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[198020] am3:24
詩人:KiraAya [投票][編集]


 止まりかけてる 深夜の時計

 ガチガチと耳障りな 悲鳴

 早く止まってしまえば静かになるのに

 死を願うみたいに 目を閉じた

2023/06/09 03:25



[198016] 信じているよ
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


今も忘れない
爽やかな憧れ

僕の好きだった
伸びやかな光

いまはお互いに
遠い町にいる

いつか会えるかな
晴れた朝の庭で

僕の記憶は
色褪せないよ

信じているよ
君は変わらないと


今も忘れない
真っ直ぐなまなざし

僕の好きだった
飾らない言葉

それなのにすれ違う
あの頃の不思議さ

しかたなかったと
もう悔やまないから

僕の記憶は
原色のまま

信じているよ
君は笑っていると

────
────

2025/01/03 10:33



[198012] それはいつの日か
詩人:梅宮 蛍 [投票][編集]

薄紅の恥じらい
青き日々は真白の陰の中にある
窓の外 見る君の頬杖
眦に光る過ぎし刻の忘れ形見
人は還らじ
ただ征くだけ

空から鳩が舞い降りて
また飛び立つ

2023/05/28 01:02



[198011] 網膜の中
詩人:梅宮 蛍 [投票][編集]

やぁ、と言えば
応、と応え
そこに何のあるべきか

然りとて君は夢の飛礫
明日は帰らじ郷の粒

GO!と吼えれば
さぁ?と躱し
そこに雫の見るべきか

去れどもあなた
そこはダメだよ

2023/05/27 23:13



[198010] ラブコイン
詩人:EASY [投票][編集]

僕は幸運にも 
詐欺師に出会った

サイボーグを模倣した
彼女の瞳には 生気がなかった


彼女は15万が
100万円に変わると言ったから

僕はその100万円を
ビスケットにして見せると言ったんだ


とても辛くて泣きそうな時に
子供の頃に食べた様な
懐かしくて甘いビスケットに
して見せると言ったんだ

彼女は少し無言になった

ビスケットより美味しいものが
買えますよ!何もせずに!
彼女は声を張り上げた


じゃあ逆に、スゲー沢山の事をしたのに
ビスケット一枚しか貰えなかった時の
その味わいは味わえないんだね
と、僕は寂しそうに言った


すると彼女は、一番奥にしまっておいた
可愛いぬいぐるみを抱き締めて

時間の重みに涙を見せた


時間なんてないよ
あれはハッタリだよ

タネのあるマジックショーみたいなもん
僕は余裕と焦りと興奮をマッチさせ
はっきりとそう言った

みんなここにいるし
全部ここにあるよ

生きるのも詐欺みたいなもんさ

生きたり死んだり、それに左右されるのも
それに気づく為のショーなんだ

冷めたものほど、温める事ができるんだ
科学ですら、こんなこと知ってる

でも、僕たちは最初から
それを知ってるんだよ

思い出すために、忘れたんだ


僕は僕を癒す為に
詐欺師を抱き締めた

2023/05/27 22:40

[198009] ロケットの方角
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

失って
失って
そしてまた
失っていく

「流れ星のようになれたらいいのに」

「感傷に浸っている」
とか、この
粗野な話しかけられ方が
より良い燃料になる

ちりちり ちりちり

燃え焦がされていく
爆発的な噴射力の
燃え吹き出していく
推進力の反対方角に
まとわりつくような
誰かへの想いがある


2023/06/11 21:01



[198007] 夏前の広場
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]


とても静かな夏前の広場
僕らの話し声が、空に抜けて散らばる

上ずりぎみの胸 はちきれそうで
つないだ手と手
で、・・ねゑ、
飛び立てそうかい?


大地に白い線で ハンモック敷き 
包まれちゃおっか

飛んでくる飛行船が、
あぁ、
僕らをくるんで、天まで持ち上げてくれるよ


夏好き 海好き 
今日は、まぶしい日

まばゆいな 
見つめきれやしない
震える前に「パッ」と顔かくすよ
ぅふぅ 
照れてんだね


遙か真空の 宇宙から届いた青
背にうけて 
はつらつダンス 踊ろっか

君も輪っかに 入っておいで

晴れやかな 夢路の時
ピンクさえ 顔赤らめて、深紅

裸ん坊で皆 身軽 気軽
さあさ、
朗らかに ラブソング歌お


とても静かな真夏の広場
はしゃぎ声が、空を駆けてく
ようこそ! 
愉快で得意げな
夏に海に恋
なんか いろいろありがとう
好きよ



2023/05/25 14:55



[198005] 一人頭三つの脳を持っている皆んな
詩人:雪 刀寿 [投票][編集]

昭和から平成の思春期があやしてくれる

機械社会に溺れてた


機械と一心同体になるために
第三者目線はパラダイスを作り上げ 楽しげに何でも言える 仲になった
人に聞かれても人に聞かれなくても賑わい 豊か
彩り ゆたか そうして第一者と第2者
マンツーマンの関係は廃れて行っている


だから、アイデア産むため 自由な純白を欲しい
いつもリセットしてるな


何せ五億年前の人類を刺激する想像力だ
ブロイラー飼育を食べつくしてまだあきない

オープンな社会とは心のはだかを知っている?
ゆとりストと余裕だね!


2024/01/30 19:17



[198003] ひまわり
詩人:猫のあし [投票][編集]

笑ってくれると嬉しい

話をしただけで心がくすぐったくなる

また会いたい

いつか

会えるといいな

もっと近づきたかった

もっと楽しい話がしたかった

でも 笑顔だけ見ていたいから

今年は
ひまわりを部屋に飾ろう

2023/05/22 20:52



[198002] もっと前へ
詩人:猫のあし [投票][編集]

前に進むと決めたのに

夢中で走ると決めたのに

立ち止まらないって決めたのに

もっと強くなりたい

もっと

自分で決めた道なんだ

2023/05/22 20:43
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