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[198596] 指折り数えて
詩人:猫のあし [投票][編集]

これから君と何が出来るか

どんな未来があるか

指折り数えながら

暖めた部屋で ご飯を作って待ってる

一つ一つ 出来るようになっていくことを

君と ゆっくり

2025/01/11 12:47



[198594] 冬の風
詩人:猫のあし [投票][編集]

冬の冷たい風の匂いがする

赤くなった鼻をこすって

1人で道を歩く

心細く感じて 何だか道が長く感じる

かじかんだ手で財布を出して温かい飲み物を買った

飲み物を飲みながら

青空が広がってるのを見上げた

もうすぐ日が暮れる

また朝がくる

毎日が繰り返される

春を迎えられるかな

2025/01/09 18:50



[198590] 詩と家族と俺
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

詩を描きたい気持ちは
出掛ける時に
似ている

詩を描きたい動機は
誰かを
消してしまいたい時に
似ている

詩を描きたい今は
なにもない
なにもない時に
似ている

夕凪が近い頃の釣り場は
しっかりと間抜けになってしまった俺に
「まだまだこんなところか」
みたいとかしか描けない
そんな風情と情緒がある
「そんなことはない」
みたいに竿を思いっきり沖へ振り
仕掛けを遠くへ投げようとすると
決まって、失敗してしまう

いや、そうだからと言っても
何が悪いわけでもないのだけれど
ほら、もうすぐ子供を塾の帰りの
迎えに行かねばならない
そうあるべきだし
そうしたい

これは、まだるっこいね
でもそれでもまだ
描きたいから

許しておくれ

2025/01/04 12:35



[198587] ある夜の思惑
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

自分なんてものは
最初から
いないのかもしれないし
いる事に
気がついたときにだけ
いるのだとしたならば
なにか思う理由が
あるだろうか

例えば
例えばが
例えようのない
どこにも似通うような
もののない
ありえるとか
ありえないとか
始まりすら
最初からなくて
そもそも
自分そのものこそが
言い訳でしかないのなら
何者にも例えられない
それぞれが
それぞれにきっと
神なのだろう

それらは
そうであって
そうでなくてはならず
そうでもなくてもならず
そうなのかもしれなく
そうなのだろうし
そうでいい
そもそもそれを
誰がいる

どこにもいないのなら


2024/12/31 22:41



[198583] 揺れながら
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

世の中



諦めた方が楽なこと



たくさんあるけれど



かといって



偶然の重なり



不思議な巡り合わせ



せっかくのチャンスや



タイミングって



そうそうあるものでもないと



思うけどね



本当に それでいいの?


2024/12/23 21:37

[198581] 波紋の雫
詩人:EASY [投票][編集]

何もしないくらいに
何をしてもいいんだ

その中にしか
いないのだから

2024/12/22 06:45



[198580] 美味しい料理とイチゴのケーキ
詩人:猫のあし [投票][編集]

毎年小さなケーキとプレゼントを買って

鶏肉を買って帰っていたクリスマス

今年は もう一緒に過ごせないね

ケーキを買うととても喜んで頬張っていた

あの顔がもう見れないのは淋しいけど

今年も君の写真を見ながら

フルーツを買って帰るよ

君が大好きだったフルーツ

大好きだったモフモフのひざ掛け

今年は 思い出と過ごそう

2024/12/21 11:56



[198579] 【角膜と週刊文春】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


どこの誰かもわからない あなた──

眼のぐあいはどうですか?

──とは言うものの 僕はなんの心配もしてません。

だって、僕のお母さんは
85歳にして週刊文春を裸眼で読んで
看護師を驚かせていた人です。
品質保証の角膜です。
その週刊文春は棺に入れました。

大丈夫。
角膜が無いぐらいでは
あの母は字を読むのに困りませんよ。

とにかく、母の角膜をもらってくれて
ありがとうございました。

あなたは何をしていますか?
恋を探しにいきましたか?
本を読んでますか?
スマホばっかり見てるなんてことは、ないでしょうね?

旅行してみませんか?
美しい景色を
人々の暮らしを
見に行きませんか?

もしかすると、旅先で、
僕を見るかもしれませんね。

そのとき、ふいに涙が溢れると思います。
きっと、そうなります。

それくらいは、許してやってください。
─────
─────

2024/12/21 08:46



[198572] オモナシ
詩人:高級スプーンあと何年 [投票][編集]

もしも
ビルから飛び降りる前に
君と出会えていたならば
何かが変わっていただろうか
学校でいじめに遭っていたなら
そこから逃がすことはできたか

もしも
電車に轢かれる前に
君と出会えていたならば
何かを変えられただろうか
会社でいじめに遭っていたなら
そこから逃げ出すことはできたか

目の前にいる人も
地球の裏側にいる人も
自分だって救えやしない
生まれてからこれまでの間に
何か一つでも
変えられたって言えるのか

これがわたしの人生だ
恥の多い半生だって
どれだけ加筆修正しようと
純文学にもなりゃしない
ビルから飛び降りた君も
電車に轢かれた君も
君を殺したアイツらすら殺せないで
今日をのうのうと生きている
でもここで君の後を追って
命を断つのはたぶん違うよな

本当はね
話を聞くくらいならできるから
その前に
自分をどうにかしないとな
目の前にいる君にも
地球の裏側の君にも
合わせる顔がまだないが
たったひとつからでも変えていこう
逃げてもいい
前を向こう
この命を使い果たすまでは
君に合わせる顔がないから
行こう
ごめんなさい
君と出会うのはもう少し先になりそうだ

2024/12/10 01:45



[198571] 警告
詩人:ふくざわゆいと [投票][編集]

その優しさは 無料じゃない


あなたが使えば 擦り減る人がいるんだよ


消耗する人がいるんだよ


そこまでわかってて、その態度?その言葉?


ねぇ 考えたことある?


あまり 調子に乗らない方がいいと思うけど

2024/12/09 12:51
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