一秒だけでも
君を想うほど
心は雨
抱きしめてよ
貴方の胸で
泣いてないて
眠りつきたい
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這う其れ
濡れたからだで
交わす
滴が落ちる
零すように云った
言葉の欠片も
切り裂いた
届かないから
涙は流れない
消えないんだ
もう一度
抉ろうとした傷も
止まってしまった
泣けないんだ
けつえきを
綺麗な血液を
ください
紅にそめきれるような
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堕ちてゆくんだよ
どこまでも
そう 君が望むなら
触れれば、
僕のものであるような
しるしがほしいね
手放さないから
手放さないでよ
ここにいるだろ って
微笑ってよ
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
抱いてくれって
過分なく
不足なく
愛してくれって
溺れるくらい
息ができなくなるくらい
半殺しだって構わない
耳元でそれが
何度だって聞けるのなら
腕を与えてくれって
枕を抱くばかりじゃ飽きたよ
うつら、と眠りに落ちる瞬間
溺愛してるって
言ってくれよ
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
泣きたくなるんだ
不意に
隣に誰も
いないこと
泣きたくなる んだ
涙は 流れないけれど
泣きたく なるんだ
崩れ落ちて 誰かの胸の中
眠れるまで、頭を撫でて
小さな携帯の明かりが
僕を照らす夜
いつも
泣きたくなるんだ
不意に
詩人:阿修羅 | [投票][編集] |
俺を愛して
真剣に
紛う事無い瞳で
俺を捕らえて
心から愛してる
云って
あたしの心に
安心を
壁突き破るような
真っすぐを
怖がって
信じられない
あたしを許して
一晩中抱きしめていて
溶かして
愛して
また笑えるように