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[198654] 灰色の香り
詩人:EASY [投票][編集]

常識は非常識
こんな当たり前のことを

地球では言葉にしないと
うまく陽には当たれない


笑い方を習うほど
暇じゃないから

僕は綺麗に涙を流す


お腹が空くのは
美味しいからで

生きてく為な訳じゃない


花が咲いたら
君にあげるよ

それが美しく見えたから

2025/03/23 12:31



[198652] そよ風
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曖昧に織り成した
休日の昼に見えるのは

妖精たちに決まってる


眉間にシワを寄せるなら
会議室に集まって

利益の話しをすればいい


春になったと思ったら
窓を開けてみればいい

そんな風に吹かれてる
そんな君が好きだから

2025/03/22 17:20



[198651] 笑陽税
詩人:EASY [投票][編集]

全部大丈夫、本当に全部
それに条件なんかないよ

あなたはこうするべきだと
何かが発するなら

全部無視していいんだ


無視してごらん?
君は猫みたいに

お腹を見せてくつろぐから


それより癒されることが無いことを
僕は誰よりも、神様よりも

いかにも正しそうな理論よりも
圧倒的に知っているから


君は君らしく生きるべきだ

それは神様の教えよりも
正しいことなんだ

2025/03/21 19:43



[198649] 人々の所以
詩人:EASY [投票][編集]

自分らしさを研ぎながら
磨いたそいつをポッケに入れて
職務質問されたなら

署まで連行されたんだ


酸素は遮断されてない
留置所で眠ったよ


とても美味しい朝ごはん
隣にいた中国人

佃煮海苔を味噌汁に
入れて飲んでしまっては
不味そうな顔をして

ご飯にかけて食べるのを
僕は教えてあげたんだ

留置所でも許された
感謝と笑いが芽生えたら

警察官もそれをみて
優しそうに笑ってる

2025/03/20 13:40



[198647] ハムエッグ丼
詩人:EASY [投票][編集]

調子の悪い暖房の音は
調子の良いジェット機の音とおんなじで

金持ちと貧乏があまり変わらない事と
シンクロしてて

ホームレスが教えてくれる教訓みたいな
輝きを放ってる


ハムエッグ丼を作る為に欠かせないのは
ほんの少しの貧しさと
ほんの少しのスマイルだ


お腹が空いたら食べにおいでよ
ふりかけとキャベツも付けて

君をもてなしてあげるから

2025/06/14 17:12

[198645] 優しさの色
詩人:EASY [投票][編集]

子供の頃
砂場で遊んだ

穴を掘って川を流したんだ


お腹が空いたら駄菓子屋で
お菓子を買った

甘いチョコレートを君にあげたのは
君への恋が酸っぱすぎたからだ


お母さんが作る即席ラーメンの味は
毎日同じで

飽きていたけど

一流シェフじゃ出せないその味で
僕は育った


便利じゃない方を
僕が選ぶ理由は

そんな想い出たちの
優しさのせいだ

2025/06/02 10:52



[198644] 風が吹けば桶屋が儲かる理由
詩人:EASY [投票][編集]

物価とエベレスト
どっちが高いのかを

国連が真剣に会議したら
コメディー映画が作られる

世界はこんな風にして
平和を保つんだ


社長が言ってるから仕方ないと言う
従業員の笑い方は、味覚障害の原因で

それを知らない病院は
薬で商売してるんだ

2025/03/15 21:35



[198643] 白黒の笑顔
詩人:EASY [投票][編集]

欲しいものがない時
要らないものはどんな顔をするのかな?

ちょっと拗ねた
都会の星みたいに

それは霞んでる


白黒の映像の懐かしさは
そうするしかなかったという

優しさを放って

君が生まれてきたことに
感謝してるんだ


ありがとうって僕は言うよ
口癖みたいにね

はぐらかしているけれど

それは真実よりも
本当のことなんだ

2025/03/14 19:30



[198640] 【西の風が吹くとき】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


すこし 窓を開けたらいいね
あの町が見えたなら

もっと 心開いてみよう
優しさに会うために

海沿いの道を走り
トンネルをいくつか抜けて

懐かしいダイヤルで
懐かしい声を聞こうよ

西の風が吹くときは
心はやるから

これ以上無邪気には
なれない

そんな気がする 


そうさ 嘘をやめたらいいね
あの人に会えたなら

そして 大きな声で言おう
“諦めはしないよ”と

季節より早い風と
降りそそぐ星を味方に

憎いほどの自信で
懐かしい肩を抱こうよ

西の風が吹くときは
心はやるから

これ以上素直には
なれない

そんな気がする

─────
─────

2025/03/10 21:13



[198638] 和菓子
詩人:EASY [投票][編集]

君を安心させる為に
命を懸ける男

それが僕のプロフィール


虹のかかる橋の下で生まれながら
明日の家賃を全て賭ける僕のことを

神が興奮しながら観戦している


温かいご飯に冷たいカレーが
何となく合うことを君が知っているなら

世界は殆どの場合
君の支配下だ


世界はキャラメルより少し甘いくらいに
僕が舐めてあげるよ

2025/03/08 21:50
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