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[196634] シネマ
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

いつか
片思いだった女性が
フォレスト・ガンプは
リアリティーが無いと
軽蔑した

もう我慢しなくて良い頃合いだ

映画にリアリティー
 もう映画
なんか
 見ないで貰いたい程
がっかり
 させられた

人が
誰かに
何かの手段で
思いを伝える行為に
あらゆる手段はあるが
それらは
完全な虚構に
ほかならない

表現に伝わる力が
見い出せないなら
生きる意味は
楽に見殺しか

バス停で
お別れした

それでも
音楽だけは
味方してくれて
僕がどんなにか愚図で
能無しでも
たぶん神様ならそうするように
優しくしてくれた

夜明け前から
日が暮れるまで
倒れる寸前くらい迄釣りをして

眠りたい分を通り過ぎ
眠りたく無い部分をさらに超えて
眠った

はだしのゲン
アームストロングが
月の大地を踏みしめ
エルビスが鍵を開け
ビートルズが扉を開いて
アンディーウォーホルがキャンベルスープの缶を切り
山下清は花火大会の最後の切り絵の一枚を貼り終えた

時期だとか人の要領
時代の雨脚を振り返る
確かさを
考える事を考えると
嘔吐した
エクトプラズムが
彼女の形になり
息子達が産まれた理由になった

もう今は何も
こうして
恥ずかしくて
いい

2020/05/09 20:43



[196632] ブレンドコーヒー
詩人:あいる [投票][編集]



まだ2019だって勘違いしてる扇風機に
立夏だと囁いて
湿気た空気をスクランボー

決壊することなく
涙を吸い続けた枕
でっかちなのにスカスカ
低反発から猛反発
ボクの頭をひっぱたいてよ眼はひらいてるのに醒めてないんだ


民主主義だと思ってた歯ブラシも
自分勝手で足並みが揃わない毛先


平成からの生き残り
伸びた前髪は
いい感じに令和をぼかしてる


ホットからアイスへ
ホッとから愛すへ
安心と愛は親せきらしい
挽きたての苦味を
おぼえても舌足らず
人生は甘くないらしい


マスクでのっぺらぼう
無口でも無礼講
今はラフにステイホーム


話せなくて
フリダシみたいだ
ここは音がない世界デモ


口先の愛より
指先の会話

愛しくなったらこの指とまれ



2020/05/06 11:28



[196631] 三十路
詩人:里雨夜 [投票][編集]


子供の頃のイメージは

人生の曲がり角

母と見ていたドラマの影響だと思う


実際に到達してみたけど

まだまだ曲がり角は先に思える


人生100年の現代

今の60代は若いように

私達も若いということだろうか

2020/05/05 19:43



[196630] 大輪の花を咲かせて
詩人:理恵 [投票][編集]



気がついたら蕾ができていた。
ぼくは知らない、それがまだ種だった頃のこと。


って言ったら、近所のじいちゃんが
そりゃあ種じゃないさと笑ってた。


じゃあなんなのさとぶっきらぼうに返したら
そりゃあ球根さと笑うじいちゃん。


そうかそうか、もの知りでいいな。


次の日見たら、その蕾は
ちょっと色濃くなっていた。


なんて言ったなら
またじいちゃんはがははと言って
気のせいだと笑うだろう。


またまた次の日見たてみたら、
先っちょがほんの少し赤い気がした。


気のせいか?
ほんとうか?


もうぼくにはわからない
けど、その花は
確実に開くだろう?


って言ったら、近所のじいちゃんが
そりゃあそうさと笑ってた。


そんな濃厚な緑で顔赤らめる
そいつのその先も、ぼくは知らない。


けどもしも明日見たら、
また違うそれが見れるだろう?





2019.11.25.

2020/05/05 17:57



[196629] LaLaLa
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


愛を歌えば 花が胸に咲く

平和を歌えば 銃が薬に変わる

夢を歌えば 唇からメロディ

その国の言葉や文化がある

海を渡れば そこは異文化

肌の色や神様の名前で

僕はあなたと友達になれないの?

同じ地球の生き物だよと

風が、花が、空が、歌うよ。

2020/05/04 22:47


[196628] 彼女は電気羊の夢を見る
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


君を幸せにする魔法があれば
僕はそんな落とし穴に手を伸ばしてしまう
生憎僕には期待されても
苦笑いすること以上何も出来やしないよ

ずっと好きだった下手くそなギターで
星屑を拾い集めてつくったメロディ
この世界を変えたあの日

積み重ねる言葉はいつも同じ
だけど、伝わる気持ちは七色に輝く
北欧の夜空にオーロラのカーテン
氷山の城とセイウチの手拍子
夢見る気持ちが扉を開く鍵

誰にも そんな時があるだろう
ベッドは旅をするための船さ
彼女は電気羊の夢を見る。





2020/05/04 20:51



[196626] 惚ける
詩人:遥 カズナ [投票][編集]

恋いが
あり焦がれている

きっともっと
恥ずかしい
弱さと

たむけたい
クズとアクタ、ゴミ
突然と
景色を淀ませる
雨とその音
いらない予報
足もとの
水溜り

ありがとう
そこに
戦がせて
下さい。

2020/05/04 19:55



[196625] 淡水魚
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


机に向かい合い
飯を食べるように
変わらない
日常が続くだけ

二車両だけの
小さな電車が
停まる駅には
田畑が広々と

僕は既に
読んだ行を何度も読み返す

何度交わしたかわからない
安っぽい口づけは
愛を囁く

冷めきったくらいが
丁度いいから
考える前に重ねる
体はやがて

汚れてることさえも
気づかないくらいだよ。






2020/05/04 17:09



[196624] ただいま
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


今日も日が暮れて
家へと向かうその背中に
沈む夕日が映るとき
切なさが涙を連れて
夜を町に呼ぶだろう
それでも笑ってるのは
強がりじゃないと知ってるから
僕は下手に慰めることなんか
間違ってもしないよ
声を上げて泣くことも
ときには必要だと思うから

涙の数だけ大人になるとは
思わないけれど
涙のひとつも見せずに
大人にはなれない

誰もいない家にただいまを
繰り返すのはそこにあった昨日に
変わらない暮らしの形を見るから
幸せかどうかは別の話だと思う。

2020/05/04 12:26



[196623] リメンバー
詩人:尻尾まであんこが詰まってるたい焼き [投票][編集]


去年の今頃はこの道を歩いて
同じ未来を見つめていたね
もう離すまいと誓った手を
ほどいた いたずらな風

大げさなほど笑って泣いたりして
積み重ねた消えない思い出

たしかな未来と信じていた道は
振り返れば 大切なものを
いつの間にか僕は失っていたんだね

もう一度、笑った顔を見せてよ
最後のさよならをなかったことに
してほしい まだ僕は君が好きだよ

部屋中に飾った 写真を剥がすとき
思い出が走馬灯みたいに
よみがえるから泣きたくなるじゃないか

僕もいつの間にか大人になって、
少しはらしくなれてるかな

忘れてるだけで傷跡は消えてはないから
あなたの名前をはじめて呼んだ
あの日から物語は続いてる

恥ずかしそうにつむいだ糸は
確かに薬指に 結ばれていた気がするよ
まだ僕は君が好きだよ。

2020/05/04 12:08
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