詩人:ふくざわゆいと | [投票][編集] |
仕事の諸々で
体を壊したとき
「じゃあ、もうそのやり方はできないんじゃないか?
今までのやり方では また体を壊す
通用しないということなんじゃないか?
【スタイルを変えろ】と
だれかに
言われてるようなものだと捉えて
考え方、感じ方を変えてみたらどうかな?」と
さりげなく 教えてくれた
先輩は
尊敬できる人
詩人:猫のあし | [投票][編集] |
君がいなくなってもう2か月が過ぎたね
あれから色んな事があって
季節は暑かったのが、寒くなって
長袖を着るようになったよ
君といた時より忙しくないから
家でお料理をすることが増えたよ
時間があるから、君にこれをしてあげれば良かったな
とか
今ならいっぱい一緒にいてあげれるのにな、とか
そんなことが頭に浮かぶよ
一人暮らしじゃなくなったのに
君がいなくなったら
一人になってしまったような気持ちになるよ
君が好きだったぬいぐるみもひざ掛けも
まだ家にあるよ
君がまだいてくれるようで
持ってると落ち着くんだ
君は天国で
兄弟や仲間と 楽しく遊んでるのかな?
もう歩きにくくも痛くもないから
皆と楽しく走り回ってるのかも
そう考えると 少し救われるんだ
してあげられなかった事の方が多いけど
一緒に過ごした時間は
かけがえのないものだよ
いつまでも
幸せを祈っています
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
時には
安楽椅子で
過ぎた昔を思い起こす
別れた
あの人たちの顔はみんな
微笑み浮かべてる
私はどこまで行くの?
終着駅にはいつ着くの?
つまづき 忘れられても
黙って歩けば近づくの?
輝きを失って
心年ふりて
素直な言葉さえも
疑ってしまう
無明のときがもう
私を閉じ込める
────────
────────
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
雨もよいの日に
待っていてほしい
大きな画集を持ち
黄色い服で会いにいく
若葉の頃には
思い出せるでしょう
幸せに囲まれて
どうして人が泣くのかを
嘘を操るの
すでにやめました
わたしのことが気になるなら
手紙をください
──────
──────
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
古い映画のように色が戻る
時間がたつとともに胸が痛む
もっと遠くにいたい
──おねがい
遠くの光が怖い
舞いたつ破片(きらら)のように
何度も瞬くせいで
見返す勇気を減らす
・
・
今も心に残る辛い昨日
私みたいな人を抱いたあなた
夏の終わりに決めた
──さよなら
学生通りをゆるく
行き交う人々たちは
みんなが笑顔をつくり
孤独を追い越していく
──────
──────
詩人:浜崎 智幸 | [投票][編集] |
・
疲れはてた溜め息でもいいから
伝えられるものはすべて
わたしの背中に預けて
そしりも 涙も わたしに返して
あなたの大事な彼女(ひと)が泣くまえに
あなたはきっと優しすぎるから
──おやすみ おやすみ
わたしは
──おやすみ おやすみ
さびしさも
愛してゆける
──────
──────
詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
歳を重ねて垂れる乳
爛れる皮膚 痒い痒い
だらしのない
見せる相手のいない
醜い肢体は
自分さえ受け入れられれば
誰にも許しを求めなくて良い
嗚呼どうしてこうなった
漠然とわかっていたクセに
己の怠惰を
根拠のない自信が
結局 虚飾であることを
ぬるま湯はその分
冷えるのが早い
止まらない震え
思考停止
心肺停止まであと少し
詩人:高級スプーンあと何年 | [投票][編集] |
ひとりぼっちのワンルーム
君とまた話せるようになるには
まだ足りないか
生活していくのに苦労はあるが
一人でも生きてはいけている
人の声を再生すれば
どうにか孤独にも耐えられる
灰色の空を見れないくらい
家に閉じこもる一日も
薬があれば狂いはしない
ひとりぼっちのワンルーム
君とまた話せるようになるには
まだ足りないや
時間が経てば記憶は薄れるなら
夢を見るたび
どうして鮮明になっていくの
息遣いまで聞こえてきたら
あと一歩かな
ひとりぼっちのワンルーム
君とまた話せるようになるには
まだ足りないか