詩人:里雨夜 | [投票][編集] |
私の心には火山がある
私の火山は頻繁に小爆発を繰り返し
小爆発が地震をよび
やがて大噴火する
大噴火は年に数えるほどだが
小爆発は日に数回のペースで起きている
些細なことで小爆発を起こす火山だが
些細なことで休止状態になることもある
2013年2月3日
今年初となる中規模の地震にみまわれた
この地震が明日も続けば
明後日には大噴火となるだろう
そうならないように
私は溜まったものを少しでも解消しなければならない
そうだ!
明日は漫画の新刊でも買ってこよう
そして漫画の世界に身を投じよう
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努力して
苦手なことにも必死に取り組んで
目標を達成できたとき
それはこの世で一番甘美なとき
支えてくれた人に心から感謝するとき
そして
新たな目標に向かって
また一歩を踏み出すとき
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大学進学のため移り住んで早4年
住民票も免許も住所はこっちだけど
未だに地元と聞かれれば
生まれ育った故郷を答えるんだ
まだ学生で結婚したわけじゃないし
20数年生きてきたうちの4年でしかないし
そんなもんだと言われれば尤もである
地元には両親がまだまだ健在だし
年末年始には旧友と騒いだりもする
では
地元が変わるのはいつなのだろうか
大学を卒業して地元に戻って
地元の人と結婚すれば変わらないのだろう
でも
おそらく地元には戻らないだろう
このまま多少の移り変わりはあっても
こっちで暮らして
こっちでの暮らしが地元での暮らしよりも長くなったら
あるいはいつか結婚して家庭を持ったなら
こっちが地元となる日が来るのだろうか
ふとそんなことを考えて
地元に帰る機会を大切にしようと思った
真冬の真夜中
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小さな幸せに気づく
噂に惑わない
そんな人でありたい
少し重いくらいの負荷
少し高いくらいのハードル
自分に期待してみようか?
塵を努力に
ローマを銘に
できるかな...
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いっぱい遊んで
そこそこ勉強しました
いっぱい笑って
たまに泣いて 次の日にはまた笑いました
コミュニティが固定されていく中
少ないけれど 新たな繋がりもでき
力及ばず 消えてしまったこともありました
それなりに忙がしく
すでに覚えてないこともあるけど
それはそれということで...
反省することも多々あります
だけど
今年も良い一年だったと言える
来年もよろしくお願いいたします
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ずっと一緒にいよう
今はまだ口約束でしかないけど
お互い社会に出て 責任を負えるようになったら
左手の薬指に誓おう
そして
いつしか誓いが義務にならないように
忘れずにいよう
会えなかったときの哀しみと
会えたときの喜びを
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20年連れ添った
奥さん見つめて
まだ愛は冷めてないと
目と目でお話
言葉はなくても分かること お互いに増えてきた
仮面夫婦ばかりのご時世の中
本当の愛を貫いている古き良き時代の夫婦
色あせたベンチに座り 公園の景色見つめてる
流れる雲と青い空と
それから柔らかな陽光に包まれて微笑む君
僕らは僕らのままで 明日もあさっても暮らしてく
少し考えの足りない頭だけど 君と二人三脚で歩いてく
歩いていける
どれだけ時が経っても
変わらずにいよう
奥さん旦那さん
見つめ合ってお話
ときどきはすれ違って
ときどきは背中合わせ
それでも愛は消えないから
ちゃんと言葉にすること 忘れずにいよう
僕らは僕らのままで ばかな掛け合い続けてゆこう
いつまでもいつの時までも このまま風に揺らぐ木の葉のように
小さな暮らしにしがみついて離れない
本当の幸せを知ってる
君も僕も。
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猫の額ほどの夜が長く伸びて
誰かの欠伸の傍らで
戦争は続き 虐めは消えない
ベッドの中 無償の愛に包まれて眠る子供と
同じ空の下 吹きさらしで身を震わせて眠る子供がいる
雨の中でも
きれいに咲いている花もあるよ
悲しみの中でも
笑っている人もいるよ
君のように
世界の隅々
知り得もしない誰かの死や不幸は わからないけれど
僕よりも ずっと多くの苦しみを知っている人もいる
だから
自分だけが悲しいと思わないで
シミだらけだよ
きれいなように見える世界でも
あなたがいう平和は
見えている範囲の中だけだ
生きたいと叫ぶ声の裏側で
自ら命を断つ音が響いている
ほら、耳をすましてみれば誰かの涙の音
けっして
誰もが生きることを心から望めるような世界じゃないんだ
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いつの間にか溜まっていたストレスが
心という器の中で
ドロドロの感情と混ざりあって
流れ出ようとしている
ドロドロと渦をまく
グツグツと泡がたつ
黒のるつぼ
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12月に入り
平年より早く雪化粧
気温も低く
冬も初頭だというのに真冬並み
今年の真冬はどんな冬になるのやら
雪やこんこ あられやこんこ
降っても降っても まだ降りやまぬ
春に恋 早く来い
炬燵でまるくなった猫が
おんもに出たいと待っている