詩人:雪 刀寿 | [投票][編集] |
情緒
侘びさび
そこにある
ともに栄える 時間差での行動
一緒だとしわ寄せ しがらみから逃れて
今、めいっぱい深呼吸しながら道を行く
ひそひそばなしもあっけらかん
5秒ためこんで、ジェット水流
遠浅の浜辺
ただっぴろい砂丘
行きよん間に、潮が来りゃせんかぇ?
どうかい?
おびえ・・大丈夫?
アーラララ・・太陽だぁ〜っ
助けてくれよるさっ!
ブラスバンド部プラス応援団
チンどん屋みたいに徒党組んで練り歩き、
リスからふくろうから、猿・ゴリ・ロッキー
お供して、はべり、こっちも丁稚奉公で、
みんなして、秋の憂愁なオレンジうすびへ向かおう!
そろそろ落ち着くさ!
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結婚式
祝い事
はなやぐみんな
ぼくもはしゃぐ
勢い付けさせられて、ゆがむコツコツ感
ゆっくりじっくり亀さんなんて馬鹿馬鹿しくなる
でも、そこを乗り越えるのが人間わざ
はなやぎ、かつ「地味な社交家を目指せ」
そういって、
ストーブに乗っけたナベの煮物かきまぜながら、
将来の嫁さんの話をうれしそうにした母
純粋な頃の落し物、落とし味 だった。
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海へ倒れ込もう!
君から行く?
もうぼくは、黒い肌も脱ぎ捨てたいっ
死んでんのか?
生きまくり過ぎてんのか?
底抜けな、猿の大笑い状態
それは=
暴走めいた、かみなりサマー
今年の夏も、
甘〜く、
めいっぱい、ぼくらを愛してくれた
夏さん、ありがとう!
そして、
本当のキャラが存分に押し出されてきてるぞぉ〜
みんな、みんな、みんな〜
どうだい?
大好きだぁ〜っ!!!
今さ、生まれる前をたどってみてるのよ
あ、あった
サンゴ礁、
熱帯魚、
海に、もう出会ってた
前々から
生きてるぅっ・・あわあわ・アブク・・・・ブク・ブク・・・
ビーチぎわ
砂浜の砂も、中が焼けて熱い
くちびるに、ノリや海草の塩っからさが匂う
その塩が、こびり付いた水中メガネを
ぼくらは握って持って、
目の奥で湧く光を、そのまた光らせる
そんな花火を濃ゆく、見るんだ
な〜んだか、
覚えきれない
まとまらない宿題のようで、
あふれるオモチャの行進つながり、だ
見れば、
純白の入道雲
手元では、
真水と同じ、したたる汗
いいよな
君は、ぼくの背後で感じてて、
そのエキサイト具合を、ジェット気流に乗っけ・・・
ダイビングの醍醐味を、王子様気分でむさぼった
ようし、俺もだっ!
最後は寂しく見ておく
その後が、上がり調子になるように
オレンジ夕陽に
「ぼけ〜っ」、「ほわ〜ん」して、
真剣に高飛びし掛けた
断崖絶壁からの飛び込み
を、
まじ、念入りにやった
後味グッド、さ。
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早冬(はやふゆ)の、Fog(フォグ)
鼓動・高鳴った出会いは、
輝く陽射しをもらってたせいね
世に漂う私たち二粒
ひときわ急速に強く加熱した。
その底に横たわる感情水が、焼けるほどよ
素直に足跡 重ねて歩んだ
でも、不意に、
バジルかおる雲間のかなたで
一気にはじけ、飛び散る 別れのおびえ
内側で、きらめいてた雫石が、
蒸気になり、広い空へ 大々的に 上がってってるょ〜
惹かれ合う、七色の光を巻き込む暖霧に混ざり、
息を吹き込む
逢瀬つなげた 紺碧の秋空
昇り龍のように首をもたげる、とどろき!
そうさ、凍え待つ、白冬には・・・
今 立つ、この、乾ききった大地に
大粒の涙をきっと 無数 落とすのだろう ね
ほんの一瞬、舞美する 潤いなり
その時こそ
静寂な暗がりで、枯れ葉が さんざめき、揺れ、
ささやこうとしたら、
あっちから聴こえた声
「ねぇ、又 会える?ぅ」
・・・・
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理屈で説明したくない
言葉のない世界のために、言葉をうまく使って行くんだ
そうしようよ
手ざわり、肌ざわり
新しい紙面の匂い嗅ぐ、みたいな
何でもないけど笑いましょう
気をつぶして行こう
だらける口癖を捨ててしまおう
思いこみをはずし
決めつけを崩し、
今 できるだけ言葉のない世界に 真実が残りがち
そいつが、ご自分の気持ちの、前まえからの残り香でしょう?
もともと邪魔だった、エセ言葉の終焉
嘗めてかかって馬鹿にしたり、お上手ゆって持ち上げたり、
下らない、ショウもない、理屈のいじくり回しは もうよしとこう
無機質で機械的な人間関係は、自然健康法によるビジネス界に無用だ
話題のでっち上げ、いじくり、かげのうわさを最小限にとどめ
テレビ広報・ラジオ放送を避けた目で
ただ行動するだけの、絵馬カードが飛び出してくるよな、
次々に個性的な人に巡り会える たのしい世の中
真っ直ぐな道の多くある、
我が達の遺伝子にとって期待どうりの世情
自然はまろやか
「いいな〜、純白の優しさ」
一度、中立に戻れる
日本人のDNAの、すごわざ(凄技)
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思いあふれ、にじむ つゆ・・
その湿りけで 語るとき
うるおい・・
そこの、すぐ先に 喜び湧く。
気持ちの ひらめき 発火(スパーク)
からだじゅうで ビブラートし、
燃え狂う、愛を 得る
まず、自分の おなかの中の 内壁の 粒子・発!だ
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メニューを開いて、
指で たどって行きながら
「どっれっに、しようかな〜〜」
う〜んと 考え込んでた。
人差し指で つっかえ棒して
身体を支えてた だけで、
そんなぼくに、
「それは カツ・ライスっ」
と追っかけてきて呼称する
商売熱心なマスター
苦笑しちゃったけど、
それほど元気もらえた
店じゅう買い占めてあげたくなった
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たまには、デリケートな時間を作ろう
くちびるをほとんど動かさずに話し、
濁りを、、出してしまえ
疲れてる
切なさ 剥ぎ取って
少ぅし、にがみを 取り入れよう
ちょい 摩擦 起こして
ほろにが 出会いも、いい
きれいなモノ 見たら、涙ぐめる
人間 本来が持ってる
内なる まろみを 思いだし、
因縁(いんねん)めいた、うらみ・うらやみ・が、はずれ、とけてゆく
自分がどっか、かわいそう
残る思いは、雲クッションにうずもれた
ぐっすりブルーな、緑児(みどり・ご)の俺
死後、生まれ変わるはずの 「生誕が見えたっ」、、そんな感じ。
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世界を舞台に飛び回る ヒトは
もうはや 人でなく神の領域にある
クライマックスは 星の物語
夜空の星たちの魂が、シャイニング・スターたちに「銀河系救済の願い」を託された
ライオンやウサギに化けたスーパー・星雲たちを 続々と天につかわし、
静かになだめさせるように したんだよ
銀河を駆け巡る 星座たちが 輝くスト−リー
戦いあり、恋あり、友情あり、親子の愛あり
そっと静かに見ておいで
赤っぽい「ゴールド・スタ」ーと、
グリーンっぽい「シルバースター」の二つをつないだら、
ハート型の思いやり座に なるのよね
まばたき、またたく、スターたち
晴れた晩にじっと見上げてたら、「胸がワクワク」勇気をくれる
だから、
ありったけの思いで、
夜空の仲間に「こんぺいとうキッス」をあげましょう
そうなのです。これから先 人間たちは、今の何十倍も巨大になって、宇宙で暮らすようになるかもしれない・・・
ヒトが宇宙に住む今夜
間もなく人はそれぞれが、星に姿・かたちを変えて、夜空を駆け巡り、夜空で眠る
そして、宇宙を平和にする使命を担うようになるのです
今夜ももう、宇宙がヒトの間に降りて来ている
だから、君のささやき声や、ちょっとしたもの音、遠くから聞こえる呼び声などなど
どれもが、宇宙の、より、はっきりしたメッセージ
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風呂上がり
タオルで顔・拭いてると、
雨上がりの湿気に乗っかって、
そこいらの、窓の外に繁る、葉っぱがツンと香る
何だか
その緑たちを かき集めて、
肌いっぱいに こすりつけ、思いっきり身体じゅうを拭きたいような気になった
それだけ、、自然に溶け込みたい気分
?。。 獣の血が、昔を懐かしむのか?
そんなグリーンは、僕の鼻へわずかな臭味を運んできて、
なんか 頑張って 優しく 僕を包んでくれようとしてる みたいに思えたんだ
ちょっと変な感じだね
水と陽射しをいっぱいに吸い込んだ、クロロフィル・フィトンチッドとも、ふと、「仲良くしたい」、、なんて思っちゃった。