詩人:EASY | [投票][編集] |
政治家の給料を
お米にしたら
選挙率はステージ4の
生存率と同じになった
間接的に命の意味を
教えてくれてる花達は
枯れる事と引き換えに
甘い香りを放ってる
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
混みあう国道
山に向かってステアリング
そこから始まる
蒼い夜のハイウエイ
深い悲しみを
クレスタに乗せたら
星の降る街に
さよならと言える
鈴田峠までに
君のソアラを抜こう
鈴田峠までに
星を撃ち落とそう
・
・
空港の島は
人工にきらめく
君はいつだって
僕をだましてた
ハンドルはいつも
傷つかないほうへ
溜め息にまかせ
浅く切ればいい
多良見インターまでに
君の嘘を暴こう
多良見インターまでに
夢を見限ろう
深い悲しみを
助手席に乗せたら
君がいた街に
さよならと言える
─────
─────
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
すべて燃えた
すべて消えた
深い悲しみから
生まれた「いのち」
ひとしずくの
露のなかに
ちいさな胞子が
つくられました
春がきました
・
・
誰もいない
誰も来ない
黄泉の国のような
静寂<しじま>の朝に
鳥が鳴いた
一羽だけで
たった一羽だけで
鳴いていただけ
春が来ました
────
────
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
遠い日は広い河の
岸で悔し泣きしていた
キラキラと憎いほどに
河はまぶしく光ってた
僕はやがて ずるいことを覚える
だけど待とう
濡れたシャツを冷やす風
歌を創れ 歌に還れ
軽い羽を取り戻そう
いま心のon the mark
───────
───────
詩人:あいる | [投票][編集] |
悲しみを束ねたのが
その花束なら
ボクの言葉など二束散文
枯らすのはいつだって
ボクのほう
また何かの種を蒔くからいいのよ
君をひき止める1秒の
息を引き取る日常の
そのどれもが悲劇か喜劇か
ただ今日の空もいつも通りだ
摘むのはいつだって君のほう
今日も水を撒くからピントを
合わせないで見える虹を
追いかけた
日々を聞き取るリビドー
平凡を束ねたのが
その花束なら
ボクの声など二束三文
花の名前は知らないけれど
綺麗だって言う君は綺麗だ
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
ふるさとは
鳥が歌い 花が招く
山のきらめき
辛夷(こぶし)咲く
愛と人が向かいあった
妙(たえ)の国
ここに来るのなら
↓
やみに
さぐる
しろい
いとを
こころ
のなか
うずめ
た
あなたに
とどくま
で
─────
─────
詩人:EASY | [投票][編集] |
愛は手を伸ばし 僕達に微笑んで
地球みたいに青い手で
頭をそっと撫でるんだ
そよ風みたいな優しさで
命の横をすり抜けて
頬を伝った涙の様に
とても優しい笑顔の様に
詩人:桜井 楓 | [投票][編集] |
あいまいにまいなぁちぇんじ
あなたのことはあまり好きじゃない
あいまいに まいなぁちぇんじ
名前があるだけで視線を逸らしてる
あいまいにまいなーチェンジ
試しに何回か話してみてよ
あいまいなまいなーチェンジ
少しは変わっていくと思うから
あいまいにマイナーチェンジ
その人が変わらないのなら
自分を少しだけ変えてみると
全然違って見えるよ
あいまいなマイナーチェンジ
自分を変えなくない
だから許容範囲で
敢えて
曖昧なマイナーチェンジ
そうすれば
この間違った世の中にいても
人間が堕落していくのを目撃中でも
少しはやっていける
自分を大きく変える必要はなくて
曖昧にマイナーチェンジ
これで面白くなる…
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
大袈裟なほどハンドルを切る
水面に刺さる大粒の雨
いつか見た空 思い出せない
ひとりで探す私の希望
力を分けてくれるなら
たとえ悪でもかまわない
・
・
泣けばよかった 泣けた季節に
まぶしいほどに過去は輝く
切れ端ばかり集めたような
意味のない都会(まち)走り抜けたら
力でねじ伏せてしまえ
名前で呼べるもの すべて
力で滅ぼしてしまえ
言葉にできないものまで
──────
──────
詩人:beet | [投票][編集] |
どうにもならないことなんて
どうにでもなっていいこと
甲本ヒロトはそう歌った。
自分にはこんな歌詞、書けねえなあ
そう思っていたが
憧れと模倣は違うんだよな
自分の感性が人に評価される
それが才能
真似しても意味がない