| 詩人:EASY | [投票][編集] |
花と星の2世のハーフ
突然変異でダーウィン調
生きてる意味を雑誌に載せて
いいねを貰う真骨頂
動物たちの撫で方を
習う塾をぶっ壊す
それに恐がる親たちが
育てた子供が通り魔だ
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
命を主役に仕立ててる
お金みたいな残像が
歩きスマホをする人を
無表情な顔にする
添加物の結晶で
トリップしてる大人達
妖精達と戯れて
普通に遊ぶ子供達
雨が降る確立と
デモが起きる確立の
原稿を読むお姉さん
それを笑顔にさせるのは
落書きくらいの親父ギャグ
| 詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
しゃがみ込みたい
そんな時分に「立て」と言われると
心が折れる
もう一度歩き出す
そんな物語は 今の僕には重いんだ
ちょうどいい音楽が見当たらない
しゃがみ込みたい
そんな時分に「休んでいい」と言われると
胸がささくれ立つ
世界を呪うだけの
そんな叫びは 今の僕には辛いんだ
ちょうどいい音楽が見当たらない
寄り添わなくていい
誰も構うな
今は独りで居たいんだ
| 詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
ひきつめた髪の襟足から
こぼれる後れ毛の色香
惑わないあなたの優しさに
すべての刻が頭を垂れる
赦されたと思うのは
赦されたいと願うから
卑しく怯えるぼくは
その輝きをあなたに押し付ける
今日も きっと明日も
| 詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
少女は
母の持ち物の指輪を
そっとはめてみる
誰もが
そんな悪戯を
通って生きてきたんだね
臆病とか怯懦とか
どうでもよかった航跡
・
・
扉を開けた 三面鏡
禁忌と慚愧 交差する
残酷よりも甘美な血
蒐めて輝く宝石
恭順とか彌縫とか
どうでもよくなる光量
─────
────
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
雨の日に聞こえてる
低空を飛ぶ飛行機の
音は小さなランプの様な
優しい光りを放ってる
取り返しのない切なさの
崖の途中に咲いている
紫色したその花は
生存しない存在だ
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
流れていく残像が
意味を持って軋みだし
心を疲れさせるのが
人が生まれた意味になる
そんな流行りの人生が
地球人を満たす時
微笑む事が流し出す
星が願いを叶えてる
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
どうにも釣れない
釣り場がある
大城さんと渡久地さん
この二人の名人が
いつもいる
去年からここに来ているけれど
皆が彼らに声かけ
二人も誰かに声をかける
誰も俺も釣れないのに
この二人は釣れる
釣れると
皆にその魚をやる
俺にすら
わけてくれる
とにかくここでは名人だ
二人を慕うように
釣り人達がよくここを訪れる
海水浴のシーズンには
すぐ隣にビーチがあって
子供達のはしゃぐ声が
学校の校庭くらいに
背中に聴こえながら
釣りをしている
本当に
色んな人達がやって来る
釣りよりおしゃべりがしたいような
そんな釣り人やら
ビーチから散歩で来た水着のままの観光客
ビーチで遊び足りなくてやって来る子供達
後期高齢者で釣が出来なくなったと話す老人達
ここにはなにやら
えもいわれぬ
コミュニティが
出来上がっている
レポートではないけれど
なんだか俺は
ここが好きに
なりはじめている
釣れないのだけどね
| 詩人:EASY | [投票][編集] |
ニュースはバライティー
戦争はごっこ
同調する圧力は
権力主義者のサイボーグ
批判に餌を与えてる
そこら辺の世の中の
隣の世界で大トロを
猫と一緒に食べるんだ
| 詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
してきな
はなしがいをした
ばか ここは
してきな
よりすがり
あいか ここは
ここは
してきな
してきで
はかか ここは
してきな
はかなさで
いたたまれない
どうしようもない
ばか
ここは ここは
してきたか してきか
ここは ここは ここは
はかかばか
してきな
はなし
あい
を