詩人:EASY | [投票][編集] |
チュールを食べる猫たちが
放つ平和な色合いは
宇宙が放つ色さえも
オレンジ色にしているよ
君の笑顔と泣き顔を
描く画家は広大な
広い心を持っていて
君のことを愛してる
それに名前をつけるなら
神や宇宙や世界とか
僕とかあなた自身とか
詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
繰り返す代わり映えのない日々に
僕の足は次第に止まっていく
夢は夢だったよと 笑う日まで
あとどれくらい残っているだろう
「先に行くよ」と言った君の
淋しそうな横顔は 今もココに刺さってる
もがいても もがいても
カッコ悪さが抜けないなら
全部ぜんぶ笑い飛ばして
今を生きればいいと
声が聞こえた
繰り返す代わり映えのない明日に
ボクの身長は次第に縮んでいく
夢は夢だったよと 笑う日にさえ
太陽は微笑みかける きっと
長いトンネル 外は雷雨
独りきりの横顔が 今もココを震わせる
あがいても あがいても
悔しさが立ちはだかるなら
なにもかもを置き去りにして
今に生きればいいと
キミは泣いていた
長いトンネル 外は雷雨
「先に行くよ」と言った君の
独りきりの横顔が 今もココに刺さってる
もがいても もがいても
カッコ悪さが抜けないのは
全部ぜんぶ笑い飛ばして
過去を生きてきたせい
あがいても あがいても
悔しさが立ちはだかるのは
誰も彼も置き去りにして
明日を信じたせい
長いトンネル 外は雷雨
胸を裂いて 雲の隙間に 光が
もがいても もがいても
カッコ悪さが気にならないのは
今も僕を待ち続けてる
君がいるから
あがいても あがいても
悔しさが立ちはだかるのは
今もキミを待ち続けてる
ボクの叫び
はしゃいだり 迷ったり
まだ落ち着かない僕(キミ)だけど
いつかきっと追いつくと
信じて走ってる
それはきっと そう遠くない日
詩人:梅宮 蛍 | [投票][編集] |
死にたいと
願い続けて
まだ死ねない
路地裏の犬は
目脂をつけて
白昼を
そぞろ歩く
容器に陽気
器用に起用
明日も明後日も
きっと大地に
しがみつく
馬鹿馬鹿しいや
生きたいと
唱え続けて
もう満腹
路地裏の猫は
アオと鳴いて
真夜中を
駆け抜ける
捗々しいね
メメント・モリも
忘れちゃったよ
詩人:EASY | [投票][編集] |
深刻なことの殆どは
笑い話に訳される
この翻訳に
学びなんかいらないよ
かわいいクマの縫いぐるみの
お腹の膨らみの角度を
数学者は計算するべきだ
この星で真剣な顔をするなら
それくらいが丁度いい
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
気をつけて 逃げ水の恋です
夏がまぶしいから
見えるはずのものが見えないのに
気づかない
目を開けて 私だけを見てて
昼の月のように
光なくしてから 見えてくるものも
あるわ
もう傷つくこと 悲しむこと
何もない 悔やまないで
昼と夜が呼び交わすとき
今の恋が本物になる
・
・
よく聞いて 少し不安だから
夏が褪せるまえに
つかみかけた夢を
五線に残しておいて
そばだてて その耳を鋭く
若い恋はpiano
虫の羽音に似て 頼りない和音
だから
もう気遣うこと ためらうこと
何もない 悔やまないで
空へ人が呼びかけるとき
今の恋が真実になる
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詩人:EASY | [投票][編集] |
如何なることも許される
自由は
表現を超えた感情の様に
君に真っ直ぐと降り注ぐ
疲れた体で作るなら
優しい笑顔がお勧めだ
流れ星はその材料には欠かせない
最良のレシピだ
纏わりついた湿度は
夏の想い出と共に
初恋の味を教えてくれる
遠ざかる車の音が
吹きかざした風のように
詩人:EASY | [投票][編集] |
脳をタワシと水で洗う
僕らはそのすぐ横の
鳥がさえずる陽の下で
笑顔で無邪気に遊んでる
始まったと思うのは
終わりがあると思うのと
おんなじ響きであることは
届きそうで届かない
ほんとは触れる雲みたく
綺麗に流れて見せるんだ
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
いつも昇り降りする階段
歩く道
君の好きだった食べ物
毎日寝るお布団
綺麗な空
君との思い出は数え切れないくらいある
毎日が大切で ひとつも忘れたくない
でも 君には会えない
でも
きっとまたいつか会える
どんな形か分からないけど
きっと会える
だからその時まで頑張って生きるから
君と一緒にいられる自分であるように
一歩一歩生きていくから
また一緒に過ごせる日まで
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
雲の動きを目で追うように
あなたの背に届くように
祈りをこめる
痛みにくらみ 目を細め
君の空を見上げている
自由を賭けた跳躍を
やめないように
今日の思いを忘れないから
僕はずっと幸せです
とんな冬でも
・
・
氷のような余韻を残し
すれ違った刹那の恋を
悔やまないけど
はじけた胸と 閉じた目で
君の空を見上げている
まぶたを刺して慰める
光の中で
今日の契りを刻みつけたら
善も悪もまじめに暮らす
ここに帰ろう
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ひとつだけ間違いないこと。
あの人が、この空の下にいるということ。
あの頃もそうだったのに。
もっと近かったのに。
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