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里雨夜の部屋  〜 新着順表示 〜


[359] キャンバス
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心のキャンバスに色をぬる

明日を迎えるってそう言うことだと思う

心のキャンバスに絵を描く

毎日を過ごすってそう言うことだと思う


今日の悲しい色を

明日は嬉しい色に変える

それは誰かからもたらされる力ではなくて

自分の中に宿っている力で


幸せの絵を描く

一番の秘訣は

いかにポジティブになれるかっていうこと


青色を

涙の色じゃなくて

鳥の色だと言えるってこと



今日は茜色の空を描いたよ

明日はどんな絵を描けるかな

2013/10/21 (Mon)

[358] 将来
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私の両親は私の将来についてある意味放任だった

高3で進路を決めるときも

「お前がしたいようにすればいい」

そう言って干渉は一切なかった


大学に入学5年が経つが

「勉強してるか?」「風邪引いてないか?」という連絡が

両親の方から来たことは片手で足りるくらいしかない


自分の人生を自分の思うままに歩ませてもらっている

それはとても幸せなことだと今更ながらに痛感する


ただ自分の思うままに歩ませてもらっているからこそ

甘えは通用しないのだと言うことも感じている


両親の一見突き放しているような深い愛情のおかけで

私は今自分の出来る限りの力で

精一杯頑張れているのだと思う


道なかば将来を思えば決して希望ばかりではない

不安も恐怖もぐるぐる渦巻いている


でも

震える足で一歩一歩未来へ歩いていく

私が自分で選んだ未知だから

両親が拓いてくれた道だから

一歩一歩震える足で地を踏みしめて歩いていく

2013/09/08 (Sun)

[357] うみ
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連日およそ30℃の灼熱の日々


日焼け止めたっぷり塗って

蒼い空の下

十数年振りの海水浴


砂浜はシートの上からでも熱くて

海は冷たくて

思った以上にしょっぱくて


キラキラ輝いていた



2013/07/24 (Wed)

[356] 灯る
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心にぽうっと灯る

優しく温かい光


ホタルの光のように淡く

ろうそくの炎のようにゆらめくこともあるけれど


誰かの善意で

誰かの厚意で

消えずに灯り続ける

私の中の希望という名の小さな光

2013/07/24 (Wed)

[355] Dear
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きっと

この先いくつになっても

あなたが大好きです


おじいちゃんおばあちゃんになっても

寄り添っているような

そんな夫婦にあなたとなりたいな


3年間ありがとうございました

これからも

ずーっと一緒にいてください

2013/06/23 (Sun)

[354] 真価
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寄せては返す波のように

不安は幾度となくやってくる



どしゃ降りの雨に打ちのめされたとき


傘を差し出してくれる人はいるだろうか?


ずぶ濡れの姿を嘲笑う人もいるけど

寒さに震える体を心配してくれる人はいるだろうか?



僕がこれまで世界におよぼしてきた影響が

その答えなんだろう

2013/06/19 (Wed)

[353] 真夏に向かって
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瞼を閉じると

聴こえてくるメロディーがある


目蓋を閉じると

目の前に広がる景色がある


空を見上げて

目を細める


足をとめて

水平線の彼方をのぞむ



昇る朝日に

沈む夕陽に

背中をおされる


そうして
ようやく一歩を踏み出せるんだ



未来への一歩を

2013/06/17 (Mon)

[352] 残り香
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1週間ぶりに過ごした貴方との半日は

あっという間に過ぎていった


貴方とお昼寝したベッドや

貴方が着ていたスウェットに

貴方の香りが微かに残っている


貴方が今日会いに来てくれたという証

貴方と一緒にいたという証


1週間という短いような長いような距離

慣れることができない弱い私



貴方が残していった香りに包まれて眠れる幸福


夢でまた貴方に抱きつけますように

2013/04/07 (Sun)

[351] 春が来る
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去年は春が待ち遠しかった

今年は春など来なければいいと思ってしまう


それほどに

一緒にいれた時間が楽しかった

かけがえのない想い出が眩しいほど輝いている


春の訪れを

空の色や肌を包む暖かさではなく

胸を締め付けるような淋しさで実感する



みいちゃんがおんもに出たいと待っている

おんもの桜がはよ咲きたいと待っている


僕は空を見ながら途方に暮れている

2013/03/17 (Sun)

[350] 卒業
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卒業式 謝恩会 飲み会


その時には沸いてこなかった実感が


暖かな昼下がりのアパートで青い青い空を見ているこんな時に

いつもと変わらない日常のようなこんな時に


胸を締め付けるなんて


およそ2週間後には新学期が始まる

大学は新入生を迎えて 僕は学年が1つ上がる


その事実が

胸をより一層締め付けるのだろう


満開の桜に 散りゆく花びらに

想いを馳せるのだろう



絶えず変化する日々に忙殺され

淋しさも和らいだころに

再会の杯をかかげよう


想い出と共に 確かに繋がっていた絆さえも褪せぬように

2013/03/17 (Sun)
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