詩人:EASY | [投票][編集] |
忘れたら分かることがあるんだ
それは夕日とリンクして
海の上に輝いて、綺麗に見える
ぽっかりと口を開けたみたいに
雲は形を整えて
その隙間から愛を注ぐんだ
冬に想像する春は悪気ない
でも人々は世話しなく
信号無視をするくせに
辛い顔を隠す様にして
流行り病の名目のもと
マスクで顔を隠している
詩人:万田 海斗 | [投票][編集] |
びっくりさせるポエム
それも知らないフリ
心は にぶる
さよなら言わなきゃ
会った時に既にデジャブ
頭良すぎて決め付け過ぎる習慣が
情けなくわらう
また産まれたら、親子に為りましょうか
詩人:理恵 | [投票][編集] |
いま
しあわせですか
どんな容態ですか
あなたがどんなふうになっても
しあわせならそれでいいのです
画面の向こうは
やはりしあわせでした
誰も私を知らない世界は
しあわせでした
正直
私が他人を怖がっているから
遠ざけている部分もあるけれど
ただただ
楽しい時間をくれる人がいたということだけは
言っておきましょう
あなたはしあわせですか
わたしはまだ時々
あなたを思い出します
でも、出てくる言葉は
あなたはしあわせですか
だけなのです
私を楽しくしてくれた人たちも
幸せでしょうか
ただただ
しあわせであってほしいと
願うばかりです
2023.2.5.
詩人:EASY | [投票][編集] |
T路地に差し掛かり
右に曲がる僕を
誰が否定出来るだろうか?
僕でさえどうにも出来ないことを
僕が許した時、神さえ僕にひれ伏する
君が君である為の法則は
僕を押し退け、神を押し退け
最後には君さえも押し退けて
宇宙で唯一のものが君の中に在ることを
教えてくれるんだ
間違えることがあるなら
間違えたと思う君にしか
それは達成できない
こんな単純なことを知る為に
僕たちは生きている
何よりも愛らしい瞳を
携えながら
詩人:EASY | [投票][編集] |
黒は白とのセットであって
裕福貧困ドローであって
勝ち負け味わい経験ありき
空っぽだから注げるコップ
思い通りに行かないことは
思わず通りに行く自由
詩人:EASY | [投票][編集] |
君と初めて出会ったのは
上手く笑う為の練習場だった
駄々っ広いコートの真ん中で
夏の太陽に照らされながら
君と出会った
声帯を震わせて話す気はなく
笑顔と哀愁の方程式で
僕らは会話した
夢の中で見た夢くらいに
曖昧な記憶の中で
僕たちは恋をした
ノスタルジックも色褪せるほどの
それの中で、君と手を繋いで歩いた
白黒より白黒な世界は、何よりもカラフルに
僕たちが知る、本当の愛みたいに
キラキラとしていた
詩人:遥 カズナ | [投票][編集] |
たどりついた
このあたりが
どこの海だろうが
どうにもなりはしない
縄をにぎる
手のゆびさきが
こうもこごえているのは
きっと心臓から
遠くにあるからなのだろう
縄を結わえた
さびだらけの
なさけのない
いかりを
ゆっくりと
しずめていく
なにをしにここまで
やってきたのか
やってきたなら
やらざるをえない
やってこなくて
こうなっていたから
なさけのない
いかりをゆっくりと
しずめていく
やりばのない
このいかりを
ゆっくり
そっと
しずめていく
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
先が見えてしまっている道
一歩先も分からない道
どちらを行ったら良いか
ずっと分からなかった
でも 分からなかったんじゃないんだ
僕はずっと どちらを行ったら傷つかずに済むか考えて居たんだ
どちらが楽かを考えていたんだろう
なんて、浅はかだったんだろう
そんな道はないのに
嵐を迎えるかもしれない 転んでしまうかもしれない
凄く険しい道もあるかもしれない
でも、僕が行きたい道は きっとその先にある
勝ち負けじゃない
僕が何をしたいかなんだ
僕が行きたい道を行くんだ
僕らしく歩きたい
ワクワクしながら歩きたい
それが出来る道を行くんだ
険しい時があっても、ワクワクする時があっても
きっと道に迷わない
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
私には
家族以外に愛する人はいない
恋をしたこともあった
本気で恋愛した事もあった
本当に愛していた
でも、その時に温もりを知って、人を愛する幸せの他に
苦しさや寂しさも知って
その恋を手放してから
人を愛せなくなった
愛せないだけではないかも
1歩前へ進む事が 本当に怖くなった
恥ずかしい思いをしたり、傷ついたりする事が
本当に怖い
随分臆病になった
恋愛は、生き方がよく出る
本当の自分と向き合う機会が増える
その恋愛から目を背けたからか
素直になれない 人を愛せない 前を向けない
そんな臆病な人間になってしまったんだ
もう一度
強くなる事は出来るだろうか