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[194526] 歌詞「文学少女の肖像」
詩人:浜 崎 智 幸 [投票][編集]


君の白いブラウスが寒そう 夏の日の図書館
小説の本棚の前から ずっと動かないね

──何を探してるの?
──恋愛のカタログ?

見つかるよ 君なら
純粋だけど弱くない

君の意志の瞳の正しさを 僕も真似てみよう


少しきつくウェストを絞った 紺のスカートから
貸出しのカードを取り出して カウンターに置いた

──二週間有効の
──恋愛のテキスト

小さめの活字の
ちからを君は確かめる

君が読んだ世界のひろがりを 愛が満たすだろう


──────────
この曲の失敗……タイトルが早口言葉になってしまったこと。

2018/05/21 22:20



[194525] 自己紹介
詩人:EASY [投票][編集]

物理学者と哲学者が
机を挟んで対峙する

その斜め後ろでは

経済学者も待機する


その更に右下の方では
その妻たちが対峙する


その更に正面から見て
少し左側の方では

その妻たちが作る
スクランブルエッグが見えて


その味を吟味したい僕は
その更に右側に位置して

それ故の温かさに
酔い知れようとしている


西陽が好きな人間だ

2018/05/21 21:27



[194524] あらゆる夜
詩人:たかし ふゆ [投票][編集]

五月が終わる前に
終わらせておきたいことを整理しようと
生暖かい街へ出る
トーキョー
灯りの無い路
脇に寄せられていた猫の死骸
迷惑メール
矢継早
目に入ってくる定まらない気持ちたち


瞬く星の
何百年も前の光への恍惚
ベイルート
今ここに居ない人達の
日本に居ない無数の人達の
同じものへの眼差し
あられもない生と死が
国という違いだけで突き付けられる
はたして平等とは
実体の無い正義と願いが渦巻く
嘘が救う世界と無縁でいられる僕らの
在らざる善


生きているということを
あらゆる夜の中に見る
僕の眼

整理できずに破り捨てた「ラヴアンドピース」の詩片

よろけそうになる
風の音の喧しさ





2018/05/21 10:15



[194523] 無意味
詩人:理恵 [投票][編集]

喉が焼ける
キャンバスに書きなぐった点描が
返り血みたいに私を染める
ねえ、ねえ
あの空を覚えているでしょう?
みどりと言う名の青い鳥が
羽ばたいて窓から消えた
もう、視界がぼやけて見えないの
黒い夜に沈んでしまいそう
深く深く底のない色の中へ
息できないよ、ママ
一番愛してほしかった
あなたに愛してほしかった
人間じゃないものね、私
あなたが言ったのよ
私は人間じゃないって
肩叩きも意味ないの
朝起こしたって意味ないの
ネーネの方がいいものね
あら、これもあなたが言ったのよ
新たな干潟に思いを馳せながら
モーニングコールでもしてもらえばいいわ
私の命より結果オーライの単独事故
あなたと一緒にいてはいくつ命があっても足りないわ
さよなら
私、10年前から血の繋がりなんてないの
そして新しいATMを見つけたわ
不要な口座は閉めただけ
さよなら
精神をすり減らすだけの関係でしかない
死んで、なんて高望みしないから
もう関わらずに生きたいわ
だから





2018.5.21

2018/05/21 01:41



[194522] 日誌(18/05/20pm)
詩人:みんなの掲示板 [投票][編集]

ご利用にあたっては「みんなの掲示板」第一番目の投稿「みんなの掲示板について」を必ずご覧ください。


定期周知
「みんなの掲示板」わ「詩人の部屋」内における掲示板機能を感想板を利用して果たそうと思ってたりします。色々使ってみてください。

※私こと「あいく」さんは「みんなの掲示板」を管理(自称)してる「詩人の部屋」の一登録詩人であり、「詩人の部屋」の管理者では御座いませんです。ご注意とご理解宜しくお願いいたしますm(__)m

2018/05/20 20:51


[194521] 日誌(18/05/18pm)
詩人:みんなの掲示板 [投票][編集]

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蒸し暑いのですが

2018/05/18 19:46



[194520] 膨張
詩人:たかし ふゆ [投票][編集]

透明な時間は二十代までにしか与えられていないのに、エントロピーは何処までも膨脹していく不思議さ
はたして、時間とは一体何なのか?

物語の膨張
心の膨張
言葉の膨張

色々なものが膨脹していく中で、俺は何処の誰と、どれくらいの人間と繋がっていけるのか

人間だけが、膨張を続けない

2018/05/17 15:09



[194519] ビッグ・バン
詩人:理恵 [投票][編集]

空気が膨らむ熱帯夜の夜に
金魚はかぷりと空気を吐いた

青い宇宙で燃えるのは
屑と化した星のかけら
どんどんどんどん飲み込まれて
ブラックホールは底なしの闇

そうよ、どんどん増幅して
ためてためて溜め込んで
誰も彼もが我を忘れたとき
青い宇宙は砕け散る

熱い熱い助けて助けて
もう誰も叫ばないよ
声さえ出ないほど喉を焦がして
息ができないほど気管支を傷つけて

ほら、騒々しい音がする
みんなみんな怒りの中
椅子を投げて、机を蹴散らして
スケープゴートは止まらない

誰もいない熱帯夜の夜に
みんなみんな叫んでる
静かな真っ黒の中で
白い空を叫んでる

ほらまたブラックホールは
星屑を集めてる
砕け燃えちり星の見る影もない石屑を
集めて集めて集めて
そして、宇宙は砕け散る

終わらないよ
今夜は終わらない
明日も終わらない
宇宙の怒りを集めて
何度だって
そこに存在するロストワン





2018.5.17.Thu

2018/05/17 01:27



[194518] 日誌(18/05/16pm)
詩人:みんなの掲示板 [投票][編集]

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薔薇の花

襞、みずたまり

ボウフラのすむ

2018/05/16 19:28



[194517] ほどけやすさ
詩人:EASY [投票][編集]

風は静けさと共に
この部屋に同居して

僕はそれらを取り繕い
ほどけやすそうに結んでいる


外に向かって膨らんだ
真っ黒なカーテン

いつもは僕の足に触れ
イライラするのに

そうであればあれで
なんだか寂しい


不老不死が空しいことと
同じじゃないか


全てがうまく行ったら
愛することが出来ますか?


風は静けさと共に
そう言った



形のあるものは
いつか朽ち果てる





「ずっと一緒にいたい!」
「永遠はないの!」



それなりのことは
それなりの意味で
それなりに秘密に

僕たちはしている


外に向かって膨らんだ
真っ白な僕ら

そうであればあれで
なんだか愛しい




時は静けさと共に
この星に同居して

神はそれらを取り繕い
ほどけやすそうに結んでる












2018/05/14 22:24
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