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里雨夜の部屋  〜 新着順表示 〜


[408] 拝啓 若かりし自分へ
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幸せです

平凡な日常だけど平和だし

心が削られることもあるけど

補ってあまりあるほどの優しさをもらっています

だから幸せなのです


毎日笑っています

苛立ってしまうこともあるけど

泣くことは減りました


体は疲れを訴えるけど心は元気です

だから幸せなのです


だけど

だけどふと思ったのです


幸せだし毎日笑っているけど

生きててよかったと思うような強い感動は記憶に遠いなと


ふとさみしくなったのです


平凡な毎日を望んでいるのだから当たり前なのですが

若い頃にもう少し羽目を外しておけばと

少しだけ後悔しております

2016/10/11 (Tue)

[407] 稲刈り in レイン
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優しく降る雨を体で感じる

雨の中傘をささなくても怒られない非日常

どこかで力が抜けた気がした


空気の冷たさは久しぶりで

ぬかるんだ土の匂いや流れる水の音に満たされる

どこかで力が抜けた気がする


迫る山も広がる水田も私を構成する成分なんだ

2016/09/19 (Mon)

[406] 晩夏
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先週まで暑さに溶けそうだったのに

涼しさに背伸びをし

スーパーの寒さに肩を抱く


秋がすぐそこまで来ているんだな


ぶどうや梨や果物が美味しくなり

夕方耳をすませば鈴虫の音が聞こえてくる


長雨に心曇らせ

夜長を物思いで過ごす

秋がすぐそこまで来ているんだな

2016/08/30 (Tue)

[405] 迷子の心
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眠さと疲れを感じながら

それでも書かずにいられない心


何が原因かは分からないけど

抱え込んだ疲れと傷は夢に現に影響してる



寝たいけど寝たくない

きっと夢でも仕事をしているから

2016/08/26 (Fri)

[404] 帰宅
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今日の最高気温は平熱

夕方いっとき降った雨でムンムン


帰り道は30分

平坦に見えて実は登り道


9時間の疲労を引きずり

目指す私のオアシス

2016/08/26 (Fri)

[403] 忘れたくないこと
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自分がどんな立場であろうと

相対するのが人であるならば

相手にも心があるということ

2016/08/10 (Wed)

[402] 花火大会
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遠くの空が明るく瞬き

空気を伝って音が届く


今年は1人音だけの参加だったけど

来年は空に咲く花を君と一緒に

2016/08/08 (Mon)

[401] 白い貝殻と青い海のCM曲
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耳に残る歌がある


CMで流れていた名も知らない歌だけど

ふとした時に聞こえてきて

離れて暮らす家族や久しく会えていない幼馴染と

毎日を送っていたあの頃に戻りたい気持ちにする


あぁ山を駆ける風の音が聞きたい

2016/08/07 (Sun)

[400] 希望
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僕らの毎日は

忘却と記憶の繰り返し

忘れることで弱い自分を守り明日を生きていく


だから忘れることは悪いことではないんだ

忘れることを恐れるよりも

新しい出会いを喜ぼう



僕らの毎日は

忘却と記憶の繰り返し


今日もたくさんの出会いに心躍らせ

明日に希望を見出すのだ

2016/07/22 (Fri)

[399] あらすじ
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いちばんはじめは小学生だった
絵本が好きでエッセイが好きで
じゅぎょうで詩や俳句を習って
自分でも作ってみたいって思った

空とか雨とか自然をもとにしたり
マンガや本をさんこうにしたり
マス目のある学習ノートに書いていた

中学生になっても小説や漫画が相変わらず好きで
ルーズリーフに書いたりパソコンで配信して他の人と繋がったり
少しずつ輪が広がっていった

この頃になると恋愛だったり部活動だったり
人間関係を題材にすることが増えていた

自分の考えや想いを誰かに伝えることは
必ずしも正しいことではないと知り
誰かに相談をするということが苦手になって

そのくせ悩みや想いを留めておくことは苦しくてしんどくて
名前を変えて詩に文字に押しつけ消化していた

そんな僕も高校生になり携帯電話を持つようになった
iモードでたどり着いたのがこの部屋だった

誰にも言えない本音を素直に言える場所
綺麗な景色を綺麗だと言える場所

居心地が良くて気づけば10年居座っている

1日に何作も投稿できたり間が長く空いたり
一人称が僕だったり私だったり
10年変えなかった名前を変えてみたり

そんな自由気ままな自分を受け入れてくれている場所

声に出して言えない言葉がある限り
たくさんの人に共有したい景色がある限り
私はここで詩を紡ぎ続けるでしょう



これが私のすべて
お付き合い頂きありがとうございます

指先の僕ら

2016/07/09 (Sat)
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