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[196422] スマートフォンファンタジー
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


君がそっと会えないかなと
電話の向こうで泣いていた

恋の終わりを知らせるみたいに
降りだした雨は冷たくて

きっと僕では君を幸せにすることはできない
だって僕は君の好きな人じゃないから

君が好きな人が君を世界で一番に
愛してくれればそれで僕は諦められるのに

君が好きな人は君を好きにはならない
だから僕らはお互いに置き去りのまま

でも僕らが恋に落ちることはない

君は僕のことけっして好きにはならないから

君の幸せを思えば思うほど遠ざかる
君の背中 

手を繋ぐことさえもまるで罪のようだから
それならいっそ聞こえないふりをして

それができるならきっと
僕は君を好きになどならなかったね。


2020/01/24 22:13



[196421] 太陽
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


生まれてきた我が子は
体重が軽すぎて
命を危ぶまれた
だけど元気に生まれてきて
今私の胸の中で
眠っている

病室に朝が光を届けたら
静かに瞼を開いて
君が笑う世界なら
どんな悲しみも小さい

愛しているなんて言葉は
簡単に言えないけど
抱きしめて気づく

もう私も人の親なんだ

もう私は君の親なんだ

だから私は胸を張って

あなたの太陽になるよ。




2020/01/24 22:01



[196420] わがまま
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


この世界で一番に
愛している人にだけ
僕の弱さも醜さも
さらけ出してしまいたい

あなたの笑顔が側にあること
いつも当たり前だと思うから
特別に感じないけど

本当はそれは何万分の一の
奇跡なんだと 思うんだ

あなたを笑わせたい
お腹がよじれるほど
喧嘩してもほら仲直り
涙を数えながら
開いた傷跡から見える明日

多分僕はあなたじゃないと
こんなにわがままになれないよ。





2020/01/24 21:53



[196418] Forest
詩人:Ace [投票][編集]


鋼鉄の空
ひび割れた地平線
戦いの闇は
水と共に土へと染み込み国土を潤す

深夜の森はDNAが拒否するほどの恐怖と
引き込まれるほどのスリルが混在する

物音に耳澄ませ
目を開けて光探せ

自然と同化するな自然に食われるぞ
自然に逆らうな小さき生き物達よ

生きるためのすべは
他人からの教授により与えられるのか
それとも生まれ持った本能か

川流れる音
風揺れる木々のきしみ
爆音と共に身を任せ愛でる

生死を別ける活路は

しの中にのみ存在する

畏多くも詩人を語る者は
貴様のように生きよ

2020/01/24 07:44



[196417] 姫路(かざぐるま)
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


かざぐるま かざぐるま かぜのなかでまわそう

からからと おとたてて きぼうへのそらへとぶ

いつまでもにくんでいて ひめじのそらのとおさを

いつまでもわすれないで くちびるかんだあのひを

かざぐるま かざぐるま かぜにのせてまわそう

ぱたぱたと とおくまで はばたくようなおもい

いつまでもいまのままで おとなになどならないで

いつまでもだましていて しんじきっているわたしを

かざぐるま かざぐるま かぜにむけてまわそう

さやさやと きぎたちも こえあわせうたうから
───────
原文:点字

2020/01/23 21:27


[196415] 一つしかない全てのものに...
詩人:音無詞 詩(元 小さな貝がら) [投票][編集]

潮の匂いが好きなのは
人が海から産まれて来たから

大人になって
辛い時疲れた時
泣きたい時甘えたい時
何も出来ず辛さと
ただ戦って

でもそんな時
ふと触れた潮の香りに
まるで母に抱かれたように
温かくなって
涙溢れて

海から産まれて
来たけれど
その海には戻れない

もし戻れたら
肩の荷も
降りるかも知れないけど

だけどその海から
産み出してくれた
人の為に辛くても
生きよう

今日触れた空気は
一つしかなく
私も一人しかいなくて

下手でも呟く
私の言葉も
私だけの言葉

一つしかない
全ての物に感謝して
一つしかない
自分の命を大切にして

By 音無詞 詩
2020年1月

2020/01/21 11:40



[196414] 帰路のセーラー
詩人:梅宮 [投票][編集]

雨止まず
濡れそぼる肩に
感覚はなく
制服重く
足は冷たい

丸めた背に
鞄の重く被さりて
かじかむ指に
傘の骨の食い込みて
家路辿る
鈍色の今日

2020/01/21 01:34



[196413] 明日を見るひまわり
詩人:猫のあし [投票][編集]

ひとつの大きなものを捨てて

ただ、生きる事を選んで

失った分
新しいことが、始まったり

孤独でも
僕には未来があって

だから立ち止まらないよ

僕が生まれてきたことに
意味があると信じたいから

明日は、また新しい1日だから

2020/01/21 00:13



[196412] 姫路(目覚めるまえに思い出して)
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



目覚めるまえに思い出して
このわたしの面影を

起きてもいない寝てもいない
そんか時にきっと

目覚めるまえに思い出して
わたしは夜会いに行く

遠い姫路の空を越えて
あなたが呼ぶならば

古里はいま 古里はいま
丈を競う草木

暦を越えて 季節を越えて
伸びる若い芽



目覚めるまえに思い出して
幼なじみのわたしを

心のままに風をおこす
ことができるならば

目覚めるまえに思い出して
あの時かけた呪文を

昔のように涙みせて
悔やみきれぬほどに

古里はもう 古里はもう
悲しみのない光

言葉を越えて 心を越えて

あなたに会いたい

─────────
─────────

2020/01/20 22:31



[196410] 12年前のわたしよ 聞いてくれ
詩人:如月蒼雪 [投票][編集]

12年ぶりだな ここに来た

理由なんてない ふと思い出した

おまえは今迷っているだろう

3つの選択肢があることだろう

ここにいるわたしは

何もしないことを選んだわたしだ

ただ時間が過ぎるのを待ったわたしだ

今穏やかに暮らしている

今のところ想像できた人生だ

いわゆる普通の仕事をして

子供もいる

幸せかと問われたら

幸せだ

間違いなく幸せだ

だから
何も怖れなくていいんだ

と伝えに来たのではない

いいんだ

そのまま死を選んでもいいんだ

死ぬのが怖くはないもんな

わかってる

強がりじゃないこと知ってる

問題ない

それはそれで幸せだ

あっちの道を選ぶのもいいだろう

その一歩が出ないか

孤独は死より怖いからな 知ってる

問題ない

ああそうだ

わたしは無責任だ

見れないからな

選ばなかった道を

わたしは見ることができない

でもおまえは

見る可能性を持ってる

わたしの暮らしも悪くないぞ

おまえから見たら

つまらない人生だろうけどな

2020/01/20 06:46
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