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[190360] プール
詩人:どるとる [投票][編集]


五月雨に濡れながら 僕たちは宛もなく探してた

ふいの思い出し笑いの理由だったり
明日の天気を予想しあったり
そんなくだらないことに夢中になってた

あの頃の僕たちには 恐いものなど なくて
小さな勇気と少しの好奇心があれば いくらでも笑い転げた

夏が来たから 夏なんじゃなくて 夏に会いたいから 夏なんだ

理由なんて きっとどうだっていい
ただひたすらに 遊ぶことに夢中さ

広がった青い空はまるで大きなプール
飛び込んでみよう お気の済むまで

天気予報は ここ最近めずらしく外れてばかり

ふとした 妙案を思いついたり
ある日突然旅に出てみたり
僕らは不自由な世界で自由に生きてた

ビー玉を太陽にかざして のぞき込んだ
レンズの向こうに広がっていた世界は
何も不思議なことなどなかったけど

青と緑の世界の真ん中で 僕らは奏でた 風鈴を鳴らす音

小さな 勇気をふるいたたせて 飛び乗った電車の行き先を僕は

知らなかったけど なぜだか 不安はなかった 君がいたから

中央線の窓の外を気持ち良さそうに泳ぐ入道雲が見えた

長い長い夏休みの一頁が 少しずつ遠ざかるのを見てた

あの頃の僕は 万華鏡の中にいたんだね
きれいなものに 目をうばわれていた

夏が来たから 夏なんじゃなくて 夏に会いたいから 夏なんだ

理由なんて きっとどうだっていい
ただひたすらに 遊ぶことに夢中さ

広がった青い空はまるで大きなプール
飛び込んでみよう お気の済むまで。

2015/12/25 15:13



[190359] 届かないメッセージ
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

やっぱり伝わらないのかな?

嫉妬されたって
困るよ?
だって貴方に向けて
言った言葉なんだから
それで嫉妬されるんだったら
私はどうすればいいの?

こんなに好きなのに…

クリスマスの日まで
詩を通して喧嘩したくないよ

2015/12/25 14:34



[190358] プール
詩人:どるとる [投票][編集]


心ごと 飛び込んだ青い世界
このまま真夏の真ん中へ

子供たちが プールバックを抱えて
陽射し照り返す お日さまの下へ

金網の向こうに大きなプール
夏休みの 静かな校舎には 蝉時雨が降る

絵日記には 描ききれないほどの
たくさんのきらめくような思い出

溢れだしそうなほどの気持ちを
今すぐ伝えたい 水しぶき上げて

会いにゆくよ瞼の裏に描いたあの夏へ

心ごと 飛び込んだ 青い世界
このまま真夏の真ん中へ

はしゃぎすぎの夜 黒い肌に白い歯
いろんな色の花火が咲いては散って

その時だけしかない大切な瞬間をストロボみたいに刻む 思い出を焼きつけて

誰かに話したいことがこんなにたくさん
夏休みの宿題はいつもなぜか後回し

はみ出したままの気持ちをしまえない
自転車で駆け抜けたあの日々

会いにゆくよ 何度でも同じ夢を見る

もう待てないって 飛び込んだ
あの空と同じ青い色に 染まるんだ

カモメが 鳴いている 海の匂いと渦巻く貝殻

ビーチサンダル 浮き輪と ビーチパラソル
裸足のままで 水につま先を浸して
ひゃっとするその感覚 永遠に閉じ込めたい 終わらないで僕らの夏

絵日記には 描ききれないほどの
たくさんのきらめくような思い出

溢れだしそうなほどの気持ちを
今すぐ伝えたい 水しぶき上げて

会いにゆくよ瞼の裏に描いたあの夏へ

心ごと 飛び込んだ 青い世界
このまま真夏の真ん中へ。

2015/12/25 12:56



[190357] 名前のない感情
詩人:どるとる [投票][編集]


少しだけ 有り余った余計な 感情を
他人のために 使ってみたりする

そして見えてきたいろんな余計な
悲しみや喜びが 僕を違う色に染めてく

愛したり 愛されたりの繰り返しの中で
気づいたこと 見逃したこと
一つ一つ 言葉にしてみよう

あなたと出会えて ただ 嬉しかった

それだけの 思いを手にするために

あなたと 過ごせて とても幸せだった

そんな きれいな気持ちに染まるために

生きてきた この年月を 僕はためらいなく
思い出と 呼びたい

姓どころか 名前もない感情に染まって

愛さずにはいられない 気持ちになる

憎むことしか知らないような顔しても
気づけば 誰かを思っていたりする

思ったり 思われたりの毎日の中で
失ったもの 手にしたもの
全部あますことなく宝物にしよう

人生最後の日には 笑って ありがとうって

愛してくれたすべての人に感謝できるかな

その日は晴れたいつもの青い空が

白い雲を抱いているような日がいい

生まれたことの本当の意味を 死を持って僕は知るだろう

この胸を くすぐる風が 冬の白い道を吹き抜けていく

カレンダーはまた 一枚めくられて もう新しい年が近づいてる

ほんの少しだけ 振り返ってしまうのは 昨日の涙が僕にとって意味のある 涙だったからだ

あなたと出会えて ただ 嬉しかった

それだけの 思いを手にするために

あなたと 過ごせて とても幸せだった

そんな きれいな気持ちに染まるために

生きてきた この年月を 僕はためらいなく
思い出と 呼びたい。

2015/12/25 12:32



[190356] いろとりどり
詩人:どるとる [投票][編集]


正しさというあやふやな定規で計るには
この世界の縮尺はあまりにも曖昧だ

軌道を外れた 想像が行き着く先を 知らない僕たちは
迷子よろしくさまよって 行き交う柱時計の振り子

ありもしない常識という模範解答に 惑わされながら

迷わされながら やがて僕たちは気づくんだ

正しさなんてものは計算したりするものじゃないと

そしていつしか 心を満たしていくのは
間違いだらけでも輝くような 生き方

まやかしなんだよ そもそも常識という概念が

絵に描いたような理想ばかりに 急かされて

足並みそろえて生きることがさも正しいように間違えられた世界には
個人の意思なんて 規律を乱すだけの障害物

赤子が手にしたばかりの命には 目盛なんかなくて

ただ 笑ったり泣いたりするだけで 生きていた

でもいつからか 僕たちは計算することを覚えてしまった

余計なくらいに賢くなった そのぶんだけたくさんの大切なものが見えなくなった

見渡す世界に色とりどりの光がこぼれて
僕は僕という色になり
君は君という色になる
でも 多分もう 昨日の僕には染まれない
今日は今日の僕だ
今日は今日の君だ
色褪せていくのがどうやら世界のルールだ

ありもしない常識という模範解答に 惑わされながら

迷わされながら やがて僕たちは気づくんだ

正しさなんてものは計算したりするものじゃないと

そしていつしか 心を満たしていくのは
間違いだらけでも輝くような 生き方。

2015/12/25 12:15

[190355] Christmas Day
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

雨上がり
空に虹がかかっていた
突然のことで目を奪われてしまった
君のいろんな面を見るよ
いや、それは意外な一面ではないのだけれど
嫉妬してはいけない
この人はこういう人だから
何もかもを赦そうと
そう思えた

2015/12/25 10:33



[190354] 生きるとは
詩人:どるとる [投票][編集]


通り過ぎていく窓の外の景色を眺めながら
空の流れとか 雲の形に見惚れながら
こっそり君を思ってみたりしたんだ

溢れる人混みに 迷わないように 流されないように
生きているつもりなのに いつの間にか誰かと似たような色してる

僕は 一体 何のために生きているんだろう
僕は 一体 誰のために生きるんだろう

それがわからなくていつも 立ち止まる

誰のために笑い 誰のために泣き
誰を愛し 誰に愛され 誰を憎み 誰を羨み誰を思い 誰に思われるているのか

解答欄は いつも空欄のままさ
誰か教えてよ 生きるとはなんだ?

深夜零時を過ぎても人通りはおさまらず
人でごった返す 駅前商店街 こんなにもたくさんの人の中にいながら寂しがる心

途絶えぬ 人波に流されていけば 幸せって見えざるものが見えるのだろうか
そんなことを考えながら 理由もなく込み上げる焦燥に苛立つ

僕は この先 どんなふうに生きてゆくのだろう
僕は 今まで 誰のために生きてきたんだろう

たったそれだけのことも解らないんだ

僕のために笑い 僕のために泣き
こんな僕のために 誰が愛をくれるだろう
手持ちぶさたな僕はとりあえず有り余った優しさで自分を慰める

強がるばかりの心は本当は誰かに愛されたがっている
この気持ちはなんだろう

存在の証明なんて たいそうなものは求めてはいない
ただ 自分っていう唯一無二の存在を 印象づけるような
なにかが 欲しいだけさ

それがよしんば愛だとしたなら 僕は誰かを愛すべきだろうか
僕は誰かに愛されるべきだろうか
生きることの答えはその時 やっとわかるのだろうか

誰のために笑い 誰のために泣き
誰を愛し 誰に愛され 誰を憎み 誰を羨み誰を思い 誰に思われるているのか

解答欄は いつも空欄のままさ
誰か教えてよ 生きるとはなんだ?

2015/12/25 07:54



[190353] 魔法の言葉
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

貴方の甘い言葉は
クラクラして
メロメロになって
今にも雪のように
溶けてしまいそう

それでいてとても
ほんわか幸せな
気持ちになるの

まるで魔法みたい
魔法の言葉を有り難う

貴方はいつだって
一人じゃないよ?

毎日、貴方を
想ってる人がいる
遠く離れていても
貴方の傍にいる
私の心はいつでも
貴方と共に

だから一人だなんて
思わないで


今日はクリスマス
大好きだけじゃ全然
足らない 伝わらない

だから はずかしいけど
勇気を出して言うね

今日は特別な日だから
言ってもイイよね?


貴方を心から
愛しています

2015/12/25 03:35



[190352] 大人
詩人:ユズル [投票][編集]


見渡せば 整列した デスクに
難しい仮面を与えられた 人 のようなもの
チクチクしている 世界に 足がすくんだ

時間が 過ぎるのを 息を潜めて
無機質な 灰色の群れの中で 待つ
ひとりひとりは とても 暖かいこと
僕は 知っているから 余計 ばかばかしくなる

どうして 世界は こうなんだろう
僕の瞳が 濁っているだけか
どうして 心から 笑えないんだろう
君の優しさも かき消される
こんな 世界で

荒んでいる と 誰かに 哀れまれようと
荒んでいない 景色が 見当たらない
蜃気楼の向こう 綺麗な国が 隠されている気がした
越えたら そこも 汚い 埃まみれの街さ

どうして 僕は こうなんだろう
世界が 後ろ向きに 廻っているんだ
どうして 心が 冷たいんだろう
君の優しさも 切なさに変わる
こんな 世界で

2015/12/25 00:55



[190351] 幼き 美しき
詩人:ユズル [投票][編集]


どきどきして 眠れないの
小さな瞼が ぱちぱちしてる
それでも夢が むかえにくる
そうして明日 目を覚ましたら

キラキラのお星さまに囲まれて
負けずに 輝いている
眩しくて なんだかとても切ない

枕元に 舞い降りたのは 君が
いい子にしていた 証
僕のもとに 誰もこないのは
悪い子にしていたからさ

幼い日の 夢を見る
暖かくて カレーの匂いがして
すべてが 優しく 綺麗な彩りで
枕元にはもう 涙しかないよ
ぎゅっとしてほしい
もう いない
思い出は 思い出で 抱きしめた まま

2015/12/25 00:46
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