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[197753] 怖さに一人震えて
詩人:小さな貝がら [投票][編集]

いつこの命途絶えてしまうか
分からない

難病って怖い

自分の目で見ても
変化等分からない

だけど痛んだりする事もあると
不安だけが襲ってくる

なのに見た目
あまり変化がないからか
主治医は病気の経過の受診を
終わらせたいようだ

先生が変わってからだ

前の先生は3ヶ月毎に
診てくれていたのに

もし受診やめてしまったり
あまり受診しない間に
悪化して癌化した時に
何か責任とってくれる
訳でもないのに

次の受診が不安だ
いい加減に対応
しないで欲しい

将来に心配のある
家族と暮らしてるから

こんな心のさ
叫びなんて聞こえないんだろう

1人悩んでも
そんな自分の心
支えてくれる人さえいない
私はひとりぼっち

2022/09/23 13:57



[197751] 小夜曲
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



夜のなかに生まれ 朝のなかに育つ
愛は空へ走る青い羽の鳥

闇のなかで見えず 君以外は見えず
月の示唆するまま流れに染まりて

ゆらゆら ゆらゆら

漂い 歌うよ 気のむくまま
──────
──────

2022/09/21 07:02



[197749] キャスティング
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

物語は
誰の手のとどくところにも
きっとあって
それは
誰の事も
見限ったりは
しない

机からこぼれ落ちて
気づかれないままの
消しゴムですら
落とし主に
気づかれなくとも
間違いなくそれは
そこにあり
消えたりは
しない

消しゴムは
持ち主を
置いてきぼりにできず
始まりから
仕事をしている
胸のすくような
潔い
終わりたくない
終わりに
奔走する

掃除機にでも
吸い込まれたか
あるいは
猫が咥えて
とんずらしたか

いや
消えたりは
できない
消すのが
役割なのだから

物語を

消してしまうかどうかは
持ち主が
決める
役割なのだから

2022/09/19 20:02



[197748] 創作意欲
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

黄金の折り紙で
何を折ろうか
貝がいいか
蟹もいい
タコも
魚も

黄金色の折り紙は嗅ぐと
一万円札の匂いのよう
日差しにかざせば
眩しすぎて
よくわからない
それがいい
なんだか
いい

2022/09/18 20:18



[197743] 包丁
詩人:理恵 [投票][編集]

ぼくは
君を刺したくて
生まれてきたんじゃない

誰かに
笑顔で
美味しいねって





2022.9.12.

2022/09/12 07:09

[197742] 左薬指
詩人:とーれぱすて [投票][編集]


きみをまってる
ずっと ずうっと。

間接的すぎてごめんなさい
一番嫌いだよね。

でもこうするしかないんだ。
ここに、ここで、こうするしか。
君の右手の薬指。私の左薬指。

もし、もしまた2人で会えたなら、
もう言葉なんてなにひとついらないんだ。

ありったけのちからで
ただ君を抱きしめる。
きみをまってる
ずっと、ずうっと。
あの時と変わらないよ。君を待ってる。

えっと、君は変わっててもいいんだ

私は変わらない
いや変わっているんだ、
でも深く深く変わっていない
君への変わらない想い

港で待ってる、ずっと、ずうっと。

2022/09/10 23:56



[197738] 人類の歴史
詩人:beet [投票][編集]

明日、自分の人生が終わったとしても
それはいずれ来ること

早いか、遅いか
生まれた瞬間、いやこの世に生を授かったときから
それは始まっている

ならば、人生とは何なのか?

誰も答えが出せない
だからもがく
だから苦しむ
だから笑う
だから泣く

そして、人の意志は受け継がれる
そして、経験してきた事象、訓戒、知識
技術もまた、受け継がれる

それが、人類の歴史

2022/09/06 01:18



[197737] ──麗泉──
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



生まれたばかりの愛 君の前で光れよ
笑い声をたてよう 妖精たちのように

泉へ いつか行こうよ
静かな瞳がほしい


透明な宝石を 森の奥に探そう
軌道それた惑星 森の奥に探そう

泉が 今日も呼んでる
涼しい瞳がほしい


女神たちの沐浴(もくよく) 僕は見てしまったよ
それで殺されるなら それも仕方ないこと

泉が 夕陽を抱くよ
寂しい瞳がほしい
───────
───────

2022/09/05 06:45



[197735] 老いを美しく思う
詩人:梅宮 [投票][編集]

虫の音と風が部屋に滑り入る
ベッドに横になったまま見上げた窓の向こう
下弦の月が逆しまに居る
今日も何もなかった
明日もきっと何もない
満ちず欠けず 歳だけが過ぎる
そんな日々もそう悪くはない

風は幾分涼しくなった

2022/09/04 01:58



[197734] 言わない約束
詩人:beet [投票][編集]

愛の詩は唄わない
無駄な愛は要らない
それは言わない約束
取り敢えず大丈夫だ
きっと上手く行くよ

大人になって
親になったりして
全て遠い過去に感じてる

君の詩は要らない
耳の無駄は要らない
それは言わない約束
取り敢えず大丈夫
きっと上手く行くよ


誰も見てくれない
誰も聞いてくれない
終わりのない用事をこなしながら
youtubeを見ながら寝落ちしてた

孤独になって
それを自由と都合よく解釈する
犬の動画みて、また眠りにつく

ただの詩は要らない
ただの無駄はもっと要らない
それは言わない約束
取り敢えず大丈夫だ
きっと上手く行くよ

2022/09/04 01:28
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