詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
何日か前に君が怒った時
あれ?これは現実なのかってはっと思ったけど
また夢だけに逆戻りだね
でも、これでいいと思う自分がいるよ
ぬるま湯の中に好きなだけ長く浸かっていよう
これもまた心地がいい
物は考えようで
どんなことでも気持ちがいいと思えばそういうものだ
ここでこうしていれば実際君を失う恐怖はそれ程無い
でも、もし出会ったら何が起こるか?
ねえ、君も少しは怖かった?
だから、まだ今年も僕は「初詣」には行かないことにした
もう少し様子を見よう
気持ちを温めてみよう
失敗はできない
詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
いつかまた必ず会える
だって太陽が輝いているから
そういい残したまま
あの日の君は消えた
今もあの場所には
君のいいにおいが漂っている気がする
懐かしくて懐かしくて
何年も前君がいた場所に今も君を探すんだ
うれしいことも悲しいことも共有したい
そう君は言ったけど
この悲しみや重みが耐え難くて
不安になった君は僕の前から消えたんだよね
ごめんね
君を心の底から安心させてあげられなかった結果がこれだ
人の心には元気な時とそうでもない時がある
いつか元気になったら会えるかな
「いつか」「また」「必ず」そう君は言ったでしょ?
そのときを信じて僕はじっと我慢の子
もし君に会えるのならどんな苦労も厭わない
いつかの日を信じてみよう
詩人:どるとる | [投票][編集] |
泣いたり笑ったりするだけの日々の中に
いつの間にか 花が咲いたよ
赤や黄色の色とりどりの極彩色が
世界を 染め上げた
手のひらに 咲いた
花のような ぬくもり
ふれると 伝わる
たしかな 手ごたえ
つぼみのように
閉じたり
花開いたりする手
命の重さが かかる
僕が笑ったら君も笑った
幸せを見つけたよ
君の笑顔に
言葉は多分 いらない 気持ちは伝わるよ
笑ったり泣いたりするだけで魔法みたいに
日暮れの薄紫の 空が街を包んでる
なぜか涙がこぼれた
名前のない 気持ちになるよ
僕は今の気持ちを言葉にできない
ゆるやかな坂道を
自転車で 下るときの浮遊感
空を飛んでるような自由な気持ち
魔法のない世界でも幸せになれる
君が笑えば
手のひらに 咲いた
花のような ぬくもり
ふれると 伝わる
たしかな 手ごたえ
つぼみのように
閉じたり
花開いたりする手
命の重さが かかる
僕が笑ったら君も笑った
幸せを見つけたよ
君の笑顔に。
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
貴方との思い出を
焼き付けたレコード
薄暗さとキラキラ光る
シャンデリア
珈琲片手に
思い出に針を落とす
異空間で静かに
流れ出す
懐かしいな
貴方と弾いた
ピアノコンチェルト
最初で最後だった
演奏を聴いたら
きっと泣いてしまう
泣いてしまうけれど
嬉しくもあるよ
また時が戻ったようで
貴方との思い出を
焼き付けたレコード
回るよ回る
ぐるぐる回る
今宵思い出に針を落とす
薄暗く灯る明かり
ぼんやり輝く
シャンデリア
くりーむそーだ
光の泡に溶けていく
時に逆らうように
貴方と共に帰ってく
懐かしの場所へ
詩人:♪羽音♪ | [投票][編集] |
貴方からの言葉に
心ごと酔ってしまう
そんな貴方からの手紙だから 大切にしたいよ
たくさん考えて考えて
細かな心の震えを
伝えたい
不安も寂しさも幸せも
そんな風に大切に言葉を選んでたら
返信が遅くなってしまうよ
それがきっと
貴方を不安に
させてしまうんだよね
ごめんね
心は共鳴するよ
貴方が不安なら
私も不安になる
貴方が幸せなら
私も幸せ
寂しくないわけが無い寂しいけれど
貴方の言葉があるから安心できる
貴方を間近に感じられるから
夜の空 プラネタリウムの事だったんだね
貴方、天体好きだったものね
私も一緒に見上げたかった 夜の空
一緒に行きたかった
プラネタリウム
貴方の大好きな夜空
私もよく 見上げるの
寒さの中 冬の空に
寂しく一際 強く輝く
私にはそんな風に
見えた
あの星に 届くかな
近いようで遠いよ
夜空に私が願うのは
私が目指したい場所は
貴方と同じ世界
貴方と同じ世界に
行きたいよ
貴方とまだまだ
やりたいことがあるよ
貴方と行きたいところがある
貴方と最高峰の世界へ行きたい
それが私の願いなの
詩人:どるとる | [投票][編集] |
ときめくばかりの 恋をしている胸に
余計な言葉はいらなかった
愛してると大好きが 言えればいくらでも笑いあえた
手をつないで キスをして たまに
喧嘩して 窓に映る 過ぎてくだけの移り変わる季節も見えないくらい君を 愛した
もう一度だけでいい 君に会いたいって思いは
きっと いくつ夜を見送っても 朝を迎えても
叶うことのない願いだから 言葉にせずに 胸の中にしまう
それでも 変わらないあの声で 今でも僕の名前を呼ぶんだ
愛したんじゃない愛されていたよ
気づいたのは君がいなくなってから
おはようとおやすみも交わせなくなるのが こんなに寂しいなんて
思いもしなかったけど 君がいなくなって 少し広くなった部屋を 見渡したとき
僕は もっと寂しくなった
僕が君を思うよりずっと 君は僕を思ってて 君は僕より僕を知っていたんだろう
それなのに もう愛する人がいないよ
あの日謝れなかったことが 今なら謝れるのに
謝る人さえいないよ
僕の思い出の半分は君でできているのにある日突然ふっと 消えてしまったよ
君が好きだったもの
ひとつ残らず 言えるのに
もう そんな こと覚えてても
意味はないんだね
でも 君がくれた時間は僕にとって 今も何よりの宝物
もう一度だけでいい 君に会いたいって思いは
きっと いくつ夜を見送っても 朝を迎えても
叶うことのない願いだから 言葉にせずに 胸の中にしまう
それでも 変わらないあの声で 今でも僕の名前を呼ぶんだ
だから僕も 君の名前を呼ぶよ
返事はなくても 思い出の中の君に会える気がして。
詩人:どるとる | [投票][編集] |
通り過ぎていく 窓の外の景色
夜明け前の街に 沿うように走るレール
宛のない旅だ 行き先のない旅だ
決まりきった規制概念は置き去りだ
愛することも不器用なら愛されることにも不器用だ
照れながら 恥ずかしがりながら
笑うことしか 出来なかったよ
生まれ育った街から旅立っていく日の前夜 僕は 眠れなかった 膨らむ期待に不安が混ざりあう
色褪せながらも どこか輝いていく世界を見てる
形あるすべてのものが 存在する世界で
ありふれた思いはどこにもないのに いつもここにある
揺るぎない思いは サテライト
行き場のない僕らを 照らすまぶしいくらいの光
つまらないことで迷うばかりの未来を 明るく照らしてくれ
探してる答えは きっとこの先にある
かすかだけど淡い予感で満たされている
道を外れたところからスタートする
ちょっとばかり多すぎる宿題にげんなり
出会い別れ また出会うそんな毎日
昨日流したばかりの涙をまた流してる
予報外れの雨にうたれても 笑えるならそれでいいのです
つまずいて 転んだって
多分 空が晴れなら気分もいい
会ったきりもう二度と出会わない人
反対にいつでも会える人 たくさんの人との出会いが僕をつくる
新しい世界に踏み出すこの一歩は どんな明日に連れていってくれる?
僕は僕で 君は君で ただそれだけのことを証明するために
どれだけの犠牲と どれだけの代償をはらえばいい
夜明けを迎えた空の向こうから放たれたサーチライト
あまりの眩しさに目をそらした瞬間の
ほんの少しの間だけ 救われた気がしたよ
まだ知らないすべてに会いに行こう 片道切符はなくさないように
したたる水のようにきれいなものを 見たときの心は とてもきれいな色をしている
いつか 君がくれたぬくもりを手にどこまでも行く。
詩人:チューリップの花束 | [投票][編集] |
ただ僕が息をしていて
君にそのことがわかるのならば
君は満足なのかな
寂しくはないのかな
それなら、ここにいようか
思ったことを話してみよう
夜の空とはプラネタリウムのことだ
あの時暗闇の中星が瞬いて
流れたように見えた
長い長い手紙は最初から最後まで
何故だか僕に宛てられたもののように響いた
いい声だったよ
君の全部が好きだったけど
すごく声がいい
心の振るえみたいなのが振動しているからね
声帯ってだけじゃなく
僕には思い出だけだけど
君との未来が開けているわけではないだろうけど
それでいいと思った
それが適任なのだ
だから、それもいい
詩人:どるとる | [投票][編集] |
手のひらにこぼれ落ちた一滴の涙
誰かのほほを伝うあたたかい雨
通り過ぎてく風景が窓の外の光と
重なりあって手を繋いで始まる世界
僕はすべてを解き明かせないけれど
ありふれた魔法で 生まれ変わってく
何度も 何度でも 咲いては散る命
手のひらに 咲いた花がほころんだら
生まれてきてくれてありがとうって
優しく微笑むんだ。