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[198965] 現実
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

頭が禿げてきて

嫁は
私の事を好きらしい

いや
そもそも顔で
私を愛して
くれていたわけでは
無かった、と言う事か

童顔だか
わりかし気に入っていた
顔なのだが
流石に禿げてきては
もう持ち主ですら
台無しの心持ちなのだが

それにしても
よくもまあ
好きでいてくれる

ああ、思うに
お互い様か

2026/01/24 00:25



[198964] 【引き潮】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


風が海を渡っていく
一番星が光るまで
あと少し

もやい綱の影絵越し
三毛猫の鳴く声が
いみじい

テトラポッドの白線に
潮の高さはあまりに
足りない

そうだ 今は引き潮
夕まずめの町に
赤とんぼ

心は誰かを求め続けて
張り裂けるような秘密を叫ぶ

引き潮の悲しさ
知ってしまった

今は石のように
黙りこみたい



風が君を削っていく
面影さえなくなるまで
あと少し

何度だって繰り返す
行き先だけ見えないままでの
道行き

罪は無言で積もるから
償うため生きていると
言えるね

はやく 鎖をちぎれ
さもなくば身を任せてしまえ
流れに

心は救いを求め続けて
あくせくもがいて消耗していく

引き潮の悲しさ
知ってしまった

今は水のように
こぼれ落ちたい

────
────

2026/01/23 23:10



[198963] 無音
詩人:EASY [投票][編集]

夕日が綺麗な理由を
説明しない時

人は愛の意味を
知ることがある

2026/01/23 17:23



[198962] ニューサピエンス
詩人:EASY [投票][編集]

どうでもいい事を
100個答えなさい

という問題は

簡単すぎると同時に
面倒くさ過ぎる

2026/01/23 17:20



[198961] 微笑みの彼方
詩人:EASY [投票][編集]

悲しみの果てに見えるのは
冬の風の切なさで

僕たちの微笑みの
温かさを誇ってる


ドングリが落ちそうな
木漏れ日のその下は

猫たちの楽園で
僕が微笑み出しそうな

温かさを誇ってる


君に失恋した頃に
宝くじが当たったら

秋風くらいの虚しさと
父の背中が重なった


人は生きているけれど
人は死んだりしてしまう

僕が生きているならば
死んでも好きでいたいから


時々誰かに微笑んで
みたくなってしまうんだ

2026/01/23 16:50

[198958] 【優しさに目覚めて】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



優しさに目覚めて
顔を上げ嘆こう

思い出は失ったトレジャーと同じと──

心を読まれてる
同情されている

進化する残酷は手に負えない感動──

誰でもいいから
シンクロしてほしい 

私の手持ちのコインを分けるから

私は空洞──

2026/01/19 20:36



[198956] 咲いてみた
詩人:EASY [投票][編集]

心に響くサイレンは
心を解すしんこうで

信仰じゃなくて進行で
マイナーペンタトニックだ


マヨネーズをかき混ぜて
僕が振るう料理には

失敗はつきもので
笑顔はレシピの大さじだ


深刻なことの殆どは
起きないらしいと聞いたけど

深刻なことが何なのか?
僕は誰に聞けばいい?


それが神様だったなら
何か教訓染みるけど

それが僕の大好きな
君だったとしたならば


それが優しすぎたから
地球で花は咲いたんだ

2026/01/17 21:14



[198955] ここにいるここ
詩人:与末居 [投票][編集]

「太陽が無かったら輝かないの淋しい」
誰しもがそう思うだろう
太陽の対は月 月の対は太陽 って よく言うじゃない
月は 自ら発光しない
地球も 自らは発光しないが 存在感はあるんじゃない
太陽系にとったら ちっぽけだけど
そこに住む ニンゲンにとっては とても大きな存在であろうか
わたしにとっては アナタが大きな存在

2026/01/16 19:21



[198954] 宇宙の雰囲気
詩人:EASY [投票][編集]

大惨事と第三次
その雰囲気は戦争だ

風と夕日は友達で
それも殆ど雰囲気だ


韻を踏んでるラッパーと
小人が吹いてるラッパなら

それは殆ど友達で
それも殆ど雰囲気だ


雰囲気たちが醸し出す
昼から夜の夕日には

綺麗さが満ちていて
UFOも光るんだ


それは殆ど友達で
それは殆ど雰囲気で

それ以上もないほどに
それは光りを放つんだ

2026/01/16 17:10



[198951] 【凪】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


厚い雲が、空を覆う。

町が、忘れていた灯りを点す。

風が吹き荒れて、美しくなったこの町。

風が止めば、優しくなれる。
人も町も、素顔に戻る。

私は、ここの風になる。
ここに留まる。

私から散らばった光が、戻る。

もう、ここから離れることがないように。

────
────

ほとんど処女作といっていい、古い古い歌詞。

2026/01/12 18:56
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