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[190429] 入浴
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

夜の浴室には
バスタブがあり
チャプチャプと水の中にある
なにもないような
いけないような
哀しみが
目を細めさせたがる

誰も知らない近さや遠さは
栓を抜いてさえしまえば
とりかえしのつかない
繰り返しへと吸い込まれ
もう指先を差し入れても
間に合いはしない

湿った手の甲で
唇を拭くように撫で
暗闇で呼吸を繰り返すだけだ

2015/12/30 01:09



[190428] 愛し合う他人。
詩人:もとり [投票][編集]




僕は君の事を何も知らない

知っているようで何も知らない


好きな物や

仲の良い知人や

住んでいる所さえも


君自身の事であれば

大体は理解してきたけれども

君の背景は全く知らない



近くて遠く

手に入れてるようで掴めない


だから今

君が連絡を断ってしまえば

いとも簡単に繋がりなんて切れてしまう


それは恋人や友人と言うよりも

深く繋がっている他人 と言うより他にない



君と僕の関係を表すならば

そんな脆い結び付きで





2015/12/29 22:20



[190427] まばたき
詩人:どるとる [投票][編集]


飛んだり 跳ねたりする はずむ心の
繰り返される掟の中で消えたりあらわれたりする世界が君の瞳に 広がった

終わりのないような砂漠の 果てに
宝石みたいな 月が昇れば いつの間にか遠くに旅立った涙も そばにある

ふいに流れた星のかけらが まばたきの間に 逃げ去った 夜空に 誰かの思いが残されて

明日と手を握った僕の 強がりが 少しの希望さ忘れないで。

2015/12/29 21:20



[190426] 投棄
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]


近づいては突き放す
触れたいと思っても
触れさせてはくれない

貴方は本当は
どうしたかったんだろう

甘い夢を見ていたよ
意識がボーッとしてしまうくらいに
夢が現実になるって
期待したのに


私にはその可能性は
無かったのかな?
やっぱり許してくれている訳では無かったのかな


手を伸ばしても
届かない距離にあって
それでも貴方が
元気でいてくれるのなら 幸せを掴んでくれるのなら…

見つめるだけの苦しみも 甘いものになる


私じゃ力不足だったのかもしれない
貴方の抱える不安を
取り除きたかった
癒やしを与えられる
存在になりたかった

貴方の一番になりたかった

けど………


私はまた諦めて
貴方に背を向けなきゃ
いけなくなる日が
くるのかな…


ずっと怖かった
貴方が諦めて
去ってしまうことが


自分から手放した癖に
捨てられる恐怖を感じて貴方に縋るなんて
都合が良すぎるって
何度だって自分を責めた

責めたけど…
それでもやっぱり
怖かった


貴方に会えたら
そんな不安も怖さも
払拭できるって
思ったの

会いたい衝動だって
あったよ
貴方を見たら喜びで
胸がいっぱいになると思う


その反面、過去の罪悪感に押し潰されそうにもなるかもしれない


幸せと喜びと怖さ


言いようのない感情が入り混じって
複雑な心


でもきっと
貴方にとって
そんな私が重荷になる

だったら私、我慢する
貴方との出会い
我慢するから

貴方の重荷になるなら
いっそのこと私を捨てて
捨ててね


本当は怖いけど
貴方のためになるなら
私、我慢するから…

2015/12/29 16:25



[190425] 
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]


僕は君のファンだから
どんな時も味方だ
応援が過剰にならないように
それでもいつでも見守っていよう
一本道だと言ったこと
それを静かに見ていよう
健康で長生きして欲しい
その間に沢山のことを成すだろうね
あくまで僕は僕で君は君だけど
詩作という意味では一緒に歩いたんだ
人生というこの道の上に、君も僕もいた

2015/12/29 14:33

[190424] つたなきもののわるあがき
詩人:山崎 登重雄 [投票][編集]


ここまできた。

あれからも、それからも、これからも。

ひとりだけど、ひとりじゃない。

たくさんのなかまとともに。

たくさんのおもいとともに。

たくさんのことのはとともに。

こわいけどしっぱいをおそれず。

こわいけどみちをさだめて。

きのうにきょうをかさねて。

きょうにあしたをかさねて。

あしたはずっとみらいへ。

ずっとずっとみらいへ。

かわらずにかわりつづける。

みらいにはあたらしいちからがひつよう。

そのいしずえになろうじゃないか。

われもいたしひとをもきょうけそうらへ。

みちはつねにめのまえにひろがる。

じぶんじしんの、ゆうきのいっぽを。

みらいへ、みらいへ。

2015/12/29 11:44



[190423] 初詣
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]

何日か前に君が怒った時
あれ?これは現実なのかってはっと思ったけど
また夢だけに逆戻りだね
でも、これでいいと思う自分がいるよ
ぬるま湯の中に好きなだけ長く浸かっていよう
これもまた心地がいい
物は考えようで
どんなことでも気持ちがいいと思えばそういうものだ
ここでこうしていれば実際君を失う恐怖はそれ程無い
でも、もし出会ったら何が起こるか?
ねえ、君も少しは怖かった?
だから、まだ今年も僕は「初詣」には行かないことにした
もう少し様子を見よう
気持ちを温めてみよう
失敗はできない

2015/12/29 11:36



[190422] 余韻
詩人:チューリップの花束 [投票][編集]


いつかまた必ず会える
だって太陽が輝いているから
そういい残したまま
あの日の君は消えた

今もあの場所には
君のいいにおいが漂っている気がする
懐かしくて懐かしくて
何年も前君がいた場所に今も君を探すんだ

うれしいことも悲しいことも共有したい
そう君は言ったけど
この悲しみや重みが耐え難くて
不安になった君は僕の前から消えたんだよね
ごめんね
君を心の底から安心させてあげられなかった結果がこれだ

人の心には元気な時とそうでもない時がある
いつか元気になったら会えるかな
「いつか」「また」「必ず」そう君は言ったでしょ?
そのときを信じて僕はじっと我慢の子
もし君に会えるのならどんな苦労も厭わない
いつかの日を信じてみよう

2015/12/29 11:16



[190420] 魔法を使う以外で幸せになる方法
詩人:どるとる [投票][編集]


泣いたり笑ったりするだけの日々の中に

いつの間にか 花が咲いたよ

赤や黄色の色とりどりの極彩色が

世界を 染め上げた

手のひらに 咲いた

花のような ぬくもり

ふれると 伝わる

たしかな 手ごたえ

つぼみのように

閉じたり

花開いたりする手

命の重さが かかる

僕が笑ったら君も笑った

幸せを見つけたよ

君の笑顔に

言葉は多分 いらない 気持ちは伝わるよ

笑ったり泣いたりするだけで魔法みたいに

日暮れの薄紫の 空が街を包んでる

なぜか涙がこぼれた

名前のない 気持ちになるよ

僕は今の気持ちを言葉にできない

ゆるやかな坂道を

自転車で 下るときの浮遊感

空を飛んでるような自由な気持ち

魔法のない世界でも幸せになれる

君が笑えば

手のひらに 咲いた

花のような ぬくもり

ふれると 伝わる

たしかな 手ごたえ

つぼみのように

閉じたり

花開いたりする手

命の重さが かかる

僕が笑ったら君も笑った

幸せを見つけたよ

君の笑顔に。

2015/12/28 15:13



[190419] レコード
詩人:♪羽音♪ [投票][編集]

貴方との思い出を
焼き付けたレコード

薄暗さとキラキラ光る
シャンデリア
珈琲片手に
思い出に針を落とす
異空間で静かに
流れ出す

懐かしいな
貴方と弾いた
ピアノコンチェルト
最初で最後だった

演奏を聴いたら
きっと泣いてしまう

泣いてしまうけれど
嬉しくもあるよ
また時が戻ったようで

貴方との思い出を
焼き付けたレコード

回るよ回る
ぐるぐる回る

今宵思い出に針を落とす

薄暗く灯る明かり
ぼんやり輝く
シャンデリア
くりーむそーだ
光の泡に溶けていく

時に逆らうように
貴方と共に帰ってく
懐かしの場所へ

2015/12/28 13:36
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