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善田 真琴の日記

2012年09月






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詩人名 : 善田 真琴
詩人ID : maczenda

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自慢話
2012/09/23(Sun)

他人の自慢話に堪えられない人は、無駄に不愉快になるだけなので、以下は読まない方がいいです。自分の好奇心は自己責任でコントロールして下さい。

僕は身体能力的には特に人より優れた所はない。覚えている高校時代の記録としては、100mは12.7秒、走り幅跳びが5m78cmで、走力も跳躍力もアベレージの域を出ない。

しかし、どうも反射神経は平均値を超えているらしい。

大学生の時、僕は春&夏休みは大阪の堺で引っ越しのアルバイトをしていた。

その作業中、荷物を持って向かってくるバイト仲間を避けようとして、僕はトラックの荷台から後向きにコンクリートの地面に落下した。

一瞬の出来事だったが、テレビ・ドラマのワンシーンの様にスローモーションで周りの風景が視界に映った。

我に返ると、僕は柔道の受け身の形で地面に横たわっていた。直ぐに立ち上がって、腕や肘など点検してみるが、擦り傷ひとつなく、打ち身の痛みすら感じなかった。

「だ、大丈夫か?」と荷台の下にいた運転手が心配そうに聞くのに対して「大丈夫です」と答えて、僕は仕事に戻った。「凄いな、兄ちゃん」という声を背中で聞いた。

僕は中・高校時代、柔道部だった。だから、これは反射神経というより後天的な学習によって獲得した運動能力に過ぎない。

しかし、「もしかして、自分は人より反射神経が優れているのでは?」と僕が自惚れるようになったのは、以下のような出来事があったからだ。

職場で、缶コーヒーを買って休憩室を出る時、いきなりドアが開いて同僚とぶつかりそうになり、僕の右手から缶コーヒーが落ちかけた。僕は落下地点から20cmくらいの所で、いったん自分の手から離れた缶コーヒーを咄嗟に掴んだ。

「凄いな、おまえ…」
間近で見ていた同僚が、驚いた顔をしていた。

同じような表情を高2の体育の時間に見た事があるのを思い出した。

うちのクラスにはバレーボール部のレギュラーが4人いた。その時の体育の種目も試合形式のバレーボールだった。

相手チームのYにトスが上がった時、僕はたまたまネット際にいた。彼は僕より10cmは背が高い。何より彼はバレー部のエース・スパイカーだ。「止めれるワケがない」と思いながら、彼に少し遅れて僕は両腕を伸ばして思いっきりジャンプした。その両腕に一瞬、バシッ!と強烈な衝撃を感じた。その直後、ギャラリーから歓声が沸き挙がった。

僕がブロックしたボールは相手コート内にワン・バウンドして体育館の舞台の縁に足をブラブラさせながら座って観戦していた、クラスの連中を目がけて飛んでいったのだ。スパイクしたYが、驚いた顔で「今のは凄い」とネットの下から握手を求めてきた。まぐれ当たりなのに。

しかし、これには続きがある。僕がバックに下がった時、味方のレシーバーが相手のスパイクを弾き、ボールがコート外に飛んで行くのを僕はダメ元で追った。

ボールを見ずに落下地点を予測して、そこを目指して全力で走った。僕の背中を追い越すボールの気配を感じて、右手を懸命に伸ばしたが、「届かない!」と思う一方で「あと一歩」と更に右足を大きく踏み出した。

すると、伸ばした右手にボールの方から近づいて来た。僕はそれを思いっきり頭越しに背中へ振り切った。

ボールはコート内には戻らず、ラリーの継続には繋がらなかったが、体育館の壁際で立ち上がりながら、僕は再びギャラリーがどよめくのを聞いた。

小6の時にも同じような場面があった。

野球の試合中、レフトの守備についた僕の方向に大飛球が上がった。打った瞬間に「抜かれた」と思ったが、その時も、ボールを見ずに全力で落下地点と思しき辺りを目指して必死で走った。「この辺りだろ」と振り返り見上げた瞬間、ボールが視界を一瞬掠めたあと、「ポーン!」と間抜けな音を立てて僕の頭に当たって外野を点々と転がっていった。

守備が終わりベンチに戻った時、僕は拍手と笑い声で迎えられた。恥ずかしがる僕を「あんな大きなフライに追いついただけでも凄いよ」と友達が慰めてくれた。

過ぎた日々を振り返れば「無理だとあきらめた時、それは不可能に変わる」と体感したのは、無理を承知で一所懸命にボールを捕ろうとして失敗した、小6の時の経験が最初だったと思う。

これを書き出す前、シャワーを浴びていた。固形の石鹸を取ろうとして、手が滑って床に落ちる寸前に危うく掴み直した。やっぱ俺の反射神経は尋常じゃない(笑)

にしてもスケールの小さい話ばかりで恐縮至極。


閑話休題
(話題変えるが)

バレーボールと言えば(話、変わっとらんがな)ちょっと前に電車内で耳にした女子高生の会話を。

ね、ね、
オリンピック見てる?

うん、見てるよ?

女子の
バレーボーラーて
スゴいよね?

………。



(なんだよ、
バレーボーラーって。
僕には新しすぎる)

善田 真琴

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