詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
手探りだけの闇のなかで
あなたのてのひら
出会えました
行き先のない船でもいい
あなたのぬくもり
すがりつきます
Namaste Namaste
あなたを信じる
明けない夜はないと
あなたは言った
・
・
自分のために祈るならば
なにも得られぬと
あなたは笑う
許し許され 心を交わし
すべてのしあわせ
求めなさいと
Namaste Namaste
あなたに従う
やまない雨はないと
みんな知ってる
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あなた=大日如来
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詩人:EASY | [投票][編集] |
騒がしい真夜中に
月は静かに輝いて
君を秘かに照らしてる
星空は淋しさと
笑顔と怒りと愛しさを
ひとつにした輝きを
僕らの胸に落としてる
排気ガスを吸い込んで
愛を吐き出す僕たちは
すれ違った隙間のように
愛を探してしまうんだ
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
辛い事ばかりだった
苦しい時期がずっと続くと思ってた
その生活も
もう幕を閉じる
ずっと一人だと思ってたけど
ずっと私の帰りを待って
傍にいてくれた
喧嘩もしてくれた 一緒に寝てくれた
一緒にご飯も食べてくれた
どんな時も
帰りを待っててくれた
そんな君も
もういない
新しい生活を始めるときは君がいてくれた
もう君はいない
一人でここを出る
辛いばかりだと思ってた生活の中で
楽しかった君との生活が浮ぶ
一人じゃなかった
君がいたから
苦しい時も楽しかった
寒い日も暖かかった
暑い日の夜のお散歩も楽しかった
君がいてくれてよかった
一人暮らしが終わる夜
君の思い出と眠るよ
とても幸せな夢が見れるから
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
夜を忍んで逢いたい
恨みを越え逢いたい
死者と生者の定めは
交われない悲しみ
我の名は忘れてしまえ
ひとり咲け そして枯れゆけ
桔梗よ
魂は癒されることなし
逢いたくても逢えないなら
独り寝のこの夜
明けるな
・
・
弓を絞れど虚しい
命はもう戻らず
嘆く鴉(からす)は吾が友
もうよい とく帰れよ
ひとの心移るときを
見抜くなら 吾に教えよ
桔梗よ
魂は満たされることなし
時と時が重なるなら
吾が身に罪あるも
責めるな
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桔梗・・・高橋留美子原作「犬夜叉」に登場する悲劇のヒロイン。退魔の弓使いの巫女。
つまり、これはキャラソンである。
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詩人:EASY | [投票][編集] |
思い込みから
全ては「生まれる」
それを理解すると
あなたが「生まれた」意味を
理解できるだろう
「生まれた」のは思い込みであり
生まれも死ぬこともないものが
あなたに在ることの
理解になるのだ
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
朝 眠い目を擦ってカーテンを開ける
一緒に背伸びをして おはようと言う
そんな何気ない幸せな朝を
何年も迎えられた
朝ごはんを食べて コーヒーを飲みながら
休日には 一緒にどこに行こうか相談した
決して豊かではなかった毎日
君と幸せな一日を迎えられただけで
あんなに幸せだったんだよ
朝を大切な誰かと迎えられる
最高の一日だよ
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
君の素肌の温もりを
感じていた頃は
幸せという言葉さえ
素直に言えたのに
恵美の舗道に
また春がめぐるとき
僕は図書館の
白い座席に帰ろう
そこから街を見下ろして
小説を読み返そう
・
・
八月は悲しみの月
繰り返される過失
君とよく似た女性を
愛してしまう気候
去年と同じみたいでも
花も人も違う ※
丘へと風が集まって
僕を牽制する
恵美の舗道が
秋の気配運ぶころ
僕は文学の翼を
試してみよう
羽の裏の白さを見せ ※※
小説を書き直そう
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※年年歳歳、花相似たり
歳歳年年、人同じからず
※※【習】という漢字は、鳥が羽の裏の白を見せて、飛び立つ練習をすることを表す。余談だが、鳥も飛行機も向かい風に飛び立つ。
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第2連、つまり2番のほうが長いという珍しい歌詞になりました。
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詩人:猫のあし | [投票][編集] |
前と同じように
お水を飲む器も ご飯を食べる器もある
おトイレも綺麗にしてある
気持ちいいくらいにお天気の日が続いてる
遊んでいたおもちゃが沢山ある
でも もう君は帰ってこない
また君とお鍋を食べたい
おもちゃで遊びたい
広い公園で一緒に走りたい
ずっと言ってた海に行きたい
美味しいもの沢山買ってあげたい
夢だった田舎にお庭のある家に住みたい
ワガママいっぱい聞いてあげたい
だから また戻ってきて欲しい
ずっとそばにいるから