ホーム > 詩人の部屋 > 里雨夜の部屋 > 新着順表示

里雨夜の部屋  〜 新着順表示 〜


[341] 夫婦(肯定ペンギンさんとの合作)
詩人:里雨夜 [投票][編集]

20年連れ添った
奥さん見つめて
まだ愛は冷めてないと
目と目でお話

言葉はなくても分かること お互いに増えてきた

仮面夫婦ばかりのご時世の中
本当の愛を貫いている古き良き時代の夫婦

色あせたベンチに座り 公園の景色見つめてる
流れる雲と青い空と
それから柔らかな陽光に包まれて微笑む君

僕らは僕らのままで 明日もあさっても暮らしてく
少し考えの足りない頭だけど 君と二人三脚で歩いてく
歩いていける

どれだけ時が経っても
変わらずにいよう
奥さん旦那さん
見つめ合ってお話

ときどきはすれ違って
ときどきは背中合わせ
それでも愛は消えないから

ちゃんと言葉にすること 忘れずにいよう

僕らは僕らのままで ばかな掛け合い続けてゆこう
いつまでもいつの時までも このまま風に揺らぐ木の葉のように
小さな暮らしにしがみついて離れない

本当の幸せを知ってる
君も僕も。

2012/12/28 (Fri)

[340] シミ(肯定ペンギンさんとの合作)
詩人:里雨夜 [投票][編集]


猫の額ほどの夜が長く伸びて
誰かの欠伸の傍らで
戦争は続き 虐めは消えない

ベッドの中 無償の愛に包まれて眠る子供と
同じ空の下 吹きさらしで身を震わせて眠る子供がいる

雨の中でも 
きれいに咲いている花もあるよ
悲しみの中でも
笑っている人もいるよ
君のように

世界の隅々
知り得もしない誰かの死や不幸は わからないけれど
僕よりも ずっと多くの苦しみを知っている人もいる

だから
自分だけが悲しいと思わないで

シミだらけだよ
きれいなように見える世界でも
あなたがいう平和は
見えている範囲の中だけだ

生きたいと叫ぶ声の裏側で
自ら命を断つ音が響いている


ほら、耳をすましてみれば誰かの涙の音


けっして
誰もが生きることを心から望めるような世界じゃないんだ

2012/12/24 (Mon)

[339] Colors-Black-
詩人:里雨夜 [投票][編集]

いつの間にか溜まっていたストレスが

心という器の中で

ドロドロの感情と混ざりあって

流れ出ようとしている


ドロドロと渦をまく

グツグツと泡がたつ


黒のるつぼ

2012/12/14 (Fri)

[338] こたつのネコ
詩人:里雨夜 [投票][編集]

12月に入り

平年より早く雪化粧


気温も低く

冬も初頭だというのに真冬並み

今年の真冬はどんな冬になるのやら


雪やこんこ あられやこんこ

降っても降っても まだ降りやまぬ


春に恋 早く来い

炬燵でまるくなった猫が

おんもに出たいと待っている

2012/12/12 (Wed)

[337] 生命力
詩人:里雨夜 [投票][編集]

冬は沈黙の季節だと思っていた

世界は雪に覆われている
多くの動物が姿を消し
空には厚い雲が常駐している

お日様の光も届かない


寒くて静かな世界

でも
雪の下には
春を待つ草木が芽吹いている

土の中では
動物たちが春を夢見ている

雲の切れ間からは
あたたかいお日様の光が射し込んでいる

あたたかくて力強い世界


冬は生命力の強い季節だと知った

2012/12/01 (Sat)

[336] 幼い頃に想いを寄せて
詩人:里雨夜 [投票][編集]


凍える身体

冷たい指先

束の間の青い空



冷えきった部屋

開けっ放しのカーテン

暮れる黄色い夕陽



いつも聞いてる音楽も

いつもの風景も

なんだか今日は灰色で



黄色い夕陽が妙に懐かしい

2012/11/28 (Wed)

[335] どしゃぶり
詩人:里雨夜 [投票][編集]



見えますか?


聞こえますか?




僕の声は

届いていますか?

2012/11/21 (Wed)

[334] 美しさを詠いたい
詩人:里雨夜 [投票][編集]


秋の青空を渡る飛行機雲

西の山へ隠れていくオレンジの夕日

照らされる街並み


それなりに年月を重ねて

それなりにこの世の汚さも見てきた


それでも

この世の美しさを詠いたい


坂を下るバスの車窓から望むこの世の中は

心にすーっと染み込むほど

美しいから


それなりに汚れた僕でも

美しいと思えるこの世の中だから



僕はこの世の美しさを詠いたい

2012/11/16 (Fri)

[333] 晩秋と雨と僕
詩人:里雨夜 [投票][編集]


寒さが身に凍み始め

雨の日が多くなってきた


山々は紅葉が鮮やかで

朝布団から出るのが辛くなってきた



なぜだろう

毎年この時期はどこかもの悲しくなる


重たい雲が空を覆っているからだろうか

青空から滴が落ちてくるからだろうか


それとも


疲れが溜まりやすいからだろうか




少し涙でも流そうか

空だって雷付きで大泣きする季節なんだ


僕の涙も泣き声も

きっと誰にも分からないだろう

2012/11/15 (Thu)

[332] あこがれ
詩人:里雨夜 [投票][編集]


憧れを詰め込んだ物語

最初は順調だったんだ

でも


いつの頃から

続きが書けなくなって


今では


更新が半年に1回のペース




詰め込んだ憧れは

純粋さ


日々を過ごすにつれ

歳を重ねるにつれ

失っていく気がして

失ったことにすら気づけなくなる気がして

作り始めた物語




僕は

もう取り返しのつかないところまで

来てしまったのだろうか

2012/11/12 (Mon)
421件中 (81-90) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> ... 43
- 詩人の部屋 -