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[195347] 砂時計
詩人:みなみん [投票][編集]


流れるさまを まじまじ見つめる
0才の男の子

その色を「ピンク」と
嬉しそうに叫ぶ3才の女の子

「3分!」とピシャリ
8才の男の子

忙しい毎日で
見向きもしない30のオッサン

眺める人も全部
全部ひっくるめて
優しい目で見ていた
おばあちゃん

2019/01/22 15:01



[195346] あいつ
詩人:みなみん [投票][編集]


座ってろと言われて
立ち上がったあいつ
別にお喋りではない
その言葉に反応した
ただそれだけだった
座っている方が楽だ
それでも立った理由
あえての行動の理由
束縛を嫌う日進月歩
真面目か不真面目か
そこを拘りはしない
あいつは立ったんだ
それは始まりだった

2019/01/22 14:59



[195345] 歴史
詩人:みなみん [投票][編集]

ネ・ションビンは考えた
自分が犯した失態を
まずはパジャマを脱ぎ棄てて
こいつぁ濡れ衣 石川五右衛門
そんな冗談さておいて
証拠隠滅図らねば
恐怖が進出ゲルマン民族
気分は伊能忠敬さ
布団丸めて端と端
繋げりゃ気分はコペルニクス
そんな冗談さておいて
日が昇るまでのこの時間
奴らが目覚めるその前に
歴史を変えるそそくさと
俺ぁフィクサー黒幕さ
匂いを消したら、裏返す
裏に事実を隠すのさ
俺は孤高のネ・ションビン
歴史に載らぬペテン師さ

2019/01/22 15:37



[195344] すまない
詩人:みなみん [投票][編集]

すまない
済んじゃいない気持ちが、それぞれにある
その気持ちを察した合図

涙ながらに言われた「すまない」は
私の心を済ませてしまった

言い返してしまった「こっちこそ、すまない」
逆にこっちが済まない気持ち

心に物差しがあるようだ

目に余る 心に残る 舌足らず

心に物差しがあるよう

それを内に秘めて
生きる生きる生きる

私は生かされている
いつもすまない

2019/01/22 15:39



[195343] 無題
詩人:みなみん [投票][編集]

もしも私が男になっても
愛はそのまま伝えていくよ
なんにも変わりはしない愛を
男も女も越えてうたうよ

魅了して終わりじゃないの
女の武器とか越えたいの
ねぇ
なんにも変わりはしないわ
愛をうたうことに変わりはしないわ

あぁんな顔して
こぉんな顔して
掌で転がすとか
惚れこますとか

それが女子力っていうなら
それが女子力っていうなら
私は女子力なんていらねぇ

私が女だろうと男だろうと
忘れがちの愛を私は
うたって生きたいだけ 
あなたにも

2019/01/22 15:40


[195342] おまえにさよなら言う為に
詩人:NONAME [投票][編集]

おまえにさよなら言う為に
いや
言うまでもない
おまえ最悪だったからな
おまえがさよなら言うな
俺が言うんだよ
いいか
おまえは浮気だ
知ってたよ
知ってたけど
それ以上だったよ
なんて奴だ
更におまえは片付けない
散らかしっぱなし
女性のソレだソレすら外した場所に
置きっ放し
言わなきゃいつまでもだ
自分の食いたいものしか作らない
文句言えばキレる
あー
あーだ
おまえやっぱり最悪女
なんで
なんで

おまえと籍入れたんだろう
別れたい理由は溢れてる
でも
なんだ
うん
おまえの笑った顔
消せない
クソ
おまえのクソ笑顔
クソ消せねえ
そうだ
おまえのクソ悪いところもっと思い出さなきゃ
待ってろ
今すぐ思い出すから
待ってろ
クソ
待ってくれ
思い出すから

2019/01/22 00:36



[195341] 逃げ出したいの
詩人:灰色 [投票][編集]

今日が来てしまったと、毎朝嘆くくらいなら
どこかへ逃げ出してしまえばいいのに
自分のための良心がそれを阻んで、
私は私のせいで今日も朝が来てしまったと泣くのだ。

馬鹿馬鹿しくて、情けなくて、やるせなくて苦痛だ。

どこか遠くへ。
誰も私を知らない場所へ。
風が連れ去ってくれると言うならば
今持つ全てを差し出したっていい。

2019/01/21 07:57



[195340] 神様のかくれんぼ
詩人:みなみん [投票][編集]


見つかったものは
神の資格を剥奪される
神は
決して見つかってはならないのだ
息を潜め
それでも威厳に満ち溢れ
人々の心の中で
輝き、尊ばれ
恐れられていなくてはならないのだ

しかし古代から現代まで
人間は世界の隅々まで
眼光を張り巡らせてきた
見つかった神々は
身ぐるみを剥がされて
徹底的に研究されて
その名を奪われていった
神でなくなったそれらは
いつしか人々の心にも居座らなくなった

神はなぜ神なのか
人々は常に問いただそうとする
何千年、何万年と時を重ねて
真理を追求し尽くそうとする
その眼差しに、眼光の鋭さに
神々は恐怖を覚えるのかもしれない
思わぬ盲点は
人間も自然の一部であるということだが

一方
ロマンスの神は
まだ見つかっていない

2019/01/21 00:19



[195338] 冷たい目たち
詩人:平成最後の高級スプーン [投票][編集]

わかっているよ
きみがぼくを怒鳴るのは
わかっていないからってこと

しまった
やってしまった
やってはいけないと何度も
繰り返し繰り返すうちに
またやってしまった
過ちばかり繰り返して
褒めてくれる人など
そりゃあ
いない

わかっているよ
冷たい目をして注意するのは
わかっていないからってこと

2019/01/20 03:29



[195337] ずっと、さがしてるもの
詩人:46 [投票][編集]

音に出せば消えていく
そんなものは形などなくて
不安定で不確かで
なかったことになんて一瞬でできたりする

それでも残るものがある
それはあなたの笑顔だったり、あたたかい手だったり
少し悲しそうな顔であったり
ごめんねって発したあとの俯いて見えた頭のてっぺん

それはどれも静かで当たり前な時間だった
当たり前だと思い込んでいた時間だった。

確かなものはこの世にいくつあるだろう
確かなものとして胸に抱えていたいものほど
目に見えない、映らない

大人と呼ばれる年齢に気づけばなっている私たちは
確かに昔と比べて物事を考える器が大きくなった人間なった気がするよ

でも、でも子供の頃からずっと探しているものが
今でもはっきりしないのはどうして?

どうして。





2019/01/19 22:38
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