| 詩人:EASY | [投票][編集] |
本当に泣いたよ
いっぱい泣いた
この海が涙で出来てても
納得するくらいに
その涙は
悲しみもあるし
嬉しさもあるし
悔しさもあるし
愛しさもある
それらはみんな合わさって
何もかもが此処にある
それは
あまりにそこにあり過ぎて
生きてる事を意味にして
死ぬことさえも意味にして
無意味という事さえも
光りに託してみせたから
その質量を0にした
| 詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
ああ 私のうた
ああ あなたに届け
ああ 愛している
ああ はっきりわかる
西の風は穏やかです
心を洗い涙を払う
背伸びしてる私だけど
許すことから始めてみます
ああ 私の熱
ああ あなたに届け
ああ 求めている
ああ 叫んでみたい
西の風が呼び起こした
記憶の先に希望が見える
味方にする時の河は
あなたと私濡らしていくの
ああ 私のキス
ああ あなたに届け
ああ この意志(ちから)は
ああ すべてを超える
────
────
| 詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
あなたを忘れるために
開いた本の表紙
あなたのいない世界は
こんな近くにある
二人は身近すぎた
愛撫を重ねすぎた
あまりに知りすぎて
空気に溶けていった
読書をしないあなたは
私に追い付けないわ
文学って翼なの
……わからないでしょうね
★
私に限界はない
行間をすり抜けるわ
あなたの即物論も
悪くはないけれど
溢れだす光に
私は身をまかせ
自由と無秩序の
境界に漂う
そしてあなたは私の
裸身を見失うのよ
私が栞の位置を
更新するだけで
───
───
| 詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
――流転する
しじまは喧騒に
――流転する
平和ボケした連中が徴兵されていく
――流転する
騒乱は沈黙へ
――流転する
闘争は制圧された
――流転する
未来は過去を
――流転する
学ばざりしは阿呆の所業
――流転する
所詮この世は馬鹿ばかり
――流転する
私もあなたも皆馬鹿
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
インクの匂いというのは
どうも好きでならない
最近は買わないけど
週間マンガ雑誌も
独特の匂いがした
中学の頃の同級生で
「週間ジャンプ」の
ページをバラバラにして
毎週のそれぞれの題目を
毎週分ため込んで
数年かけて
単行本みたいに、いや
六法全書くらいの厚みの
ぶ厚い単行本もどきにして
学校で見せてくれた同級生がいた
これが
とにかくどデカくて
なんなら色付きのページも
あったりして
読み応えが凄かった
読み終えると
指先にインクが真っ黒く残って
それか何ともまあ
良かった
漫画家志望だった彼は
看板屋になった
たまに会うのだけど
ペンキの匂いも、なんだか
好きだな
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
雰囲気で理解する
素粒子の振る舞いは
右脳のくらいの直感で
笑顔くらいの優しさだ
四葉を見つけるプロたちは
生える場所は知ってても
幸せの意味とかは
考えたりはしないんだ
君は上手じゃないけれど
楽しそうに歌ってて
夜空が綺麗に見えるのを
僕にそっと教えてる
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
腹が減ったら飯を食う
そんな感じの人生さ
眠くなったら寝てしまう
そんな感じの人生さ
笑うことがあるのなら
笑ってしまう人生さ
どちらかと言うならば
好きでいたい人生だ
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
冬の昼に差し込んだ
太陽の微笑みを
方程式で解いている
パンが好きな数学者
地球規模の平和たち
そんな空気を醸し出し
初恋の恋人の
指に初めて触れてみた
子どもの時に笑ってた
アイスクリームの甘さたち
UFOを光らせて
オレンジ色にしてくれた
| 詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
さながらそれは大樹のようで
あるいはそれは昆虫の抜け落ちた羽根のようで
ぼくらはきっと 同じところをぐるぐると
ぐるぐると めぐっている
循環
水も大気も生命も
流れて消えて また生まれる
誰かの手の中で
きっとめぐらされて 生きている
根が水を吸って葉が拡散する
取り残された羽は大地に埋もれて誰かの羽になる
めぐる
それを君は何と呼ぶ
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
人口知能がチップする
頑なになった綻びは
小さな赤子の指みたく
柔らかさにタッチする
危うく見える幻境が
闇と光をキックして
青空みたいに靡き出し
僕の心をノックする