ホーム > 詩人の部屋 > 新着順表示

新着順表示  〜 新着順に10件ずつを表示しています 〜


[198695] 二束散文
詩人:あいる [投票][編集]

悲しみを束ねたのが
その花束なら
ボクの言葉など二束散文

枯らすのはいつだって
ボクのほう
また何かの種を蒔くからいいのよ

君をひき止める1秒の
息を引き取る日常の

そのどれもが悲劇か喜劇か
ただ今日の空もいつも通りだ

摘むのはいつだって君のほう
今日も水を撒くからピントを

合わせないで見える虹を
追いかけた
日々を聞き取るリビドー

平凡を束ねたのが
その花束なら
ボクの声など二束三文

花の名前は知らないけれど
綺麗だって言う君は綺麗だ

2025/05/14 00:30



[198691] 【辛夷咲く】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


ふるさとは
鳥が歌い 花が招く
山のきらめき
辛夷(こぶし)咲く
愛と人が向かいあった
妙(たえ)の国

ここに来るのなら


やみに
さぐる
しろい
いとを
こころ
のなか
うずめ


あなたに
とどくま


─────
─────

2025/05/08 05:30



[198690] 2025
詩人:EASY [投票][編集]

愛は手を伸ばし 僕達に微笑んで
地球みたいに青い手で

頭をそっと撫でるんだ


そよ風みたいな優しさで
命の横をすり抜けて

頬を伝った涙の様に
とても優しい笑顔の様に

2025/05/07 18:33



[198680] 〜あいまいにまいなぁちぇんじ〜
詩人:桜井 楓 [投票][編集]

あいまいにまいなぁちぇんじ

あなたのことはあまり好きじゃない

あいまいに まいなぁちぇんじ

名前があるだけで視線を逸らしてる

あいまいにまいなーチェンジ

試しに何回か話してみてよ

あいまいなまいなーチェンジ

少しは変わっていくと思うから

あいまいにマイナーチェンジ

その人が変わらないのなら
自分を少しだけ変えてみると
全然違って見えるよ

あいまいなマイナーチェンジ

自分を変えなくない
だから許容範囲で
敢えて

曖昧なマイナーチェンジ

そうすれば
この間違った世の中にいても
人間が堕落していくのを目撃中でも
少しはやっていける

自分を大きく変える必要はなくて
曖昧にマイナーチェンジ

これで面白くなる…

2025/04/20 07:23



[198677] 【力を欲する者たちは】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


大袈裟なほどハンドルを切る
水面に刺さる大粒の雨

いつか見た空 思い出せない
ひとりで探す私の希望

力を分けてくれるなら
たとえ悪でもかまわない


泣けばよかった 泣けた季節に
まぶしいほどに過去は輝く

切れ端ばかり集めたような
意味のない都会(まち)走り抜けたら

力でねじ伏せてしまえ
名前で呼べるもの すべて

力で滅ぼしてしまえ
言葉にできないものまで

──────
──────

2025/04/16 06:49

[198675] 才能
詩人:beet [投票][編集]

どうにもならないことなんて
どうにでもなっていいこと

甲本ヒロトはそう歌った。

自分にはこんな歌詞、書けねえなあ
そう思っていたが
憧れと模倣は違うんだよな

自分の感性が人に評価される
それが才能

真似しても意味がない

2025/04/12 19:48



[198670] 地球昔話
詩人:EASY [投票][編集]

どうにかしようとすると
怖い顔になり

どうでもいいと思うと
笑顔になる

2025/04/05 19:44



[198669] ランドセル
詩人:EASY [投票][編集]

先生!
教科書には教えられることしか
書かれていませんよね?

だって教えられない事なら
教科書でも教えられないから

でも先生、だとしたら
この教科書は何を教えてるの?

そっかわかった!
教えたいことだけを

教えてくれているんだね!

すごーい!

2025/04/05 19:17



[198668] 酔っぱらいリトリート〜日常編
詩人:EASY [投票][編集]

愛されたいなら愛しなさいって
よく言うじゃん?

でも俺さ、その意味がよくわかんないんだよね?

だって愛してる時の、愛してる〜って感覚って
愛されてるのと同じじゃねー!って


2025/04/05 19:08



[198667] 肉球
詩人:EASY [投票][編集]

風に理由を聞く顔は
何となく吊り上がり

風が本当に吹く訳は
何となく吊り下がる


何となく思うのは
すごく大事なことなんだ

何となく思うのは
愛とか恋とか好きだから

2025/04/04 19:12
5190件中 (51-60) [ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 >> ... 519
- 詩人の部屋 -