| 詩人:壬治 | [投票][編集] |
もうあの日のように心のままにめがけて
一直線には走りだせないよ
大人になったら、お金を稼げるようになったら
どこへでも行ける、なんだって出来る
そう思っていたのに
成長すればするほど生き方はココに収まって
気持ちより優先させなきゃ
いけない現実の多さに、目がまわる
もうあの日のように心ひとつじゃ、やってけない
誰かのためがむしゃらに全部を捧げられない
予想を裏切る未来の連続
本当は自分がいちばんよくわかってた。
張り巡らされた予防線、くぐる度胸はどこにある??
| 詩人:壬治 | [投票][編集] |
今日は泣くには都合がいい天気
握り返した手は冷たくて
応答もないけれど
夜のマントに身を隠すように
今だけすこしそばにいてくれないか
素直な言葉で
寄り添えないことはさびしいよ
弱みをさらけだせない
生き方はくるしいよ
落ち葉を踏みしめて
たのしむように歩いたり
好きなとき泣いたり怒ったり笑ったり
そんなちいさな自由を
ここで噛みしめたいよ
今だけどうか肩を貸してくれないか
| 詩人:壬治 | [投票][編集] |
神様なんてなんにも見ちゃいない
大事なことなにひとつ
見落としてるに違いない
だってそうじゃなきゃこんなのおかしい
ゆるやかに下降して
悪化して溶けてなくなって
そんな世界の情景が
当たり前に過ぎてゆく
神様なんてなんにも見ちゃいない
神様なんてなんにもしてくれない
大きなビオトープを作って
暇つぶししてるに違いない
ここで試されてるのだろうか
ぼくら試されてるのだろうか
そんなドラマティックな妄想を
もてあましながらたまに悩んでる...
| 詩人:壬治 | [投票][編集] |
あの夜に見た夢が鮮明で
いつまでも忘れられなくて
その続きに憧れて
ずっとずっとここで待ってるよ
早くして答えを今すぐ見せて
音沙汰もなくみんな
季節のなかに溶けてしまう前に!
前触れもなくいつか
わたしの命も
きみの命も終わってしまうから!
ぎゅっと隠した本当の気持ち
もうすぐ大きくなって
破裂しちゃいそう
| 詩人:紙一重 | [投票][編集] |
そうだ、忘れてた
自分が何を求めてたか
何を目指してたか
カンケリに夢中になるような
少年のような生き方に
憧れてたんだ
瞬間瞬間が輝いているような
後ろ振り返らないような
興味あるもんには何も考えず
飛び込むような
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
人生は
いいことばかりじゃない
むしろ
悪いことの方が多い
だなんて
いかにも詩的で教訓じみた
ありがちな世界の中で
花はとても綺麗に咲いた
人生は成功ばかりじゃない
むしろ失敗の方が多い
だなんて
いかにもあるべき姿を説いた
正しき世界の中で
夜空は綺麗に輝いた
努力は成功の為に
花を咲かすことはない
運命は明日の為に
今日という日のメロディーを
奏でさせることはない
僕たちは自由だ
それはいつも僕たちに
委ねられた
たったひとつの特権だ
何が良くて悪いのか?
そんなこと
生まれた時から
みんな知っている
それは価値観ではなく
価値そのもので
僕たちは価値観ではなく
価値そのものだ
僕たちの奏でるメロディーに
僕たちは酔いしれる
奏で方と酔いしれ方に
失敗なんてありはしない
笑い方と泣き方に
良いも悪いもありはしない
花の咲き方に
二者択一などあり得ない
それは芳香というメロディーを
それぞれのメロディーを
ただ美しく
奏で続けているだけだ
今日もまた
花はとても綺麗に咲いた
生まれた時から知ってることを
忘れてしまわない様に
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
おまじないって 隙を盗んで
キスをするときのいたずらな顔が
凍りついたアスファルトの上に
あたたかい 時間を降らせるんだ
振り返る僕の瞳に映る 君の姿が
少しずつ大人びていくのは 季節が流れたから
僕は ちょっとだけ君に見とれすぎたね
いつの間にか 君も僕の知らない君になって
追いつけないような場所に 行ってしまうような気がして
手を握ったときの わずかな瞬間だけでも
永遠を感じたくて 五感を働かせてみる
だけど 通り過ぎてくだけのエブリデイ
さっきまでの 君もあんな遠くにいる
まばたきが もったいないと思う
人生でまばたきする回数を数えたら
どれだけの君を 見つめられたかな
今までのまばたきが惜しくなる
まばたきの瞬間に消える君の姿が
視界から消えるとき世界も消える
僕は少しだけ君を好きすぎるようだ
愛を知らなかった僕には 今の気持ちはわからない
こんなにも好きなことが幸せなこと
悲しいこと
出来ればずっとそばにいたいと願うけど
それは愛というにはわがままな気持ちだ
だから時には手を離す寂しさを知る
その寂しさがまだ見ぬ愛を教えてくれる
君のためならやれることならなんだってやった
君が笑ってくれるように
君が幸せになってくれるように
ただそれだけを思っていた
いつの間にか 君も僕の知らない君になって
追いつけないような場所に 行ってしまうような気がして
手を握ったときの わずかな瞬間だけでも
永遠を感じたくて 五感を働かせてみる
だけど 通り過ぎてくだけのエブリデイ
さっきまでの 君もあんな遠くにいる
ここから 見つめる君は少しだけ
憂いに満ちて とてもきれいだ。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
遠い昔 一人出掛けた宛のない 旅は3日と持たず 終わった
少しの食料と 少しのお金があれば
どうにかなると思っていたんだ
自転車にくくりつけた荷物と
胸には 夢だけ 詰め込んでいたよ
いくらだって笑えたはずなんだ
あの時の僕には何より僕が味方だった
世界の果てまでも行けると思った
自転車一台あれば 何も恐くなかった
テントを張って ランタン灯して
見上げた空に星が流れた
あの旅が教えてくれたのは
僕のちっぽけさと世界の果てしなさ
だから 3日で終わらせたよ
どしゃ降りの日ずぶ濡れで 帰った家出少年
一人では出来ないことを知り 少し大人になった
でも同時に一人でも出来ることもあることを知ったんだ
強くなったぶんだけ弱くなって そのぶん優しくなった
僕は涙を流した日にはじめて 見えなかった愛が見えた気がする
夢なんてすぐ見つかると思った
でも探すだけでへとへとに疲れ果てた
傷だらけになって 泥だらけになって
ほほを涙がひとすじ流れた
あの旅が無意味じゃなかったのが
わかったのはだいぶあとになってからで
今なら少しだけあの日の僕を褒められる
多少背伸びしてるけど 大人になった家出少年
残された 恥ずかしい足跡と 高く掲げた理想は
今は 大切な思い出のひとつだ 捨てるのはやめよう
僕のせいで負った傷だって 紛れもなく宝物だ
世界の果てまでも行けると思った
自転車一台あれば 何も恐くなかった
テントを張って ランタン灯して
見上げた空に星が流れた
あの旅が教えてくれたのは
僕のちっぽけさと世界の果てしなさ
だから 3日で終わらせたよ
どしゃ降りの日ずぶ濡れで 帰った家出少年。
| 詩人:どるとる | [投票][編集] |
開けた窓の向こう 翼を広げて飛び立つ
イメージの向かう先を見ている
銀河に走る鉄道も おとぎの国の魔法も
この世界にはないとして 残されたこの ロマンは宛をなくした
目を閉じて 夜の中に星を描きながら
夢の中で 岸を目指す 翼のない鳥
足が羽のかわりで 大地を空のかわりにして
僕は行く 終わるまでは終わらない旅
冬の 凍てつくような寒さでかじかんだ
手を あたたかな歌で 温めながら旅は続く。