詩人:十七夜 | [投票][編集] |
早く大人になりたかった
いつまで子供なんだろう
いつまで不自由なんだろう
うんざりだった
子供でいる期間はものすごく短くて
永遠と思われた時間は人生のほんの小さな一部分でしかなくて
不自由ではなく守られていたのだと
気付いた時
私は大人になってしまっていた
詩人:EASY | [投票][編集] |
上手く行く為の方法を
世界は宣伝している
これを広告と共に乗せる事が
世界のトレンドだ
上手く行かなきゃいけない事は
権力みたいな響きを奏で
農薬を照らす太陽みたく
この世界を映してる
幸せなら何でもいいの?
不幸じゃいけないの?
上手にくすぐったら
君は簡単に笑うのに
自転車に乗りながら
自転車の鍵を探したのは
教訓じゃなくて
君を笑わせる為に
僕が話そうとしていることなのに
考えなくてもわかる事だから
考えても
わからないだけなんだから
詩人:EASY | [投票][編集] |
流れ星を見たら願いを叶えるんだ
そしたら叶うんだってよ
でもね
流れ星を見たら
それが綺麗すぎて
願いなんか言えなかったよ
だけど、それが綺麗だったから
嬉しいんだ
それは僕が願おうとしていた事より
ずっと綺麗だったから
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
ああ わたしの好みの光
そして 響き
ああ 小さな窓にも届く
朝の希望
そこまで来た夏は
愛のように甘い
そこまで来た夏は
愛のように甘い
さあ 踊ろう 夢のなか
さあ 笑おう 今すぐに
ああ 君はスジャータですか
もうここは天上ですか
・
・
指を弾くだけで
世界中に響く
呼吸を聴くだけで
こころ全てわかる
菩提樹の枝には
迦陵頻伽(かりょうびんが)遊ぶ
菩提樹の枝には
迦陵頻伽遊ぶ
さあ 脱けよう サンサーラ(輪廻)
さあ 目指そう ニルヴァーナ(涅槃)
ああ これはサルピスですか
もうここは天上ですか
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サルピス・・・仏教でいう熟酥味(じゅくそみ、ヨーグルト味でいいかな?)。カルシウムを強化したら、カルピス。
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詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
不可解な色彩の渦で
あなたが見えない
甘やかな迷宮
人知れず 胸を焦がす恋
「蜜」と呼べる「罪」は
あなたの髪に触れたこと
花吹雪を肩に浴びて
笑い声をあげよう
祝う声にかき消される
僕の言葉
僕の指令──帽振れ!
・
・
不合理な満足の日々の
それなりの魅力
ときめく帰り道
君知るや 色褪せない愛
翼のある心
一途に走るこの思い
月の雫 両手に受け
君の町を目指そう
響きわたれ 響き交わせ
僕の言葉
君の合図──帽振れ!
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────────
第一連では、あなた。第二連では、君。
つまり、距離感ですね。
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詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
夜明けから日暮れまで
鳥が空にいるように
僕は君のことだけ
考えることにしてる
10時から6時まで
夢を見続けるように
僕は君のことだけ
考えることにしてる
実りのときが近づいたのは
君の笑顔でわかるよ
空と話すこともできるよ
信じていなくても
ここで
みどりを育ててくれますか
笑顔のままで
みどりを護ってくれますか
みどりのままで
・
・
珍しい蝶よりも
季節の草でありたい
僕は無理をしないで
君のために歌いたい
背伸びするぐらいなら
誰も愛さずにいたい
僕は無理をしないで
君のために歌いたい
もっと深いよ もっと強いよ
君の笑顔の約束
人が人に立ち返れるよ
意識してなくても
ずっと
みどりを助けてくれますか
笑顔のままで
緑を愛してくれますか
みどりのままで
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詩人:EASY | [投票][編集] |
どうでもいいくらいに気になる
風の行方は
何となく目にした
花みたいに
哀愁に満ちるんだ
誰しもの記憶に残る
家族が見せる笑顔は
想い出を淡く
白黒の懐かしさにする
君が笑ったことは
僕の記憶には残るよ
とても温かな太陽みたいに
優しさを放ちながら
詩人:EASY | [投票][編集] |
過去と未来をくっつけて
歯にかみながら手を繋ぐ
長所と短所をくっつけて
恋人みたいな色をする
音階にない音とかは
君の笑顔とよく似てて
掴み所がないくせに
風に上手に流される
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
帰らない時なら
私はいらない
死んだ記憶なら
帰れ恋人なら
淋しい私に
声を分けてくれ
昔のように
選ばないで
私はかなり希薄
飾らないで
あなたはきっと微弱
東雲(しののめ)の時まで
起きて 観てるから
星たちの空を記録してほしい
・
・
慈悲深い心で
門を叩くなら
閂(かんぬき)をはずし
裸身を温める
恋人を迎え
差別(しゃべつ)に親しむ
悲しみの部屋
咎(とが)めないで
私はかなり希薄
阿(おも)ねないで
あなたはきっと微弱
暁のときまで
正気でいるから
星たちの空を記録してほしい
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差別(仏教用語)・・・あらゆるものがあるがままに存在し、その価値を認めあっている状態。
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