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[195870] はつうた
詩人:百年草 [投票][編集]

はじめて 詠うから
耳を寄せてよ

窓の外の
真夏の声に
負けちゃうから

静かに
きみだけに
届くように
詠いたいから


ずっと
本達だけが聴いていた
小さく か細い
踊る あわい ことだま

しめきったこの部屋から
零れるはずのない
この歌が

いつも窓越しに
走る姿が
キラリと眩しいきみに
ヒカリとなって
降り注ぐから


はじめて 詠うから
上手くいかないかもしれない

あの窓に
うろこ雲が見えたら
詠を 届けられなくなる

詠わなかった
後悔を もうしたくないから

きみが向日葵と夕陽と
歩いてくる
いつもの道を

深呼吸して
深呼吸して
ゆっくり開けた瞳に
きみが 映ったら

はじめて 詠うから
耳を 寄せてよ

2019/07/31 22:00



[195869] 二人三脚
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


小さな頃は それが当たり前だと
思っていたのかもしれない
だけど背が伸びて少し
世の中の本当を知ると
あなたがしてくれたことが
当たり前じゃないと知った

ただ幸せでありますようにと
願うあなたの愛がただの
言葉に魔法をかけるんだ

もらったものがあまりに
大きすぎて言葉にできない

見返りなんか気にするような
人じゃないから

このまま時にまかせて忘れてしまっても
あなたは笑ってくれるだろう

でもそれじゃあまりにいい加減だから
せめて成長する姿を あなたに見せたいよ

安心して僕から目を離せるように
手をつながれたままの日々も

いつかは 一人で歩けるようになるから

そしてあなたがしてくれたことを
僕はバトンを渡すように

我が子へと伝え届けるんだ

何が正しいか わからなくても

わかる範囲の 愛と厳しさで

僕は 君の幸せを願うよ。





2019/07/31 20:35



[195868] 八月の花火
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


あの夏に忘れ物ひとつ残されて
分かりあうことさえ
あきらめてしまった

風にさらわれた麦わら帽子の
行方を探すことは
もうないと思う
片っ方だけのビーチサンダルと
ラムネの中のビー玉

この何もない町で
生まれて 僕は死ぬだろう

もう飽きるほど繰り返した
夏祭りも 八月の花火も

永遠に続くような気がするけど
幻みたいに 僕も消えてしまう

その日を知りながら生きる悲しさを
誰かに憐れまれたくはないから
笑っていよう。





2019/07/31 20:13



[195867] 連日連休
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


どんな言葉なら 君は笑ってくれるだろう
向い合わせの机を挟んだ向こう側に
なんとなく投げた会話は途切れ途切れ

夜と朝が入れ替わるように訪れて
窓の外の景色を塗り替えてしまうから
いつものように出掛けていく
あなたの背中越しに小さくつぶやく
行ってらっしゃいの声は聞こえたかな

わずかな優しさで 灯した明かりが
消えそうに揺れている 涙のカーテンの
向こうで 明ける夜を手のひらで隠して
電話ひとつで 今日も今日とてズル休み。




2019/07/31 20:02



[195866] ライカリバー
詩人:みなみん [投票][編集]

勉強しろしろ
うるさいな

いっそ死ぬまで寝てみたい
でも
死ぬまで寝るのはもったいない

いっそ死ぬまで怠けたい
でも
怠けたままじゃ気持ち悪い

あはは
生きるてなんだろね

今夜は保留でいいでしょう

流れる血は、川の流れのように


2019/07/30 23:04


[195865] もう半分
詩人:みなみん [投票][編集]

「この子らの未来には無限の可能性がある」
胸が熱くなる言葉だ

だけど、それは
「先のことはわからないから」
という意味が、半分入っているのかな

大人たちがもし、その言葉の意味を
間違えて理解して
もたれて、ぶら下がってしまったなら
子どもたちの目は
輝きを失ってしまうだろう

私は無限の可能性を信じたい。でも
大人になった私たちが
彼ら、彼女らの可能性の芽を
気づかぬうちに
気づかぬうちに
摘んでしまっていないか?
ドキッとする

もっともっと…それこそ無限に…

新しい命の
地平線まで駆ける足
天まで伸びる手
耳から心まで突き抜ける声
未来を強く、強く引き寄せる眼差し
それぞれに、全てに
生きる希望が溢れかえっている

私は「無限の可能性がある」と胸を張って言いたい。だから

段差を無くすために
格差を無くすために
武器を無くすために
壁を無くすために
私たちは声を上げていくことをやめてはならないのだろう

もう半分の意味を
大切に噛み締めて
見失ってしまわぬように

2019/07/30 23:03



[195863] 東京
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


最近聞こえない
紙芝居屋のラッパの音

自転車を引いて町に来る
黄金仮面のマンガには

今は見えない貧しさと
わずかに光る眩しさが

まだ昭和間もない町の夕焼けを
きれいな赤に染めていた

商店街の活気と祭り囃子
夏は待ち遠しいものだと
僕らは忘れてしまったのか

かげろうも見えない都会の地べたに
突き刺さるのはビルの木
絶えず溢れる人の群れ

空き地はひとつないこの町には
便利さが奪ったものがあまりに多い。



2019/07/29 12:44



[195862] 無人島と蓄音機
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


南の島の海に流れ着いた
ひとつの椰子の実が
遠い思い出を語るとき
それは時に涙を誘うような
それは時に笑いを呼ぶような
色とりどりの新時代の音楽

空の色や雲の形
星の向きや光りかたで
僕らは科学を知らなくても
正しい道を歩いてきた
無人島に流れ着く
椰子の実が記憶する
旅の話を 目を閉じて
聞くような夕暮れに

ありふれた想像は
窓の外に知らない世界を
自由気ままに描くだろう。





2019/07/29 12:38



[195860] 不意に、しない
詩人:宮本 刀寿(とうじゅ)  [投票][編集]

明るい農・漁業

ぼくも愉しむ


リラックスして りらくぜいしょん は、


ドーパミンの上にトッピングで

クアハウス的な   ゆったり感覚。



華やぎながら、「地味な社交家を目指そうか」(理想ですが)

そう言って、

マッサージ機に掛かりながら、

さらに    潮と海苔とを嗅ぎながら

将来の話をうれしくもありもしくは残念そうにしていた母親。


かおり・・・・・問題は残る。葉巻、煙管、煙草・・・・・




2019/07/27 18:31



[195859] あいのうたが聞こえるよ
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


愛しているよ
僕は君を
壊れるほどに
身も心も
その唇に その髪の毛に
その手に
僕のすべてをささげたい

生まれる命の産声が
夜明けを告げるとき
僕にはあいのうたが聞こえるよ
幸せなんて知らない
意味も理由もなく
ただ抱きしめていたい
この思いに この喜びに
このときめきに
僕のすべてをかけていたい。

2019/07/26 20:28
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