| 詩人:EASY | [投票][編集] |
幾つかの悲しみが
音を立てて軋むから
僕の冷えた手の平は
温められることがある
君の丸い瞳から
放たれた優しさが
何かをそっと柔らかく
解してくれることがある
夢だとわかった夢の中
君と静かに笑ったら
それは記憶の端っこで
祈りに変わることがある
| 詩人:さみだれ | [投票][編集] |
鬼は仮面を被った
迸りとは
他人の願いに沿ったから
人を殺した
極論にすら
他人が寄り添えばなお
知らないやら
知っているそこにあなたはもう
人生を呪うこと
わすれてしまってなお
使わざるを得ない
何を
じゃあ殺せよ
ゴミにゴミの尊さを
怖じ気ついても唱えられるんだろ
尊さをなんたるかを
唱えられるずに
いられるだろう
なんだここ
生き永らてたいなら
何がしたいの
くだらない詩も書かずに
死にたくないなら
その下らない詩に抑揚をつけて
喜ばせてみなよ
自分のいない掲示板で
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
好きな詩人がいる
彼が好きな理由を
書いてみたいと思ってみても
彼の良さが
そもそも
僕が語れるほどのものなら
好きになっては
いやしない
それでも書くとしたなら
まるで僕には彼の書くものは
雷のように映る
空を眺めるのも好きなのだけど
雷がし始めて
空を見上げてみても
どこでいつ起こるのか
なかなか見れやしない
いや
気がついた時にはもう
見終わっている、そんな
刹那を掬う稲妻
その煌めき
雷鳴がその後でゴロゴロとして
何が起こったのか僕には
書きとめられない
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
本当に泣いたよ
いっぱい泣いた
この海が涙で出来てても
納得するくらいに
その涙は
悲しみもあるし
嬉しさもあるし
悔しさもあるし
愛しさもある
それらはみんな合わさって
何もかもが此処にある
それは
あまりにそこにあり過ぎて
生きてる事を意味にして
死ぬことさえも意味にして
無意味という事さえも
光りに託してみせたから
その質量を0にした
| 詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
ああ 私のうた
ああ あなたに届け
ああ 愛している
ああ はっきりわかる
西の風は穏やかです
心を洗い涙を払う
背伸びしてる私だけど
許すことから始めてみます
ああ 私の熱
ああ あなたに届け
ああ 求めている
ああ 叫んでみたい
西の風が呼び起こした
記憶の先に希望が見える
味方にする時の河は
あなたと私濡らしていくの
ああ 私のキス
ああ あなたに届け
ああ この意志(ちから)は
ああ すべてを超える
────
────
| 詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
あなたを忘れるために
開いた本の表紙
あなたのいない世界は
こんな近くにある
二人は身近すぎた
愛撫を重ねすぎた
あまりに知りすぎて
空気に溶けていった
読書をしないあなたは
私に追い付けないわ
文学って翼なの
……わからないでしょうね
★
私に限界はない
行間をすり抜けるわ
あなたの即物論も
悪くはないけれど
溢れだす光に
私は身をまかせ
自由と無秩序の
境界に漂う
そしてあなたは私の
裸身を見失うのよ
私が栞の位置を
更新するだけで
───
───
| 詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
――流転する
しじまは喧騒に
――流転する
平和ボケした連中が徴兵されていく
――流転する
騒乱は沈黙へ
――流転する
闘争は制圧された
――流転する
未来は過去を
――流転する
学ばざりしは阿呆の所業
――流転する
所詮この世は馬鹿ばかり
――流転する
私もあなたも皆馬鹿
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
インクの匂いというのは
どうも好きでならない
最近は買わないけど
週間マンガ雑誌も
独特の匂いがした
中学の頃の同級生で
「週間ジャンプ」の
ページをバラバラにして
毎週のそれぞれの題目を
毎週分ため込んで
数年かけて
単行本みたいに、いや
六法全書くらいの厚みの
ぶ厚い単行本もどきにして
学校で見せてくれた同級生がいた
これが
とにかくどデカくて
なんなら色付きのページも
あったりして
読み応えが凄かった
読み終えると
指先にインクが真っ黒く残って
それか何ともまあ
良かった
漫画家志望だった彼は
看板屋になった
たまに会うのだけど
ペンキの匂いも、なんだか
好きだな
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
雰囲気で理解する
素粒子の振る舞いは
右脳のくらいの直感で
笑顔くらいの優しさだ
四葉を見つけるプロたちは
生える場所は知ってても
幸せの意味とかは
考えたりはしないんだ
君は上手じゃないけれど
楽しそうに歌ってて
夜空が綺麗に見えるのを
僕にそっと教えてる
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
腹が減ったら飯を食う
そんな感じの人生さ
眠くなったら寝てしまう
そんな感じの人生さ
笑うことがあるのなら
笑ってしまう人生さ
どちらかと言うならば
好きでいたい人生だ