ホーム > 詩人の部屋 > 里雨夜の部屋 > 新着順表示

里雨夜の部屋  〜 新着順表示 〜


[388] 部活動
詩人:里雨夜 [投票][編集]


滝のようにかいた汗

冬でも怯まずに出ていけた体育館

床を蹴るシューズの音

手をうつボールの衝撃

お腹や肺があげる悲鳴

歓喜と落胆のラリー


何でもうまく行くような感覚も

何もうまく行かない苦悩も味わった


二度とこんな思いしたくないと思うほどの苦しみも

今となれば愛しくて


時間が経って分かったことは

どれだけ好きだったかということ

2016/03/20 (Sun)

[387] 朝露を纏って
詩人:里雨夜 [投票][編集]


車窓から見える景色は輝いていた


駐車場に停めらた車や誰もいない公園に佇む滑り台は

朝日を浴びて淋しげに


塀を追い越さんばかりの梅や花壇の花は

朝日を浴びて力強く


キラキラ

キラキラ

輝いていた

2016/03/11 (Fri)

[386] ひな祭り
詩人:里雨夜 [投票][編集]


人形を飾って

ぼんぼりに灯りをつけて

将来の幸せを願っていた


幼い頃思い描いていた幸せって

結婚することだった気がする

幸せにもいろんな形があるって思いもせず

笑って過ごす毎日は当然だと勘違いしてたっけ


今はもう人形は飾らないけど

懐かしい古風な調にキラキラ輝く幼き日々を重ね

梅の花に今日の幸せを感謝致します

2016/03/06 (Sun)

[385] 果てない世界
詩人:里雨夜 [投票][編集]


寒さに身を震わせ

空を見上げれば

漆黒の宇宙に散らばる星が瞬いて


1人じゃないよと

世界は途方もなく広いよと


寂しさや閉塞感を教えてくれる

2016/02/29 (Mon)

[384] 火曜日の就寝前
詩人:里雨夜 [投票][編集]


歳を重ねて

時の流れが早く感じる

1ヶ月を思い返すと

記憶があまりにも曖昧で

自分の脳みそが不安


そういえば

感情が伴う場面がどれだけあっただろうか

疑問が浮かび胸に問う


仕事のせいにして心を閉ざしていた自分


不安視しなければならなかったのは
記憶力ではなく人間力


感情が記憶を作り
感情が人生を豊かにする

そんな気がする

2016/02/23 (Tue)

[383] 変わりたいから
詩人:里雨夜 [投票][編集]

気分を変えるためにカタチから変えてみる

哀しい暗い気持ちを
長い髪と一緒にバッサリ切るとか

黒ずんできた筆箱を
明るい色にして少しでも勉強にやる気をだすとか



カタチだけ変えても,,,と言う人もいるけど
確かに根本的なことは変わっていないかもしれないけど

気持ちを切り替えることはなかなか難しいから

まずは変えられるところから
変えやすいところから変えるのも

有りだと思わない?

2016/02/23 (Tue)

[382] Fu・To・N-春じゃなくても暁覚えたくない-
詩人:里雨夜 [投票][編集]


ヘトヘトの身体も

擦り切れた心も

優しく受け止めて温めてくれる


甘い夢へと誘い

明日も頑張れるように

記憶と忘却を手助けしてくれる


今宵もその胸で私を包んで

2016/02/04 (Thu)

[381] それは見上げる青空のように
詩人:里雨夜 [投票][編集]


言葉で紡ぐ世界


瞼を閉じて落ちる世界は


せめて

報われる幻想(せかい)

救われる幻想(せかい)で

2016/02/01 (Mon)

[380] 笑うということ
詩人:里雨夜 [投票][編集]


雪が風に舞うように

軽いスッテプでふわふわと

2016/01/22 (Fri)

[379] 25歳8ヶ月
詩人:里雨夜 [投票][編集]

ここにいます


手を繋いで導かれていた時代(とき)もありました

手を離れてヨタヨタ歩いた時代(とき)もありました


あるときは虹を目指し

あるときは雲を追いかけながら

転びながら走ったり

立ち止まりながら歩いたり,,,


自分で進んできた気もするし

風に流されてきた気もする


なにはともあれ

ここにいて笑っています


たぶんこれからも

自分で選んだり流されたり

歩いて走って立ち止まって

マイペースに進んでいくのでしょう


どんな風に進もうと

どこへ辿り着こうと

ここに立ち寄れたことを誇りに

そこへ辿り着けたことを幸せに


思える自分でありたい

2016/01/09 (Sat)
427件中 (41-50) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> ... 43
- 詩人の部屋 -