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[195548] 桜色の手紙
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


いくつもの想像を
胸の水面に浮かべて
左脳にはない心を
右脳にはない企みを
重ね合わせて編んだ
血と涙のメロディ

遠い町に住む君のことを
知らないほうがいいだろう
もう君も子供じゃないんだし

誰かを愛することもできる
誰かに愛されることもあるかもしれない

旅立つ日には手紙でも書こう
下手くそな字も少しはマシになったよ

汽車が出る君を乗せて
窓に指で書いたさよならは
愛してるよりも尊い言葉だ

二度と出会えなくても
僕は君が好きだ。




2019/04/08 12:26



[195547] ふりだし
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

さいのめはふたつ
どうぶつえん
ぶたないよ
さいころをふろう
そんなふたり

さいのめはいくつ
いかさまは
ふらないでね
さいころされて
たとえそんでも

さいのめはみてた
あがらない
あまぞら
すごろく
そんなふたり



2019/04/09 22:56



[195545] ルーパー
詩人:EASY [投票][編集]

空間は制限を与えようとする
古典的なループトリックで

苦しみは価値観が構成した
アーティスティックな生態系

光りと闇は観念で神になって
思考は言論みたいに

自由っていうフレーズになった


ああ、本当に思うよ
目に見えないくらい離れた星を見て


宇宙は衝撃的に狭く
空間は僕たちに距離を与えない


何が出来なくて
何処に辿り着いて
何を手にすればいい?


僕は、すでにそうである場所で
プラカードを掲げながら

シュプレヒコールは歌わない


僕は振り向いて
笑顔と呼ぶにはあまりにも透明に

君の姿を探すんだ


ほんの一瞬の間
僕は君を探す


喧騒はモーションをスローにして
光りは輝きの範疇を超え

何よりもゆっくりと反射する



それは、まるで
記憶で作られた走馬灯の中にあった

本当の僕たちの
居場所の秘密みたいだ


ああ、なんて空間は
ああ、なんて時間は

こんなにも狭いのか

2019/04/05 01:46



[195543] 嘲笑
詩人:清彦 [投票][編集]

ありふれた人生を

送るのでしょうね?

このまま

妥協と惰性を離せないで



繋がっていた筈の神秘の何かは

一体何処?

織り成す会話の中で時々

溢れそうに思い出しそう

でも怒りで全て

同時に散らかって

また失ってしまう



願ってもみるけど

僕にはもう資格がない

かろうじて生きてるので

かろうじて死んでないだけ



僕は人殺しと

大差無いよ


だって人殺し



大差は無いよ



遮るビル あの青い空へ

何処へでも行けそうに

雲は誘っているのに

立ちはだかる困難はそう、

こんなにも無表情で冷酷に



嗚呼

君が眩しい光の中に消えてくのを

黙って見送って

笑って

祈って

そのあと

どうしよう



2019/04/04 02:16



[195542] 珈琲
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


君が淹れてくれた
珈琲の味は
どんなだったかな
同じ味を出そうとしても
なぜか何度試しても
同じ味にはならない
君しか知らないブレンドさ

窓の外で沈む夕日が
手を振る人の影を映してる

さよならは聞こえないように
雨がかき消した
お互いの夢のために
そんな言い分けで
つないだ手を離した あの日
最後に飲んだ珈琲
もっと味わえば良かった。



2019/04/03 21:22


[195541] 路傍
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


誰かがこぼしたため息
今にも死んでしまいそうな
背中は寂しそうに見えた

だけど僕には何も出来るわけもなく
差し出そうとした手を今日も引っ込めた
せっかくの優しさは何のためにあるのだろう

他人というだけで涙を見てみぬふりするなら
僕には誰かに優しくされる資格なんてないね

誰だって同じような悲しみを抱えて生きているけれど
同じ重さの悲しみなんかない
だからどうしようもなく泣きたくなる
行き場のない思いは出口を探して涙になり溢れる。






2019/04/03 21:09



[195540] 海へ行こうよ
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


海へ行こうよ
夏をいいわけにして
サマービーチ
焼けた砂浜に裸足で
駆け出していこう

ドーナツみたいな
浮き輪を海に浮かべて
絵日記に描くための
思い出をちりばめて

窓辺の風鈴が夏を呼ぶ
蝉時雨 神社の長い階段を上れば
遠い逃げ水が昨日をつれてくる

海へ行こうよ
海水パンツはいて
バナナボート
灼熱の太陽が
君の背中に夏を刻む

海へ行こうよ
悲しみを水に流して
涙は潮風にあずけて。





2019/04/03 20:52



[195539] 嘘つき
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]

僕がついた嘘は君を傷つけるには
十分過ぎるほどだった
もう嘘はつかないでね
そんな約束さえも忘れていた
気づけば孤独が部屋を埋め尽くした

傷つけるつもりもないし
ましてや泣かせるつもりもない
時に思いもよらない
言葉が君を傷つけて
余計な荷物を背負わせる
ごめんの一言が今必要だ
素直になる ただそれだけで
明日も明後日も 僕らは笑いあえる。





2019/04/03 20:44



[195537] 
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


はじめて君の名前を呼んだ日
その日は雨だった
ひどいどしゃ降りだった

不器用に重ねた唇は
ささくれて少し痛かった
青い果実のような若すぎる恋

窓を滑る雨は 明日なんて
来なくても何も恐れないでいられた

日が暮れかけた町の路地裏に
置いてきた 思い出はカラメル色

まるで足跡のように水溜まりを残して
すっかり降り止んだ雨は青空を映してる。




2019/04/01 20:02



[195536] 
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


君を笑わせたくて
ついたはずの嘘が
君を泣かせるなんて
思いもしなかった

傷ついていたのは
僕じゃなくて
寧ろ君の方なのに

傷ついているふりで
ごまかしてきたすべてを
今、謝りたい

君が笑うとどんなことも
簡単に乗り越えられる気がした
いつも傍にいてくれたのに
なくしてから気づいたよ
君が僕にとってどれだけ大事だったか。

2019/04/01 19:53
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