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[198503] 【Namaste】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


手探りだけの闇のなかで
あなたのてのひら
出会えました

行き先のない船でもいい
あなたのぬくもり
すがりつきます

Namaste Namaste
あなたを信じる

明けない夜はないと
あなたは言った


自分のために祈るならば
なにも得られぬと
あなたは笑う

許し許され 心を交わし
すべてのしあわせ
求めなさいと

Namaste Namaste
あなたに従う

やまない雨はないと
みんな知ってる

───────────
───────────
あなた=大日如来
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2024/10/19 00:56



[198498] 月の宴
詩人:EASY [投票][編集]

騒がしい真夜中に
月は静かに輝いて

君を秘かに照らしてる


星空は淋しさと
笑顔と怒りと愛しさを

ひとつにした輝きを
僕らの胸に落としてる


排気ガスを吸い込んで
愛を吐き出す僕たちは

すれ違った隙間のように
愛を探してしまうんだ

2024/09/26 19:29



[198495] 一人暮らしの終わり
詩人:猫のあし [投票][編集]

辛い事ばかりだった

苦しい時期がずっと続くと思ってた

その生活も

もう幕を閉じる

ずっと一人だと思ってたけど

ずっと私の帰りを待って

傍にいてくれた

喧嘩もしてくれた 一緒に寝てくれた

一緒にご飯も食べてくれた

どんな時も

帰りを待っててくれた

そんな君も

もういない

新しい生活を始めるときは君がいてくれた

もう君はいない

一人でここを出る

辛いばかりだと思ってた生活の中で

楽しかった君との生活が浮ぶ

一人じゃなかった

君がいたから

苦しい時も楽しかった

寒い日も暖かかった

暑い日の夜のお散歩も楽しかった

君がいてくれてよかった

一人暮らしが終わる夜

君の思い出と眠るよ

とても幸せな夢が見れるから

2024/09/24 01:17



[198493] 【桔梗のうた】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]



夜を忍んで逢いたい
恨みを越え逢いたい

死者と生者の定めは
交われない悲しみ

我の名は忘れてしまえ
ひとり咲け そして枯れゆけ
桔梗よ

魂は癒されることなし

逢いたくても逢えないなら
独り寝のこの夜
明けるな


弓を絞れど虚しい
命はもう戻らず

嘆く鴉(からす)は吾が友
もうよい とく帰れよ

ひとの心移るときを
見抜くなら 吾に教えよ
桔梗よ

魂は満たされることなし

時と時が重なるなら
吾が身に罪あるも
責めるな

─────
─────
桔梗・・・高橋留美子原作「犬夜叉」に登場する悲劇のヒロイン。退魔の弓使いの巫女。

つまり、これはキャラソンである。
──────

2024/09/21 20:46



[198492] 左からのノック
詩人:EASY [投票][編集]

思い込みから
全ては「生まれる」

それを理解すると

あなたが「生まれた」意味を
理解できるだろう


「生まれた」のは思い込みであり


生まれも死ぬこともないものが
あなたに在ることの

理解になるのだ

2024/10/13 19:59

[198491] 本質
詩人:EASY [投票][編集]

生きるために仕事をするな
生きるために息を吸え

それを知るだけでも

ずっと楽になれる

2024/09/20 22:24



[198489] 
詩人:猫のあし [投票][編集]

朝 眠い目を擦ってカーテンを開ける

一緒に背伸びをして おはようと言う

そんな何気ない幸せな朝を

何年も迎えられた

朝ごはんを食べて コーヒーを飲みながら

休日には 一緒にどこに行こうか相談した

決して豊かではなかった毎日

君と幸せな一日を迎えられただけで

あんなに幸せだったんだよ

朝を大切な誰かと迎えられる

最高の一日だよ

2024/09/19 07:51



[198487] 【恵美の舗道】
詩人:浜崎 智幸 [投票][編集]


君の素肌の温もりを
感じていた頃は

幸せという言葉さえ
素直に言えたのに

恵美の舗道に
また春がめぐるとき

僕は図書館の
白い座席に帰ろう

そこから街を見下ろして
小説を読み返そう


八月は悲しみの月
繰り返される過失

君とよく似た女性を
愛してしまう気候

去年と同じみたいでも
花も人も違う   ※

丘へと風が集まって
僕を牽制する

恵美の舗道が
秋の気配運ぶころ

僕は文学の翼を
試してみよう

羽の裏の白さを見せ ※※  
小説を書き直そう

─────
─────
※年年歳歳、花相似たり
歳歳年年、人同じからず 

※※【習】という漢字は、鳥が羽の裏の白を見せて、飛び立つ練習をすることを表す。余談だが、鳥も飛行機も向かい風に飛び立つ。 
─────
第2連、つまり2番のほうが長いという珍しい歌詞になりました。
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2024/09/16 19:45



[198485] スマイル粒子
詩人:EASY [投票][編集]

幸せを発明した偉人は
不幸であるが

だからと言って

夕暮れが美しく見えることに
罪を感じる必要はない

2024/09/16 03:48



[198484] おひさま
詩人:猫のあし [投票][編集]

前と同じように

お水を飲む器も ご飯を食べる器もある

おトイレも綺麗にしてある

気持ちいいくらいにお天気の日が続いてる

遊んでいたおもちゃが沢山ある

でも もう君は帰ってこない

また君とお鍋を食べたい

おもちゃで遊びたい

広い公園で一緒に走りたい

ずっと言ってた海に行きたい

美味しいもの沢山買ってあげたい

夢だった田舎にお庭のある家に住みたい

ワガママいっぱい聞いてあげたい

だから また戻ってきて欲しい

ずっとそばにいるから

2024/09/15 15:05
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