詩人:猫のあし | [投票][編集] |
ずっと自分を責めていたことから
解放された気がした
こういう自分だから理解できる人が
支えになれる事があるかもしれない
いつか
もう少し強くなって
心細い誰かに
手を差し伸べられたら
そんな事を夢見て
今までの
自分を責めてばかりの
僕には
さよならした
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
いつか
僕らが
満天の
空の星数に似た
詩を
描き残す
旅をして
それぞれが輝き
翼を休めた蝶が
静かに
翼を開いていくように
美しさの結実を迎えて
花開かれっていって
くれたなら
誰かが
書いて、書いて、届かなかった
書いて、書いて、忘れられない
書いても、書いても、しかたのない
人の
奥底にあるやもしれない
ほんの
ただひとつだけでいい
核心に
言葉がなれるとしたなら
胸いっぱの
草原の匂いに
横たわり
ただただそれに
読み耽りたい
詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
今にも消え入りそうな炎は
しぶとく明日もゆらめいているのだろう
桜の最後の花びらだとしたら
華麗に散りたいが
生き後れたこの姿はどうだ
そんな傲慢な考えを捨て
白昼夢の部屋から外に出ろ
寄り添う人の手を払い
傷つけ涙を流させた過去は消えない
うずくまるほどのつらさだったのか
誰も覚えていない父の背中より
狭い視野に映るドラマ
特別感のない苦悩に己を重ね
動かない私は未だ透明な不鮮明
今にも消え入りそうな炎は
しぶとく明日も揺らめいているのだろう
詩人:夕空 | [投票][編集] |
それが全てではないことがこの世の救いでは?
神が人間を作ったとしたら
それこそが神の救われるすべであり
神にとっての救済であるのかもしれない
それこそが他や多様性の価値であり
正当性はどこにもない
あるのは違いだけ
あるいは違うように見えてるだけなのかもしれない
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
バタバタ、ゆらぎすぎ〜
いつもせわしない上半身とは反対に
私の腹のあたりにいるリーダーは
超落ち着いてる
ちなみに色は黒、おじさんぽいキャラ。
どんな状況でも
大丈夫って言ってくれる
ただ口先で励ましてるんじゃない
大丈夫だと知ってる
っていう感覚が
すごい頼もしい
目先の1週間のことでおたおたしなくて
いいんだって
浮上する気になればいつでも浮上できる
今までの30うん年間生きてる自分は
そう簡単になくならん
努力も無駄にはならん
ありがとう。
ありがとう。
もうだめじゃんと思っていたけど
折れそうだと思っていたけど
思っていたより、自分強いじゃん。
ここからどう生きるか?
未来の自分に、見せつけよーぜ!
詩人:紙一重 | [投票][編集] |
好きすぎて
好きすぎてつらい
楽しそうなところ
ふざけてるところ
かっこいいところ
何回も見ちゃう
笑顔がかわいい
真面目な顔とのギャップに
やられてる
もしクラスにいたら
絶対惚れてる
面白キャラ
君に全部持ってかれてる
埋め尽くされてる
自分が自分じゃなくなる
もっと軽く明るく
応援できたらいいのに
大好きな君に 幸あれ
詩人:鰐句 蘭丸 | [投票][編集] |
春に浮かれて二百里
遅れて彼岸の墓参り
花霞 目隠し 家族写真
白檀の煙 蝋燭の火
菊と樒
あと十年もしない間に
貴方が逝った歳になる
とうとう返しきれなかった恩
其方で返せるだろか
春が来る度
出来損ないを呪う
春が来る度
春が来る度
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
ほんわか温かい食事の匂い
春の花の匂い
この匂いで色んな事を不思議と思い出す
家族 友達 恋人
余裕が無い僕は いつも大切にしなかった
いつも足りない事に悩んでて
持っているものに感謝出来なかった
でも もうそんな僕も
懐かしく思い出せるようになった
思い出が遠くなるのは寂しいけれど
ちゃんと 心の引き出しに閉まって 鍵をかけよう
必要な時だけ 取り出せるように
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
砂浜に打ち寄せる
波の音が
繰り返し、繰り返し
打ち寄せる
恥ずかしさ
情けなさ
儚さ
もう少し
聴いてみる
疑い深さ
嫉みや
妬み
サラサラと砂を混ぜた波が
じんわりと
靴を濡らしていく
家族と
友達
命
波にさらわれそうな
貝殻を拾い上げ
耳に
優しく
押しあてていた
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
色んな事が変わって
色んな別れがあって
色んな出会いがあって
悔しい事や悲しい事があって
楽しい事も見つけて
そんな中で 夢が出来た
まだまだ自分がだめだと思う事もあるけど
きっと 素敵な未来が 僕を待ってる